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男子も歓迎!列車で女子旅~栃木~ 今年の夏のキーワードは「節電」。だからおススメの旅行先は、避暑地なのです!歴史と文化と温泉の町、世界遺産・日光へ、リニューアルした赤い直通特急で遊びにいきましょう。

楽ちん☆快適☆直通特急で行く! 世界遺産・日光と夏の温泉イベントを楽しむ旅

例えばこんなめぐり方|1日目|新宿駅⇒東武日光駅⇒日光山輪王寺⇒日光東照宮⇒日光二荒山神社⇒東武日光駅⇒鬼怒川、川治、湯西川温泉泊
例えばこんなめぐり方|2日目|鬼怒川、川治、湯西川温泉⇒龍王峡⇒鬼怒川温泉駅⇒東武ワールドスクエア⇒鬼怒川温泉駅⇒下今市駅⇒新宿駅
1 リニューアル車両で、都心から快適アクセス 特急 日光号・きぬがわ号

 新宿駅から東武日光駅や鬼怒川温泉駅まで、約2時間で行けちゃう特急「日光号」「きぬがわ号」。今年6月にデビューした新型車両は、赤と朱色の外観がカワイイ! 世界遺産の寺社や神橋をイメージしてるんだって。
 客席も旧型よりもゆったりしていて、奇数号車のシートは華厳の滝や中禅寺湖をイメージした青色、偶数号車は紅葉やレンゲツツジのオレンジ色。日光に着く前から旅気分が盛り上がります。
 ベビーカーがおける大型荷物スペースや授乳・おむつ替えができる多目的室もあってママにもぴったり☆ 化粧直しができるパウダールームもあります。赤ちゃんや女子に優しい電車は、誰にとっても快適間違いなし!

日光・鬼怒川観光フリーきっぷ

「日光号・きぬがわ号」+フリーエリア内の東武鉄道線普通列車(快速含む)の普通車自由席が3日間乗り放題に加えて、タクシー・バスクーポン(おとな1500円分)付きのお得なきっぷ。 東京都区内発でおとな7800円、こども3700円(他の設定もあります)。

2 見逃せない! 期間限定の新名所「天空回廊」 輪王寺・日光東照宮・日光二荒山神社

 「日光の社寺」として世界遺産に登録されている日光山。なかでも、徳川家康をまつった日光東照宮と、日光の山岳信仰の中心地の日光二荒山(ふたらさん)神社は「関東最強」と言われるパワースポット。大きく深呼吸して身体エネルギーをUP。
 もうひとつの世界遺産・徳川家光の霊廟のある輪王寺には、今年4月に「天空回廊」がオープン。本堂(三仏堂)の修理が終わる平成32年度まで、本堂の屋根の高さと同じ地上約26mから、平成の大修理の現場や日光の門前町が眺められます。10年間の期間限定だから見逃せない!

日光山輪王寺「天空回廊」

見学時間:8:00~16:00。三仏堂券大人400円、子ども200円(二社一寺共通拝観券では入場不可)。TEL.0288-53-4646

日光東照宮

拝観時間:8:00~17:00。大人・高校生1300円、小中学生450円(宝物殿、美術館は別途入館料が必要)。TEL.0288-54-0560

日光二荒山神社

拝観時間:8:00~17:00。本社神苑入園料大人200円、小中学生100円。TEL.0288-54-0535

二社一寺(東照宮、輪王寺、二荒山神社)共通拝観券

一般1000円、高校生600円、小中学生400円。

3 伝統をいただきます♪ 自分に“ご褒美”ランチ 日光金谷ホテル宮庵・西洋料理「明治の館」

 明治時代のはじめ、夏でも涼しい日光には避暑地として皇族や外交官、政財界の紳士など国内外のVIPたちが交流を深めました。ランチはそんなハイカラだった日光の伝統が味わえるお店でいただきます♪
 まず、東照宮の武徳殿前にある「宮庵(ぐうあん)」(写真上)は、明治6年(1873)開業のクラシックホテル「日光金谷ホテル」の直営店です。大正時代のカレーのレシピを再現した「百年ライスカレー」(写真下・1700円)のほか、チーズケーキなどの金谷スイーツもおススメ。
 もうひとつのレストランは、蓄音機を日本に伝えたアメリカの貿易商・F.W.ホーンの別荘だった石造りの洋館「明治の館」。エレガントな雰囲気のなかで、コース料理(3990円~)やオムレツライス(1785円)など、文明開化の「味」が楽しめます。

日光金谷ホテル 宮庵

営業時間:10:00~16:00(ラストオーダー)、12~3月は木曜定休。TEL.0288-50-1550

西洋料理 明治の館

営業時間:11:00~19:30(ラストオーダー)、水曜休。TEL.0288-53-3751

4 イベント盛りだくさん♪ 沿線の名湯・秘湯? 鬼怒川温泉・川治温泉・湯西川温泉

 お泊まりは、東武日光駅から少し足を延ばして沿線の温泉地へ。それぞれの温泉街で、さまざまな楽しいイベントを開いています。
 鬼怒川に沿って開けた鬼怒川温泉(写真上)は、江戸時代には大名や僧侶のみが入れたという温泉。明治以降に一般の人にも開放されて、誰もがよく知る大型温泉地になりました。一方、鬼怒川温泉の上流にある川治温泉は、山あいにあって静かな雰囲気。川岸の露天岩風呂から眺める四季折々の景観が最高です。
 さらに北に向かうと、平家落人の里・湯西川温泉。壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平家一族が、ここに逃れて傷をいやしたと伝えられる歴史のある温泉です。深山ならではの珍味も食べられます。7月18日には「湯西川水の郷(写真下)」もオープン。食堂や売店、温泉浴場などを備えた観光センターで一休み。湯西川くらし館も併設されていて、山里の文化を学べますよ。

鬼怒川温泉●芸妓さん変身体験「華のにぎわい」(写真中)

芸妓さんの姿に着付けをしてもらい、外出や写真撮影ができる(2時間、7500円~)。踊りや三味線などのお座敷遊びを体験する講座もある(90分、3万円~)。 鬼怒川温泉芸妓・芸妓屋組合TEL.0288-77-1141

鬼怒川・川治温泉●温泉まんじゅうマップ

各お店が趣向をこらしたオリジナル温泉まんじゅうを紹介したマップ

湯西川温泉●オーロラファンタジー

温泉街にある「安らぎの森」で、7色のレーザー光線で「オーロラ」を描き出す幻想的なイベント。開催期間:8月3日~8月21日。料金:大人800円(宿泊者は600円)、子供500円(同300円)。湯西川・川俣・奥鬼怒温泉観光協会TEL.0288-97-1126

湯西川温泉●湯西川水の郷

開館時間:9:00~17:00(温泉浴場は9:00~21:00)。「湯西川くらし館」入館料:高校生以上300円、小中学生150円。温泉入浴料:中学生以上500円、小学生250円。湯西川・川俣・奥鬼怒温泉観光協会TEL.0288-97-1126

5 あなたはネイチャー派? テーマパーク派? 龍王峡・東武ワールドスクウェア

 その名のとおり、龍がのたうつ姿を思わせる迫力ある景観の龍王峡。今から2200万年も前に、海底火山から噴出した火山岩が長い時間をかけて鬼怒川に浸食され、作りだしたダイナミックな渓谷美が見事です。爽やかな散策路があるので、マップを片手に自由に歩くのもいいし、ガイドさんと一緒にハイキングするのも楽しい♪
 テーマパーク好きなアナタにおススメなのは、世界の有名建築物を25分の1の縮尺で再現した東武ワールドスクウェア。世界文化遺産に登録されている45点の建物にあえて、世界旅行気分が味わえます。東京スカイツリー®も一足先に完成~!

龍王峡ハイキングマップ

龍王峡駅、川治温泉駅、川治湯元駅からのハイキングマップ。鬼怒川・川治温泉観光協会TEL.0288-77-2052

ガイドと歩く龍王峡ハイキング

龍王峡駅改札口前から毎日開催。集合時間:10時/13時。約1時間半のコースをガイドと一緒に歩く。料金:2000円~。要予約。ネイチャープラネットTEL.0288-78-1177

東武ワールドスクウェア

営業時間:9:00~17:00。入園料:中学生以上2500円、小人1200円(8月25日~31日は小学生以下入園料無料)。総合予約センターTEL.0288-77-1055

こちらもおすすめ  両毛線で「美人の町」足利エリアへ 女子力アップ↑の旅

 渡良瀬(わたらせ)川の流域に広がる足利市は、日本最古の学校「足利学校」や世界最大級の陶磁器美術館「栗田美術館」、織物の「銘仙」などで知られる歴史と文化の町。「嫁に持つなら、足利むすめ」と歌われるくらいに、美人が多いという足利の寺社をめぐって、女子力アップ!

 まず、旅する女子に人気の厳島(いつくしま)神社の「美人弁天」は、参拝すると「美人証明」がもらえます。ちなみに美人というのは、「個々の女性の心、内面からにじみでる美しさ」なんだって♪

 次に、正面の大鳥居から229段の階段を登れば、縁結びの願いが叶うと言われる足利織姫神社。高台にライトアップされた社殿が浮かぶ夜の姿もキレイです☆。
 一方、悪縁切りで知られる門田稲荷神社は、下野國一社八幡宮の境内にあります。日本三大縁切神社のひとつで、さまざまな「縁切り」を願う古い絵馬が今も残されています。織姫神社のキャラクター「ひめちゃん」と、門田稲荷神社の「たまちゃん」をあわせた「ひめたま」グッズも密かな人気。

 さらに、いま注目なのが、着物が好きな、A:明るくって、K:根性があって、G:元気いっぱいな小学生から大人までの女子グループ「足利着物ガールズ(AKG)23」。足利の特産品でアンティークな着物「銘仙」を着て活動中です☆ キュートな銘仙を着てみたくなったら、レンタル着物を借りて街を歩くのもいいかも!

*女子旅ポイント*

厳島神社 美人弁天

交通:JR足利駅・東武足利市駅から徒歩約20分。

足利織姫神社

交通:JR足利駅から徒歩約20分。ライトアップ:8月12日~16日19:30~22:30。TEL.0284-22-0313

門田稲荷神社

交通:JR足利駅から徒歩約20分。TEL.0284-71-0292

のほほん着物さんぽ

レンタル着物を着付けてもらい、足利学校で写真撮影をする。和菓子と抹茶付き。9月23日、24日。足利まちなか遊学館で受付。2500円。足利市観光交流課TEL.0284-20-2165


美人弁天は祭神「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」の分身

高台に建つ機織りと縁結びの神様
「足利織姫神社」の境内から

縁切り神社の門田稲荷神社には、
キャラクターの絵馬もたくさん

アンティークな着物・銘仙を着た
足利着物ガールズのみなさん

大正時代にトリップした気分で、
銘仙を着て街のなかを散歩
文=本間朋子 写真協力=栃木県観光協会、裏辺研究所、日光山輪王寺、日光金谷ホテル、東武ワールドスクゥエア、鬼怒川・川治温泉観光協会、日光市、足利市
※掲載されているデータは平成23年8月現在のものです。

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