江戸時代、宮城は仙台藩62万石の領地だった。仙台藩初代藩主は“独眼竜”伊達政宗。今でもこの地域では藩政時代に育まれた洗練された文化・伝統、進取の気性、高い美意識など「伊達文化」が色濃く息づく。そんな伊達家のお膝元で、今年も10月から12月にかけて観光キャンペーン「仙台・宮城【伊達な旅】キャンペーン」が開催される。
宮城は、秋保(あきう)温泉や鳴子温泉郷などをはじめとした温泉の宝庫。栗駒、蔵王、鳴子などの紅葉ポイントは言わずと知れた美しさ。そして、中でも「食」は目玉のひとつ。素朴で懐かしい味の郷土食から、贅沢なまでに海の幸がのった丼まで、一度食べたら忘れられないものばかり。
実は今、宮城では“丼”が熱い。食材は新鮮な地のものを使い、素材の味が十分に活きている。海の幸、地の幸が、ご飯が見えないくらいドーンとのった“伊達な美味しい「丼」もの”を豪快に食したい。
また、訪れる先々では“伊達なご当地グルメ”も待っている。歴史ある「うーめん」から、新たに仲間に加わった「そばだんご」まで、味覚で仙台・宮城の奥深さを感じよう。
地元で旬の食材を味わえば、感激すらしてしまう。そんな食の感動が詰まった宮城は“食の宝庫”でもあるのだ。今年の味覚の秋は、宮城で海と地の味を堪能しよう。