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THE列車

「志国高知 幕末維新号」 JR四国

「志国高知 幕末維新博」記念のトロッコ列車

2017年の大政奉還150年、2018年の明治維新150年を記念し、高知県では「志国高知 幕末維新博」を2019年1月末まで開催。高知県内25の歴史文化施設などで貴重な歴史資料を展示しています。土佐藩だった高知県からは坂本龍馬をはじめ、中岡慎太郎、ジョン万次郎、岩崎彌太郎など、今も語り継がれる多くの偉人が世に出ており、土讃線高知駅~窪川駅に登場したトロッコ列車「志国高知 幕末維新号」には、土佐の志士がデザインされています。

高知駅発の下り列車は、龍馬が志を持ち旅立っていく様子をイメージして「龍馬立志の巻」、窪川駅発の上り列車は、旅のクライマックスと幕末維新の日本の夜明け前を重ね合わせて「日本の夜明けの巻」の名が付けられています。この列車に乗ると、幕末の動乱の時代に日本の礎を造り上げた土佐の志士たちの思い、歴史・食・自然などの高知県の魅力を存分に楽しむことができます。

鉄道コンシェルジュ・ミスターKのとっておき情報

土佐の志士たちを
車体全体にデザイン

列車はキハ185形+キクハ32形の2両編成。車両正面に坂本龍馬、トロッコ車両の側面には中岡慎太郎、ジョン万次郎、岩崎彌太郎、吉村虎太郎、武市半平太がデザインされています。なお、土佐の風を感じながら車窓が楽しめるトロッコ車両は、伊野駅~土佐久礼駅間で乗車できます。このほかの区間はキハ185形の普通車指定席の利用となります。

美しい海岸線や
仁淀ブルーが車窓を彩る

列車は龍馬脱藩の道に沿ってゆく土佐の旅。龍馬が脱藩する途中で見たであろう景色のなかをトロッコ列車が走り、伊野駅~波川駅間では「仁淀ブルー」で有名な仁淀川を渡ります。太平洋の雄大な眺めを楽しめる安和駅付近ではスピードを落として走行するので、車窓の風景を十二分に楽しめます。このほか、山肌に張り付くように立つ工場の姿なども見ることができます。

地元高校生による「おもてなし」
 

トロッコ列車の車内では車掌が沿線の見どころについて案内。また日にち限定で高知県立伊野商業高校、高知市立高知商業高校の生徒たちによる高知の特産品・記念品の販売などの「おもてなし」があります。ほかにも高知県いの町の土佐和紙を使用した特典付き記念乗車証が配布され、こうち旅広場や道の駅なかとさなどの沿線24施設で、さまざまな特典を受けることができます。

土佐の恵みを楽しめる
「龍馬のお弁当」を予約販売

高知駅発の下り「龍馬立志の巻」では、鰹、クジラ、ウツボなど土佐ならではの海の幸をはじめ、しょうが、フルーツトマトなど地元産の食材をふんだんに使用した、トロッコ列車でしか味わえない特製弁当「龍馬のお弁当」(税込2000円)を用意しています。(一社)仁淀ブルー観光協議会(TEL.0889-20-9511〈10~16時・土休日を除く〉)で乗車日4日前まで予約できます(注文の際に座席番号が必要)。

高知駅前の総合案内所
「こうち旅広場」開設中

高知駅前には「志国高知 幕末維新博」の総合案内所「こうち旅広場」が設置されています。博覧会の会場の紹介、高知県内の観光案内や地域のおすすめツアー、高知のお土産品の販売などを行なっています。また、広場では坂本龍馬と中岡慎太郎、武市半平太の大きな立像が出迎えており、偉人たちに思いを馳せ、その息吹を感じることができます。

土・日・祝日の普通列車が乗り放題!
「四国再発見早トクきっぷ」

土・日・祝日にJR四国全線と土佐くろしお鉄道(窪川駅~若井駅間)の普通列車の普通車自由席およびJR四国バスの路線バス(高速バスを除く)が1日間乗り放題となるきっぷです。別に指定席券を購入すれば、「志国高知 幕末維新号」や「しまんトロッコ」などのトロッコ列車にも乗車できます。発売は利用日の1カ月前から前日まで、おとな2060円、こども1030円となります。

列車情報

運転日 5月27日までの土・日・祝日運転
運転区間 土讃線 高知駅~窪川駅間
運転時刻
  • 【下り】 高知駅10:14発 → 窪川駅12:39着
  • 【上り】 窪川駅14:15発 → 高知駅16:18着

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