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One Theme☆駅からはじまる旅 ―奥羽本線&東北本線・青森駅―

『太宰の生家「斜陽館」から、大迫力の「立侫武多の館」まで生誕100周年!太宰の故郷』 ~青森県青森市・五所川原市~

愛用のマントに、灰皿に……。太宰ワールドにタイムスリップ

 『斜陽』や『人間失格』、『走れメロス』などの名作で知られる太宰治。「ダザイ」の愛称で親しまれ、老若男女問わず、今なお根強い人気をもつ彼が明治42年(1909)に誕生してから、今年で100年を迎えた。わずか39年という短い生涯を“メロス”の如く駆け抜けた希代の天才が生まれたのが、青森県金木村(現・五所川原市金木町)だ。今回のツアー「奥津軽コース~太宰のふる里探訪~」は、太宰の生家として現存する「太宰治記念館(斜陽館)」からはじまる。

 入母屋造りの2階建て、さらに総ヒバ造りというその圧倒的な存在感で迫ってくる建物に、我を忘れて見惚れることしばし。もうすっかり太宰ワールドへとタイムスリップしている。館内に足を踏み入れると、目の前に広がるのは太宰が過ごした当時のままの姿。「あの黒光りする太い柱は太宰が触れていたのか」とか、「この階段を“幼きメロス”が駆け上がっていたのか……」とか。様々な思いが交錯して、太宰ファンでなくとも興奮してしまう。館内には太宰愛用のマントや灰皿、直筆原稿などが展示されているが、2階の和室の襖にとある2文字を発見したときは思わず鳥肌が立った。その文字は……。現地に行ってぜひ発見してほしい。

津軽衆が育んだ伝統の技に感動、興奮、ためいき

 青森北部の津軽衆には、秋田や庄内など日本海沿岸の人々に通ずる“明るさ”があるといわれる。賑やかなことが大好きという彼らが、長い年月を経て芸術へと昇華させたのが「津軽三味線」だ。「津軽三味線会館」は、三味線の歴史などを紹介する施設で、何と言っても、館内ステージで毎日数回行なわれる津軽三味線ライブが楽しみ。バチで弾く…というより叩いてビンビン空気を震わす迫力の音色。そして高揚感。冬の厳しい寒さにも負けないたくましい“津軽スピリッツ”が伝わってくる。手に汗びっしょり。その演奏に心地よい解放感を覚えた。

 太宰の生まれ故郷・金木を後にし、次に向かうは五所川原市内の中心部にある「立侫武多(たちねぷた)の館」。毎年8月4~8日に開催される「立侫武多祭り」は平成10年、約80年ぶりに復活した夏祭りで、高さ約22m、重さ約17tという巨大な山車が市街地を練り歩く。1年でわずか5日だけしか見られないその祭りの雰囲気を常時体感できるのがこの「立侫武多の館」。高さ約22mといえば7階建てのビルに相当する。下から見上げたときの巨大ねぷたの迫り来る迫力は筆舌に尽くしがたい。恐ろしさすら感じるほどだ。

 興奮冷めやらぬ中、最後に向かうは「津軽金山焼」の窯場。釉薬を使わず、1300度の高温で焼き上げたその焼き物は、土の風合いを生かした民陶で、コーヒーカップや酒器など日々の暮らしに根ざした作品がギャラリーに並ぶ。リーズナブルな品も多いので、お気に入りの品をゲットして、帰りの車内で一献! なんてのも乙な旅の締めくくりになるだろう。

今回クローズアップしたツアーはコレ!

太宰のふる里、金木、五所川原を訪ねる 奥津軽コース~太宰のふる里探訪~ (大型バス/ガイド付)

出発日:平成12年19日(土)、平成22年1月30日(土)、2月20日(日)、3月7日(日) 旅行費用:大人7,300円、小人6,200円 所要時間:7時間30分

■申込締切:各出発日の10日前
■食事条件:昼食1回(小人は大人同様の内容となります)
■利用交通:貸切バス利用
■添乗員:同行しません
■集合場所:青森県観光物産館アスパム1F正面(8:30から受付開始)
■注意事項:旅行代金にはバス代、斜陽館入館料、津軽三味線会館入館料、立侫武多の館入館料、昼食代、傷害保険料、消費税が含まれています。

2010年12月の「東北新幹線全線開通・新青森駅開業」に沸く青森市では、“食べる”“観る”“体験する”が一度に楽しめるツアー「観光バスで行く冬の青森」が実施される。地元担当者の企画ならではのレアな体験がいっぱい。普通のツアーとは一味違う話題の地元密着型ツアーで、冬のあおもりを思いっきり楽しもう!

ツアーコース

  • (1)9:00青森県観光物産館アスパム
    (集合場所)
    高さ76mの正三角形が目を引くこの建物では、青森の自然・文化・物産等を紹介。県内の主な土産品はここで手に入る。レストランや展望台からの眺めは絶景。1日2回「三味線音色頒布会」が開催され、津軽三味線の音色に酔いしれることができる。
  • (2)10:10太宰治記念館(斜陽館)
    太宰の父・津島源右衛門が建てた総ヒバ造りの豪壮な館。以前は旅館として営業していたが、平成8年から太宰治記念館として一般公開されている。館内の展示室には、愛用のマントや文机などゆかりの品々を展示。特に『走ラヌ名馬』の直筆原稿は必見。国の重要文化財。
  • (3)11:00津軽三味線会館
    津軽三味線の歴史や郷土芸能などを紹介。毎日行なわれる三味線ライブは人気だ。その他の時間帯には、観光ビデオも上映されている。撥(ばち)ストラップや三味線をかたどった箸置き、特産の長芋を使った「仁太坊(にたぼう)のおやつ」などオリジナルグッズも多彩で楽しい。
  • (4)12:20立侫武多(たちねぷた)の館
    平成10年に復活した五所川原名物の「立侫武多」を展示。高さ約22mの巨大ねぷたに思わず息を呑む。館内には、津軽平野を一望しながら郷土料理が楽しめる展望ラウンジや五所川原の銘菓・特産品が揃う物産ホール、立侫武多の紙張り・色付け体験が楽しめる立侫武多製作所などがある。
  • (5)14:30津軽金山焼窯場・本店
    その昔、「須恵器」の一大生産地だった梵珠山(ぼんじゅさん)で昭和60年に生まれた陶器。土の風合いが感じられる温かみのある民陶で、ビアカップや酒器など1000円以内で買える手頃な作品が多いのも魅力。敷地内にはレストランもあり、金山焼を器に使った洋食やデザートが味わえる。
  • (6)16:30アスパム(解散)

※天候その他の事情により、
行程が変更となる場合があります。

明治、大正、昭和を“メロス”の如く駆け抜けた天才 小説家「太宰治」ってどんな人!?

小説家・太宰治は明治42年6月19日、県下有数の大地主・津島源右衛門の六男として生まれた。本名は津島修治。17歳の頃、作家を志望するようになり、24歳の時、短編小説『列車』で小説家デビュー。この時から「太宰治」の名を使うようになった。その後、『富嶽百景』『走れメロス』『津軽』『斜陽』『人間失格』など多くの作品を次々に執筆。しかし、生涯で5度にわたる自殺・心中未遂を繰り返し、昭和23年に玉川上水で入水自殺。誕生日でもある6月19日に遺体が発見された。現在この日は「桜桃忌(おうとうき)」として知られ、太宰が眠る東京・三鷹の禅林寺には多くのファンが集う。なお、生誕100年を迎えた平成21年には、俳優の浅野忠信が太宰を演じる映画『ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~』が公開され、話題になった。

参加者募集中! ほかにもあります!モンスターの空中散歩から、水だこの釜ゆで体験まで 観光バスで行く冬の青森

八甲田山パノラマコース ~八甲田山空中散歩~

八甲田の醍醐味でもあるモンスター(樹氷)をロープウェーから見学する空中散歩を体験後、八甲田山の麓に位置する「ねぶたの里」で雪国の遊びや生活を体験。

コース●
アスパム(集合場所)[9:00] → 八甲田ロープウェー山麓駅[10:00] → 山頂駅(八甲田名物モンスター〈樹氷〉の見学) → 山麓駅ねぶたの里(かまくら村・ねぶた体験)※昼食、雪体験、ねぶた曳き体験[12:00~14:00] → アスパム(解散)[14:30]

募集要項

出発日:平成22年2月20日(土)、2月28日(日) 旅行費用:大人6,800円、小人5,500円 所要時間:5時間30分

■申込締切:各出発日の10日前
■食事条件:昼食1回
■利用交通:貸切バス利用
■添乗員:同行しません
■集合場所:青森県観光物産館アスパム1F正面(8:30から受付開始)

■注意事項:旅行代金にはバス代、ロープウェー往復料金、ねぶたの里入館料(各種体験含む)、昼食代、傷害保険料、消費税が含まれています。荒天により、ロープウェー運休の場合は城ヶ倉大橋見学及び酸ヶ湯温泉での入浴・休憩と致します。なお、代金については諸経費を除いた差額分を払い戻し致します。

十和田湖冬物語コース ~冬の十和田湖体験~

四季折々の表情が魅力的な十和田湖で、乙女の像や十和田神社を訪れ、湖上では遊覧船にて景観を楽しんだ後、青森県の冬の三大祭りの一つに数えられている「十和田湖冬物語」会場を散策。

コース●
アスパム(集合場所)[8:30]→(田代経由)焼山[10:20]→十和田湖[11:00]・乙女の像・乗船場[12:00]~乗船場[12:50]・十和田湖冬物語会場散策(昼食)[13:00~14:40]→焼山アスパム(解散)[16:40]

募集要項

出発日:平成22年2月6日(土)、2月14日(日) 旅行費用:大人5,900円、小人5,300円 所要時間:5時間30分

■申込締切:各出発日の10日前
■食事条件:各自負担となります
■利用交通:貸切バス利用
■添乗員:同行しません
■集合場所:青森県観光物産館アスパム1F正面(8:00から受付開始)

■注意事項:旅行代金にはバス代、遊覧船乗船代、傷害保険料、消費税が含まれています。

津軽半島冬景色コース ~厳冬の竜飛崎と水だこの釜ゆで~

外ヶ浜の竜飛漁港で旬の水だこの擬似漁体験や釜ゆでを見学し、国内では珍しい階段国道や津軽海峡冬景色の石碑、日本一の風が吹き付けるといわれている竜飛崎展望台など極寒の地を体験。

コース●
アスパム(集合場所)[8:30]→竜飛漁港[10:20]・階段国道(国道339号)[10:50]・津軽海峡冬景色歌謡碑[11:05~11:20]・竜飛崎展望台[11:30~11:55]→ホテル竜飛(昼食)[12:00~13:20]→龍飛岬観光案内所(旧奥谷旅館)[13:30~14:00]→アスパム(解散)[16:20]

募集要項

出発日:平成22年1月30日(土)、3月7日(日) 旅行費用:大人8,700円、小人7,600円 所要時間:7時間50分

■申込締切:各出発日の10日前
■食事条件:昼食1回
■利用交通:貸切バス利用
■添乗員:同行します
■集合場所:青森県観光物産館アスパム1F正面(8:00から受付開始)

■注意事項:旅行代金にはバス代、たこ釜ゆで体験料、昼食代、傷害保険料、消費税が含まれています。小人の昼食はお子様ランチを設定しております。大人の同様の食事を申し込まれる場合は大人料金となります。

各種ツアーのお申込み・お問合せ

(社)青森観光コンベンション協会

TEL.017-723-7211(平日8:30~17:30) http://www.atca.info/
青森市橋本2-2-17-4F 青森県知事登録旅行業第2-130号 (社)全国旅行業協会正会員

【ツアーの共通事項】
●募集人員:40名(最少催行人員20名) ●催行中止:最少催行人員に達しない場合、旅行開始日の前日から起算し、さかのぼって7日前に連絡いたします。 ●注意事項:天候、道路事情等により、行程中の発着時間などが変更となる場合があります。

今回ご紹介したツアー詳細ほか、旬の情報満載の冊子『冬のあおもり』を青森市内の観光案内所やアンテナショップなどで配布中です。冊子のご請求は(社)青森観光コンベンション協会までお気軽にどうぞ!

写真協力=青森県
※掲載されているデータは平成21年12月現在のものです。

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