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THE列車

「(ワイドビュー)しなの」 JR東海

山深い木曽路を駆け抜けるワイドビュー特急

四季折々に美しい木曽路の風景を車窓に映して走るのが、中央本線・篠ノ井線経由で名古屋駅~長野駅間を結ぶ特急「(ワイドビュー)しなの」です。車両は曲線区間の多い中央本線を走るのに適した振り子式の383系電車で、下りの先頭にパノラマグリーン車が連結されています。通常は6両編成(2~4号車が普通車指定席、5・6号車は普通車自由席)ですが、多客時には8両または10両編成で運転されます。

名古屋駅を出発した列車は古虎渓(ここけい)駅手前で岐阜県へと入り、中津川駅を過ぎて木曽路へと進みます。車窓には木曽川の流れや奥深い山々が映し出され、景勝地「寝覚(ねざめ)の床」や中山道沿いの宿場町など、木曽路ならではの景観を望むことができます。塩尻駅からは篠ノ井線となり、日本三大車窓のひとつ・善光寺平の眺望が美しい姨捨(おばすて)駅を通過すると、列車は長野市に入り、終着の長野駅へと到着します。

鉄道コンシェルジュ・ミスターKのとっておき情報

ワイドな車窓風景が楽しめる
「しなの」用ワイドビュー車両

急勾配や急曲線の多い中央本線のために開発された振り子式の車両で、長野寄りの先頭車は前面パノラマ風景も楽しめるグリーン車を連結。車窓の風景をワイドに楽しめるように、側面の客室窓が天地85センチメートルに拡大されています。また、座席の前後間隔や幅も従来の車両より拡大されており、ゆったりと木曽路の風景を楽しめるようになっています。

中津川駅~塩尻駅間の車窓は
木曽川や「寝覚の床」に注目!

中津川駅~塩尻駅間は車窓のハイライトが多く、木曽川の流れと中山道沿いの町並み、木曽の山並みに囲まれた村落の風景が車窓を飾ります。下り列車は、落合川駅を通過すると木曽川を渡り、その先は列車の両側から川の流れを見ることができます。また、倉本駅~上松駅間では進行方向の左側に景勝地「寝覚の床」も現われます。

日本三大車窓のひとつ
篠ノ井線の姨捨駅を通過!

塩尻駅~篠ノ井駅間は篠ノ井線を走行しますが、姨捨駅には停車しないため、下り列車は駅を左手に見上げながら急勾配を駆け下りていきます。その際、右手には日本三大車窓のひとつとして知られる「善光寺平」の絶景が現れ、誰もがしばし車窓に釘付けとなります。四季折々だけでなく、時間ごとに変化する美しい風景を楽しむことができます。

観光シーズンを中心に
大糸線白馬駅まで直通運転

定期列車は名古屋駅~長野駅間の運転ですが、観光シーズンの多客時には、松本駅から大糸線に入り白馬駅まで運転される臨時列車が一日1往復運転されています。この列車を利用すれば、「立山黒部アルペンルート」の長野側の起点である信濃大町駅や、安曇野の風景が広がる穂高駅、栂池(つがいけ)高原・八方白馬への玄関口となる白馬駅まで乗り換えなしで向かうことができます。

往復に普通車指定席を利用できる
「木曽路フリーきっぷ」

名古屋駅から特急「(ワイドビュー)しなの」の普通車指定席を利用して木曽路を旅するのに便利なきっぷが「木曽路フリーきっぷ」です。名古屋市内から1人用9320円、2人用12410円、3人用15500円、4人用18590円(2~4人用は同一行程に限る)。特急「(ワイドビュー)しなの」往復に、中津川駅~洗馬駅間のフリー区間で特急または快速・普通列車の普通車自由席が3日間乗り降り自由となります。

指定されたバス・タクシーに乗車できる
「木曽路エンジョイチケット」

「木曽路フリーきっぷ」には、「木曽路エンジョイチケット」が付いてきます。指定されたバス・タクシー・駅レンタカーを利用できる「木曽路バス・タクシー・駅レンタカー券(4000円分)」と、宿場町の一部店舗で利用できる「木曽路お買い物券(2000円分)」、さらに木曽路エリアの15の観光施設入場券がセットになっており、とてもおトクです。

列車情報

運転日 毎日
運転区間 中央本線・篠ノ井線・大糸線・信越本線 名古屋駅~松本駅・長野駅・白馬駅間
運転時刻

定期列車は1日13往復運転。

  • 下りの始発は1号 名古屋駅07:00発 → 長野駅10:01着
  • 下りの最終は25号 名古屋駅19:40発 → 長野駅22:39着
  • 上りの始発は2号 長野駅06:09発 → 名古屋駅09:17着
  • 上りの最終は26号 長野駅19:40発 → 名古屋駅22:34着
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