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ちょっと気になる鉄道雑学Vol.6 難読駅名(2)干支編

2009年は丑年。今回は干支にちなんで、「牛」の付く駅名を紹介します。
「牛」の字が含まれる駅名を日本全国から探してみたところ、JR線には17駅ありました。 早速そんな駅名を見てみましょう。

  • 「牛」の付く難読駅名クイズに挑戦!
  • 「牛」の付く駅名で読み方の難しいものを挙げてみました。みなさんいくつ読めますか?
    (1)初田牛駅
    (2)緋牛内駅
    (3)妹背牛駅
    (4)撫牛子駅
    (5)小牛田駅
    (6)牛島駅
    (7)特牛駅

    <答えはページの一番下にあります>

  • まだまだあります!「牛」の付く駅名

この駅名読めますか?

「牛」駅名は「牛」と関係がない!?
「牛」の付く駅の所在地を見てみると、北海道に多いことがわかります。北海道には牛が多いからなのでしょうか。そこで駅名の由来を調べてみました。 根室本線の初田牛駅は、アイヌ語の「オ・ハッタラ・ウシ」(河口が淵になっているところ)の音訳に由来しているとのこと。石北本線の伊香牛駅もアイヌ語の「イカ・ウシ・イ」(いつもあふれるところ)からその名が付いているそうです。 どちらもアイヌ語の当て字として「牛」の字を置いたもので、動物の「牛」とはあまり関係がないようです。

“牛食い伝説”が由来の駅名も……
牛ケ原駅―旧庄名の大きな原っぱが、牛が寝そべっている形をしていたことから牛ケ原という地名になり、駅名もそれに由来しています。

牛島駅―吉野川の氾濫が多く稲作にはあまり適さなかった土地で、牛の放牧が行なわれていたことから、この名が付いたという説があります。

牛久駅―寺の小僧は沼のほとりで昼寝ばかりしていたため、とうとう本物の牛になってしまいました。己を恥じて沼に身を投げようとする小僧。駆けつけた和尚さんは必死にしっぽをつかみましたが、しっぽは切れて牛は沼に落ちてしまいました。以来この沼は「牛食う沼」と呼ばれるようになったということですが、諸説あり、本当の由来ははっきりしていません。

観光名所にもなっている牛久沼。伝説のイメージとは異なり
風光明媚な景色が広がる

十二支の付いた駅名
「牛」以外の干支が付いた駅名を一部紹介します。

虎―虎姫(とらひめ)駅、滋賀県 北陸本線
竜―竜田(たつた)駅、福島県 常磐線
馬―馬堀(うまほり)駅、京都府 山陰本線
猿―猿橋(さるはし)駅、山梨県 中央本線
犬―犬飼(いぬかい)駅、大分県 豊肥(ほうひ)本線

駅名になっている「猿橋」は、日本三奇橋にも数えられる。
橋の名前の由来は、猿の谷渡りをヒントに橋を設計したため
という説がある

この他にも干支の文字が付いた駅名はいっぱい。自分の干支の駅名を探してみるのも面白いかもしれません。

<難読駅名クイズの答え>
(1)初田牛(はったうし)駅、北海道 根室本線
(2)緋牛内(ひうしない)駅、北海道 石北本線
(3)妹背牛(もせうし)駅、北海道 函館本線
(4)撫牛子(ないじょうし)駅、青森県 奥羽本線
(5)小牛田(こごた)駅、宮城県 東北本線・陸羽東線・石巻線・気仙沼線
(6)牛島(うしのしま)駅、徳島県 徳島線
(7)特牛(こっとい)駅、山口県 山陰本線

次回は「ヘッドマーク」を紹介します!

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