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新幹線温泉三昧フルムーン
~快適グリーン車で名湯めぐり4336kmの極楽旅行~

  • ●1日目|盛岡にてランチ花巻温泉郷滞在
  • ●2日目|宇都宮で餃子を越後湯沢温泉へ
  • ●3日目|熊谷に立ち寄り熱海温泉へ行く
  • ●4日目|熱海から九州へ玉名温泉に宿泊
  • ●5日目|鹿児島へ寄り道お昼を食べ帰京

1日目|盛岡で焼肉を味わいお腹を満たし花巻温泉郷でのんびりゆっくり!|東北新幹線[東京⇒盛岡⇒新花巻]

  • 東京駅で東海道新幹線と肩を並べる東北新幹線E5系。北海道新幹線H5系はこのE5系がベースに

  • E5系グリーン車はモダンな雰囲気。電動レッグレストにヘッドレストもあって座り心地も上々!

  • 岩手の玄関、盛岡駅。最高速度320km/hのE5系「はやぶさ」なら東京から2時間ほどの近さだ

  • 盛岡でランチといえば焼肉が一番。カルビにロース、レバーを味わい、盛岡冷麺もいただく

  • 花巻温泉郷の宿、部屋に付いた半露天風呂はもちろん源泉かけ流し。入り放題で極楽極楽!

  • テーブルいっぱいに並ぶ夕食。花巻温泉郷でも部屋食対応の宿があり、ゆっくりと味わえる

 平成28年3月26日の北海道新幹線開業。これにより新幹線ネットワークは一段と拡充する。ところで新幹線と聞くと、ビジネス利用のイメージも大きい。しかし、温泉大国、日本だけに新幹線の沿線にも名湯がずらり!

 ここはぜひ、極めて快適な新幹線グリーン車に乗って、フルムーンパスで温泉三昧、グルメ三昧の極楽夫婦旅行に出かけてみませんか。今回は、岩手、新潟、静岡、熊本の名湯を訪ねるコースをご紹介。いずれの温泉も新幹線駅のすぐ近くにある。

 旅の初日は岩手県の花巻温泉郷へ。東京からまっすぐ向かうのもよし、平泉の中尊寺を見学して行くのもよし。また、食いしん坊の方には盛岡で名物の焼肉や冷麺をお腹いっぱい味わうプランもおすすめしたい。

 『雨ニモマケズ』で知られる宮沢賢治の故郷、花巻。花巻温泉、台温泉、大沢温泉、志戸平温泉などからなる花巻温泉郷を形成し、賢治も大沢温泉ではたびたび湯浴みをしたのだとか。

 泉質は弱アルカリ性の単純温泉、単純硫黄泉、含食塩芒硝泉とさまざま。花巻温泉郷は露天風呂付き客室を備えた宿が東北地方で特に多く、夫婦水入らずで温泉が楽しめる露天風呂付き客室はフルムーン旅行にもってこいだろう。

 かつては東北本線の花巻駅より花巻電鉄の電車が結んでいた花巻温泉郷。愛称の「馬面(うまづら)電車」をご記憶の方もいるのでは。現在では東北新幹線の新花巻駅を中心に「無料送迎バス」(要予約、時刻も要確認)も走っており、気軽に温泉へ行くことができる。

1日目●乗車距離:570.6 km 運賃・料金合計2人分:43,740 円
【個別区間(列車)ごとの運賃・料金と乗車距離】
東京~盛岡:@18,330円(乗8,420円 特グ9,910円)乗車距離535.3km ※「はやぶさ」の運賃・料金
盛岡~新花巻:@3,540円(乗670円 特グ2,870円)乗車距離35.3km
※通常期の場合 ※距離は運賃計算に用いるキロ数

モデルコース

新幹線温泉三昧フルムーン 1日目
1

発着駅 時間 メモ
盛岡でランチを食べ、花巻温泉郷へ
(花巻温泉郷泊)
~ E2系・E5系に乗車 ~
東京 発 9:36 東北新幹線【はやぶさ11号】グリーン車 E5系
盛岡 着 11:47 観光&ランチ
盛岡 発 15:54 東北新幹線【はやて118号】グリーン車 E2系

(平成28年3月26日のダイヤ改正後は、盛岡15時7分発【やまびこ52号】E5系で新花巻15時18分着)

新花巻 着 16:05 この日は花巻温泉郷泊

旅のメモ

観光の問合せ
■盛岡:いわて・盛岡広域観光センター(JR盛岡駅2階) TEL. 019-625-2090
■花巻:花巻観光協会 TEL. 0198-29-4522

北海道新幹線で行こう!まるまる函館ガイド(1)鉄道

 青函トンネル開通以前、本州と北海道は鉄道連絡船である青函連絡船によって青森~函館間で結ばれていた。鉄道連絡船だけに車両甲板にはレールが敷かれ、船室に乗船する旅客ともども、貨車などの鉄道車両も併せて航送。それゆえ青森駅も函館駅もほぼ岸壁直結の場所にある。これは鉄道連絡船の駅としては合理的なものの、高速鉄道の駅としては合理的とは限らない。結果、青森駅や函館駅から少し離れた場所に新幹線駅の新青森駅、新函館北斗駅が設置され、そこで在来線列車に乗り換えておのおの向かうことに。
 函館エリアではアクセス列車「はこだてライナー」が新幹線と接続。最短15分で新函館北斗~函館間を走る。函館では駅前から路面電車があり、市内の移動や主だった観光スポットへ楽々行くことができる。

函館駅で公開されたJR北海道の733系1000番台、新幹線アクセス列車「はこだてライナー」

2日目|宇都宮で餃子を食べて大宮を経由越後湯沢へ2階建て新幹線の旅!|東北新幹線[新花巻⇒宇都宮⇒大宮]/上越新幹線[大宮⇒越後湯沢]

  • 東北新幹線E2系グリーン車。E5系グリーン車と同様に電動レッグレスト付きのタイプもある

  • 餃子の街、宇都宮でランチを。焼き餃子、水餃子だけでなく種類が豊富なのも当地の特徴だ

  • 朱鷺(とき)色のラインをまとった上越新幹線E4系。全車2階建てで「Max」の愛称を持つ

  • 越後湯沢駅にある越後のお酒ミュージアム「ぽんしゅ館」。利き酒、カフェ、温泉と楽しめる

  • せっかくのフルムーン旅行、露天風呂付き客室で越後湯沢の湯を堪能。もちろん源泉かけ流し

  • 越後湯沢の宿、夕食は前菜もおいしそう。越後の地酒とよく合い、夫婦で差しつ差されつを

 湯めぐりとは、いわば温泉のハシゴ。2日目は東北新幹線と上越新幹線をハシゴして、花巻から新潟は越後湯沢温泉へ行ってみよう。

 ほどよい時間に新花巻を発ち、仙台、福島と過ぎればだんだんお腹がすいてくる。温泉の効果で食欲増進とばかり、宇都宮でランチタイムの途中下車を。JR全線で乗り降り自由のフルムーンパスだから、気ままな下車も自在にできる。

 さて宇都宮とくれば餃子だ。エキナカや駅前の有名店を目指し、こんがり熱々の餃子をたいらげ、再び新幹線グリーン車で一休み。温泉に浸って各地の味に舌鼓を打つ旅はまさに極楽極楽!

 温泉に泉質の特徴があるように、新幹線車両も形式ごとに特徴が異なっている。上越新幹線で活躍中のE4系は今では唯一のオール2階建て新幹線。グリーン車は見晴らし抜群の2階にあって、大柄な車両にふさわしく大型の座席がゆったりと並ぶ。上州の山並みを車窓に眺め、全長およそ22kmの大清水トンネルをくぐれば、川端康成の小説『雪国』の舞台、越後湯沢に着く。

 駅前から湯の町が広がり、スキーリゾートとしても名を馳せる越後湯沢。宿によってはトレインビューの部屋もあり、泉質は弱アルカリ性の単純温泉などなど。

 日本有数の米どころ新潟県南魚沼郡に位置する越後湯沢。魚沼産のお米が美味なのは言うに及ばず、この地方は地酒も豊富にあって日本酒ファンにはたまらない。すべすべとした端麗な湯に浸り、さらり淡麗な味わいの地酒を夫婦二人、差しつ差されつするのもきっと良き思い出になるだろう。

2日目●乗車距離:638.6km 運賃・料金合計2人分:53,340円
【個別区間(列車)ごとの運賃・料金と乗車距離】
新花巻~宇都宮:@14,810円(乗6,480円 特グ8,330円)乗車距離390.5km
宇都宮~大宮:@4,190円(乗1,320円 特グ2,870円)乗車距離79.2km
大宮~越後湯沢:@7,670円(乗3,020円 特グ4,650円)乗車距離168.9km
※通常期の場合 ※距離は運賃計算に用いるキロ数

モデルコース

新幹線温泉三昧フルムーン 2日目

2

発着駅 時間 メモ
花巻から越後湯沢へ
(越後湯沢温泉泊)
~ E2系・E4系に乗車 ~
新花巻 発  10:19 東北新幹線【やまびこ42号】グリーン車 E2系
宇都宮 着 12:33 下車して餃子ランチ
宇都宮 発 13:58 東北新幹線【やまびこ140号】グリーン車 E2系
大宮 着 14:22 乗り換え
大宮 発 14:58 上越新幹線【Maxとき329号】グリーン車 E4系

(平成28年3月26日のダイヤ改正後は、大宮15時6分発【Maxとき325号】E4系で越後湯沢16時0分着)

越後
湯沢 着
15:56 この日は越後湯沢温泉泊

旅のメモ

観光の問合せ
■宇都宮:宇都宮市観光案内所(JR宇都宮駅2階) TEL. 028-636-2177
■越後湯沢:湯沢温泉総合案内所(JR越後湯沢駅西口横) TEL. 025-785-5353

北海道新幹線で行こう!まるまる函館ガイド(2)観光

 開港から150年以上の歴史に彩られた函館。独特の地形とあいまって見どころいっぱい。では函館駅から出かけてみよう。
 駅のすぐ横には朝から元気な函館朝市があり、隣接するように岸壁には旧青函連絡船の摩周丸が青函連絡船記念館として係留・保存されている。
 港に沿って進めば赤レンガ倉庫が並ぶベイエリア地区に。そして、その先、函館山の麓には元町など西部地区が広がっている。坂の上から港を一望できる八幡坂、エキゾチックなハリストス正教会、ハイカラな旧函館区公会堂は必見のスポットだ。
 西部地区観光の後は路面電車で五稜郭へ。この五稜郭、星形の西洋式要塞跡で、今は桜の名所にもなっている。
 函館観光のハイライトはやはり函館山からの夜景観賞だろう。函館山へのアクセスはロープウェイが便利だ。

かつてフルムーンパスのテレビCMにも登場した八幡坂。旧青函連絡船・摩周丸の姿が見える

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