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THE列車

「四国まんなか千年ものがたり」 JR四国

スイッチバック体験と渓谷美が魅力の観光列車

多度津(たどつ)駅と大歩危(おおぼけ)駅を結ぶ、土讃線の新しい観光列車が「四国まんなか千年ものがたり」です。列車名は、沿線に弘法大師の生誕地・善通寺や、古くから海の神様として信仰を集める「こんぴらさん」こと金刀比羅宮、平家落人の秘話や伝説が今なお残る秘境・祖谷(いや)地方など、千年を超える歴史的な文化や景観が残されていることや、地理的に四国のまんなかあたりを走行することから名付けられました。さらに「おとなの遊山」をコンセプトにした列車には、午前運転の下り列車に「そらの郷(さと)紀行」、午後運転の上り列車には「しあわせの郷紀行」の愛称が付けられています。

なお、車両はキハ185系特急形気動車を改造した3両編成で、外観デザインは春夏秋冬・四季の移ろいを車両ごとの彩りで表現。1号車は「春萌(はるあかり)の章」、2号車は「夏清(なつすがし)の章」「冬清(ふゆすがし)の章」、3号車は「秋彩(あきみのり)の章」とし、各車両には食事が楽しめるテーブルが配置されています。

また、秘境駅として名高い坪尻駅では、全国的にも珍しいスイッチバックも体験可能。大歩危峡や祖谷の雄大な自然と共に、技術の粋を集めた鉄道遺産も楽しむことができます。

鉄道コンシェルジュ・ミスターKのとっておき情報

四季の移ろいをデザイン
彩り鮮やかな3両編成の観光列車

キハ185系特急形気動車を改造した3両編成の列車は、車両ごとの鮮やかな色彩により1編成で四季の移ろいを表現。1号車が春、2号車は夏と冬、そして3号車は秋のイメージとなっています。車内インテリアは古民家をモチーフにした木に包まれた空間となり、1号車は新緑色のソファー、3号車は紅葉色のソファーを配置して、異なる雰囲気を演出しています。

ひとり旅でも安心
カウンター席もある1・3号車

1号車(写真)には、ひとり旅に最適な窓向きのカウンター席を6席、カップルに最適な2人席を2組、3・4人のグループや家族連れに最適な4人席を3組配置。3号車も座席配列は同じですが、2人席が3組となっています。また、車内は1号車が若葉の芽吹き、3号車は色づく山々・熟れた果実をイメージしており、往復利用の時は号車を変えると、また違った趣きが楽しめます。

ベンチソファーでしばし歓談
家族連れやグループで楽しむ2号車

2号車は、夏の川のすがすがしさ、冬の空気の清らかさを表現。藍染めがカラーモチーフの床フローリングが特徴の車内には、ダイニングコーナーや多目的トイレが設置されています。長さ7メートルのベンチソファーは、囲炉裏を囲む団らんの風景をイメージしており、6人以上の家族連れやグループ旅行に最適です。

険しい山々に囲まれた
「そらの郷」大歩危へ

徳島県西部の険しい山岳エリア「そらの郷」へ向かう下り列車は、「そらの郷紀行」として運転。事前予約制の食事は、金刀比羅宮が運営するレストラン「神椿」の料理長監修「さぬきこだわり食材の洋風料理」を提供。厳選した香川県の地元食材を使った洋食のセットで、讃岐三畜と旬の地元野菜の洋食プレートなど、季節ごとのメニューが用意されています。

「しあわせの郷紀行」で
豊かな自然と里山に出合う

金刀比羅宮の有名なキャッチフレーズ「しあわせさん、こんぴらさん」と讃岐の豊かな自然、そして心を温かく包んでくれる里山のイメージから「しあわせの郷紀行」として運転。事前予約制の食事は、日本料理「味匠 藤本」の料理長監修「おとなの遊山箱」を提供。徳島の子どもたちが野や山に遊びに行く際、お弁当を詰めて持って行った三段の重箱をアレンジした「おとなの遊山箱」には、地元食材にこだわった料理が盛り込まれています。

記念日のプレゼントに!
特別オーダーサービス

大切な人の記念日に「四国まんなか千年ものがたり」に乗車するなら、花束&メッセージサービスがおすすめ。あなたが書いた大切なメッセージに花束を添えて、アテンダントが席まで届けてくれます。心のこもったサプライズに、きっと相手も喜ぶはず。JR四国千年ものがたり企画室で乗車日の7日前まで受付しています。

列車情報

運転日 土曜・休日を中心に運転(平成29年9月30日まで月・金曜も運転)
運転区間 土讃線 多度津駅~大歩危駅間
運転時刻
  • 【下り】 多度津駅10:21発 → 大歩危駅12:48着
  • 【上り】 大歩危駅14:20発 → 多度津駅17:16着

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