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テツペディア ちょっと気になる鉄道雑学

Vol.10 青春18きっぷ

「青春18きっぷ」。みなさんもこの切符の名前を聞いたことがあるかもしれません。
“青春”+“18”。一体どんな切符なの? 今回は、そんな「青春18きっぷ」の使い方や楽しみ方を紹介します。

18歳でなくても使えます

この切符が誕生したのは、昭和57年3月1日。
発売当時は「青春18のびのびきっぷ」という名称でしたが、翌年の3月から現在の「青春18きっぷ」に変更になりました。
“鈍行列車 = 青春 = 18歳”がこの切符の発売コンセプトですが、若者しか使えないわけではなく、老若男女誰でも利用できるお得な切符なのです。

青春18きっぷの使い方

「青春18きっぷ」は、旅客鉄道会社線(JR線)全線の快速・普通列車の普通車自由席と宮島航路に1日乗り放題の切符です。
1枚のきっぷで5回まで利用することができ、1回あたりの有効期間は1日。
1人で使う場合は5日間列車に乗り放題で、使用日は期間中であれば連続していなくても構いません。
また、同一行程であれば何人かで分けて使うことも可能です。
例えば、2人で1泊旅行する場合、行きに2枚と帰りに2枚使い、余った1枚は、期間中の別の機会に使うことができます。

※宮島航路は平成21年4月1日からJR西日本宮島フェリーによる運航となりますが、同日以降も引き続き利用できます。

青春18きっぷ

その日最初の乗車駅で駅名の入った日付スタンプを押してもらう

値段

11,500円。おとなもこども同額です。
例えば、東京駅起点で東海道本線を日帰り利用した時は、二宮駅以西に行けばおトクなので(東京~二宮往復2,560円)、熱海で日帰り温泉に浸かり、小田原で小田原城見学や名物のかまぼこ購入なんてプランも楽しめます。
夜行列車など、翌日にまたがる列車を利用する場合は、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効です(ただし、東京・大阪地区の電車特定区間内では最終電車まで有効)。

販売場所

全国のJRの主な駅、駅の旅行センター、営業支店及び主な旅行会社。
営業時間内にこれらの各窓口で購入することができます。
ただし、窓口営業時間内であっても、きっぷを発売していない時間帯があります。
特に、早朝や深夜に旅行を開始する場合は前もって購入しておくことをおすすめします。

発売・利用期間

春季・夏季・冬季の年3回
学校の長期休暇に合わせて利用期間が設定されています。
発売期間と利用期間は年によって多少の変動があるため、事前にJRのホームページや『JR時刻表』にて調べましょう。

青春18きっぷのルール

前述の通り、新幹線、特急・急行列車、グリーン車・寝台車、「JRバス」は利用することができません。
快速・普通列車の指定席を利用する場合、別に座席指定席券が、グリーン車自由席を利用する場合は、グリーン券が必要。グリーン車指定席を利用の場合は、グリーン券のほかに乗車券も必要です。
乗車整理料金・ホームライナー料金が必要な列車を利用の場合は、別に乗車整理券・ライナー券が必要になります。
旅客鉄道会社線(JR線)以外の会社線を経由する列車を利用の場合は、別に会社線に有効な乗車券類が必要です。
払いもどしは未使用で有効期間内に限ります(手数料が必要)。また、列車の運休や遅れによる払いもどしはできないのでご注意ください。

青春18きっぷ旅の楽しみ方

青春18きっぷで乗車できる主な列車は、いわゆる鈍行列車。しかしこれが青春18きっぷの醍醐味とも言えます。列車に揺られながら移りゆく車窓を眺めていれば、いつの間にか時が経つのを忘れてしまうでしょう。
時刻表を眺めながら旅行の計画を立てるのも楽しみの一つ。様々な列車に乗り継ぎながら、時刻表で調べた地に実際に到着できた時の感激はまたひとしおです。
乗り継ぎの空いた時間に駅の外へ出て、その土地の料理を味わうのも楽しいですね。
みなさんも青春18きっぷでスローな旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

鈍行列車に揺られれば、いつもと違う時間が流れる

次回は、「列車のシート」を紹介します!

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