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旬たび☆日本列島(5)

2017年冬の大分旅 温泉王国・大分。別府の名スポットめぐりと国東半島のパワースポットめぐりへ

温泉王国・別府と神仏習合発祥の地・国東半島を旅する

源泉数・湧出量ともに日本一を誇るおんせん県大分。なかでも九州屈指の温泉地・別府温泉郷では、温泉蒸気を利用したむし湯や地獄蒸し料理など、温泉地ならではの体験が満喫できる。一方、別府から北東に向かった場所にある国東(くにさき)半島は、神仏習合発祥の地。1000年以上の歴史を持つ神社仏閣が点在し、今なお信仰の対象となっている。そんな神秘に包まれた“神仏の里”を訪ねる。

写真は宇佐(うさ)神宮。

癒され・遊ぶ旅Plan 1

鉄輪温泉名物「地獄蒸し」で心もお腹も大満足!

  1. 1922年(大正11)創業の「ひょうたん温泉」。約100℃の源泉を竹製の温泉冷却装置「湯雨竹(ゆめたけ)」で適温に冷ますため、源泉掛け流しの湯が加水なしで堪能できる
  2. 野菜や海鮮、鶏肉、卵など、好きな食材を購入し、100℃近い蒸気が噴出する地獄蒸し釜に入れたら、後は出来上がりを待つだけ。蒸し時間は食材ごとに異なる。食材の持ち込みも可(有料)
  3. 広大な草原に野生動物がのびのび暮らす「九州自然動物公園アフリカンサファリ」。園内はライオンやキリンなど大型動物がいる動物ゾーン、カンガルーやリスザルなど小動物がいるふれあいゾーンなど、多彩なエリアに分かれている
  4. 海の動物とのふれあいをテーマにした体験型水族館「うみたまご」。イルカやアザラシが気ままに過ごす姿を間近で観察できる「あそびーち」もおすすめ

日豊(にっぽう)本線別府駅からバスで約20分。“別府八湯”の一つ、鉄輪(かんなわ)温泉は古きよき、温泉街の雰囲気を今に伝える温泉地。中でも「ひょうたん温泉」は、露天風呂や砂湯、瀧湯など、バラエティーに富んだ湯船が一度に楽しめる施設だ。ぜひ体験してほしいのが、むし湯。高温の温泉蒸気に包まれていると、大粒の汗が噴き出し、デトックス効果も抜群そう。

良質の温泉を堪能した後は、徒歩約5分の「地獄蒸し工房 鉄輪」へ。鉄輪温泉の高温蒸気を利用した伝統の調理法「地獄蒸し」が気軽に体験できる施設である。温泉蒸気で食材を一気に蒸し上げるため、余分な脂分が落ち、素材本来の旨みが凝縮。ヘルシーでいくらでもお腹に収まりそうだ。

続いて「九州自然動物公園アフリカンサファリ」へ。九州唯一のサファリパークで、動物の形をしたジャングルバスに乗り込めば、ライオンやトラなどの猛獣がすぐ目の前に。エサやり体験も可能で、まるでアフリカの大草原に迷い込んだかのような気分になれる。

最後は別府湾沿いにある大分マリーンパレス水族館「うみたまご」へ。イルカやセイウチたちがハイレベルなパフォーマンスを愛嬌たっぷりに繰り広げるショーは必見。ショーの後はセイウチに直接触れることができるのも嬉しい。

温泉の恵みをグルメで!

地獄蒸し工房 鉄輪

スポットの情報

営業時間10時〜19時(地獄蒸し釜の最終受付は18時)。※12/31・1/1、4/1以降は要確認

第3水曜休(祝日の場合は翌日)。

地獄蒸し釜基本使用料(30分以内)510円〜、延長10分ごとにプラス150円〜。

釜の大きさにより異なる

アクセス

日豊本線別府駅からバス約20分の鉄輪下車

詳細はこちら

歴史と文化に触れる旅Plan 2

六郷満山文化が息づく神仏習合の聖地

  1. 「宇佐神宮」の本殿は、3棟が横一列に並び、八幡造と呼ばれる建築様式を今に伝える(国宝)。そのほか境内には、若宮神社や呉橋、宇佐鳥居など重要な建造物が点在。九州を代表するパワースポットのひとつとして知られる神社
  2. かつて隆盛を極めながら火災で焼失した幻の大寺院「馬城山伝乗寺(まきさんでんじょうじ)」の跡と伝えられる「真木大堂」。9体の仏像はいずれも国指定重要文化財
  3. 「文殊仙寺」の御本尊は知恵をつかさどる文殊菩薩(もんじゅぼさつ)。12年に一度、卯年の大祭時のみ開帳される秘仏だ。境内では精進料理(要予約)が楽しめるほか、坐禅や写経などができる宿坊体験も実施されている
  4. 風光明媚な奈多海岸に面した「奈多宮」。沖合300メートルの場所には元宮といわれている離れ岩があり、小さな朱色の鳥居が立つ

国東半島は、山岳信仰と古代仏教が融合した“神仏習合発祥の地”。古くから六郷満山(ろくごうまんざん)文化と呼ばれる独自の宗教文化が発展した聖地だ。日豊本線宇佐駅からバスに乗り、六郷満山の原点ともいえる「宇佐神宮」へ。創建は神亀2年(725)、全国4万社を超える八幡社の総本宮だ。

国東半島は貴重な仏像の宝庫でもある。奈良時代に創建された「真木大堂(まきおおどう)」に立ち寄ると、平安時代後期に作られた9体の木造仏像に出合う。四天王立像を従えた本尊の「木造阿弥陀如来坐像」や、水牛にまたがった「木造大威徳明王(だいいとくみょうおう)像」など、その豪壮なたたずまいに思わず見惚れる。

続いて、国東半島で2番目に高い文珠山(もんじゅさん)の中腹に山門を構える「文殊仙寺(もんじゅせんじ)」へ。開山は大化4年(648)。六郷満山随一の古刹だ。樹齢1000年を超えるケヤキなどの巨木に囲まれた境内は静寂に包まれ、厳かな雰囲気が漂う。

国東半島の東側、伊予灘に面した奈多海岸へ足を延ばすと、海岸のほぼ中央に鎮座する神社「八幡奈多宮(はちまんなだぐう)」がある。天平元年(729)創祀。境内の宝仏殿には、宇佐神宮の旧御神体とされる木造僧形八幡神坐像と2体の木造女神坐像が収蔵されているのでぜひ見学したい。

六郷満山文化、始まりの地

宇佐神宮

スポットの情報

上宮の開門時間6時〜21時(4月〜9月は5時30分〜21時)

正月期間中は要確認

アクセス

日豊本線宇佐駅からバス約10分の宇佐八幡下車

詳細はこちら

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