『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

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「流氷ノロッコ号」
7色のレーザー光線で
夜空に輝くオーロラを再現
流氷に乗って、歩いて、
流氷とともに海に浮かぶ
未体験のおいしさ
栗じゃが芋料理を堪能
愛らしい外観とゆったり
車内の「フジサン特急」
どこに座るか迷っちゃう
凝った造りの観光列車 夜の富士山を背に大輪が
花咲く「河口湖・冬花火」
ワクワク感いっぱいの
アイススケートリンク 美しいフォルムで高級感漂う特急885系「かもめ」
ランタンが町を幻想的に彩る
長崎ランタンフェスティバル

多島海の大自然が
大感動を呼ぶ九十九島
濃厚な九十九島かきを
焼いて食べるカキ祭り

多島海をクルーズする
九十九島遊覧船
01/13

「流氷ノロッコ号」

網走駅~知床斜里駅

運が良ければ車窓から流氷の海を満喫できる。石炭のだるまストーブなどレトロな雰囲気も魅力。

02/13

7色のレーザー光線で
夜空に輝くオーロラを再現

北海道斜里町

1958年、知床の夜空に現れた本物のオーロラの感動を再現したいという想いから生まれた知床の冬のまつり「知床ファンタジア」。

03/13

流氷に乗って、歩いて、
流氷とともに海に浮かぶ

北海道斜里町

流氷を体全体で体感できる冬のイベント「流氷ウォーク®」。光の条件が揃えば流氷の本当の色「アイスブルー」も目の当たりにできる。

04/13

未体験のおいしさ
栗じゃが芋料理を堪能

北海道斜里町

民宿・喫茶店「ボンズホーム」の栗じゃが芋のプリンは、普通のジャガイモとはまったく異なる滑らかな食感、甘さ。知床を訪れたらぜひとも食べてみたい。

05/13

愛らしい外観とゆったり
車内の「フジサン特急」

大月駅~河口湖駅

富士山を背景にフジサンクンの描かれた富士急行「フジサン特急」が走る。展望席のある1号車は着席整理券を予約しておき、当日の先着順で席が決まる。

06/13

どこに座るか迷っちゃう
凝った造りの観光列車

大月駅~河口湖駅

シックなさび朱色で塗装された富士急行「富士登山電車」はソファや展望席などの多彩なシート配置、甲斐絹をモチーフにした飾りなど、洒落(しゃれ)た内装。

07/13

夜の富士山を背に大輪が
花咲く「河口湖・冬花火」

山梨県富士河口湖町

富士山のシルエットを背景に繰り広げられる「河口湖・冬花火」。大池公園・畳岩・八木崎公園の3カ所で打ち上げられるため、湖畔のどの角度から見てもすばらしい。

08/13

ワクワク感いっぱいの
アイススケートリンク

山梨県富士吉田市

富士急ハイランドの一角、富士山とアトラクションを眺めながらのスケートが爽快。スケート補助具の貸出もあるので、初心者でも思う存分楽しめる。

9/13

美しいフォルムで高級感漂う
特急885系「かもめ」

博多駅~長崎駅

構造、デザイン、乗り心地すべてに豊かさを追求した新世紀エクスプレス特急885系「かもめ」。上質なリビングで寛ぐような快適さを味わえる。

10/13

ランタンが町を幻想的に彩る
長崎ランタンフェスティバル

長崎県長崎市

長崎新地中華街の人たちが中国の旧正月(春節)を祝っていた行事が長崎の冬の一大風物詩として拡大。1万5000個のランタンとさまざまなオブジェが一帯を彩る。

11/13

多島海の大自然が
大感動を呼ぶ九十九島

長崎県佐世保市

リアス海岸と島々の約290kmにおよぶ海岸線の80%以上が手つかずのまま保全され、美しい自然景観が広がる。各展望台からの眺望はまさに圧倒的。

12/13

濃厚な九十九島かきを
焼いて食べるカキ祭り

長崎県佐世保市

九十九島かきは小ぶりながら濃厚で癖のない味が特徴。「九十九島かき食うカキ祭り・冬の陣」で焼き台を囲み、炭でカキを焼けばふっくらとジューシーに焼き上がる。

13/13

多島海をクルーズする
九十九島遊覧船

長崎県佐世保市

多種の船がある九十九島の遊覧船。写真の「リラクルーズ」は小型のため、島々のより近くを運航。海の表情を身近に感じられる。

楽しい冬到来!!わざわざ列車で行きたい!冬まつり
plan1 | plan2 PLAN1「流氷ノロッコ号」で知床の冬を満喫 PLAN2富士急行線で「河口湖・冬花火」を鑑賞 PLAN3特急885系「かもめ」で行くエキゾティックな長崎
PLAN 1「流氷ノロッコ号」で知床の冬を満喫|札幌発(1泊2日)|乗れるのは今冬が最後!「流氷ノロッコ号」と流氷ウォークを楽しむ

1月30日~2月28日、網走~知床斜里間を1日2往復する「流氷ノロッコ号」。
北浜駅停車中には隣接の展望台から流氷の海を望める。
2月5日~3月12日開催の「知床ファンタジア」のメインイベントは、
期間中毎夜20:00~開催される光のショー「オーロラファンタジー」。
写真は2月上旬~3月下旬に知床ナチュラリスト協会が1日4回開催する「流氷ウォーク®」。
海に浮かぶ流氷の上を歩く、とびきりの体験ができる。

 ロシアと中国の国境を流れるアムール川が流れ出た海域周辺で発生した海氷は、風と海流により北海道へと向かい、1月下旬からオホーツク海沿岸に接岸する。白い氷が海を埋め尽くす光景は圧倒的で、はるばるやって来たことを感謝したくなるすばらしい眺め。そんなとびきりの光景を列車の車窓から楽しめるのが、釧網本線を走る「流氷ノロッコ号」。流氷や雪化粧をした知床連山の大パノラマなど、車窓からの眺望は感動の連続。

 網走から乗車し知床斜里で降車後は、知床産の栗じゃが芋を用いたスイーツなどを味わったり、流氷に沈む夕日を楽しんだり。夕食を済ませたら、「知床ファンタジア」を楽しむため、再び外出する。メインイベント「オーロラファンタジー」は、流氷自然公園特設会場でレーザー光線とダイナミックな音響を用い、オーロラを再現している。その幻想的な美しさは本当に北極圏にやって来たかのよう。

 ウトロ温泉でじっくり温まって眠りについた翌日は、再び流氷の世界を楽しもう。「流氷ウォーク®」に参加し、ドライスーツを着て流氷原を歩いたり、流氷に触ったり、流氷に乗ったり、時には流氷の海に入ってみたり。流氷の美しさ、神秘性を体全体で満喫できる。

 冷えた体を再びウトロ温泉で温め、知床ならではの新鮮な海の幸などのランチを味わって帰路につこう。

わざわざ列車で行きたい!冬の旅♪

流氷を思う存分楽しむなら、流氷の海に沈む夕日の光景も眺めてみたい。プユニ岬は沈む夕日を見下ろすことができる。知床国道の幌別橋周辺で夕日のなかにたたずめば、自らも赤く染まるかのよう。

知床斜里町観光協会
TEL.0152-22-2125

民宿・喫茶店「ボンズホーム」は知床産のメイクイーンを寝かせて熟成させた知床栗じゃが芋料理を提供。栗じゃが芋のグラタンやプリン、スコーンなど、ジャガイモのイメージを一新させる至福の味わい。

ボンズホーム
TEL.0152-24-2271

ウトロ港周辺に湧くウトロ温泉は、「知床グランドホテル北こぶし」のように展望大浴場や空中露天風呂から流氷の海を望めるホテルなど、港周辺と高台にさまざまなタイプの宿が揃う。日帰り入浴できる宿も多い。

知床斜里町観光協会
TEL.0152-22-2125

「知床ファンタジア」会場の約300m手前には、特産品が並ぶ「オーロラ番屋」(写真)も設けられ、おみやげを購入できる。また、知床斜里駅近くの「道の駅しゃり」も、地元の人気店が出店する「斜里工房しれとこ屋」が併設され便利。

知床斜里町観光協会
TEL.0152-22-2125

1泊2日の旅のスケジュール

★1日目
札幌駅→(特急「オホーツク号」1号)→網走駅→(「流氷ノロッコ号」3号)→知床斜里駅→(バス)→ウトロ温泉バスターミナル
★2日目
ウトロ温泉→(送迎バスなど)→流氷ウォーク®→(送迎バスなど)→ウトロ温泉バスターミナル→(バス)→知床斜里駅→(徒歩)→斜里工房しれとこ屋→ (徒歩)→知床斜里駅→(JR釧網本線)→網走駅→(特急「オホーツク号」)→札幌駅

観光の問合せ

知床斜里町観光協会
TEL.0152-22-2125
PLAN 2富士急行線で「河口湖・冬花火」を鑑賞|東京発(1泊2日)|富士登山電車やフジサン特急など富士急行のユニーク列車で冬の花火があがる河口湖へ

富士山を眺めながら走るフジサン特急。
写真は最新の8000系で、2000系は2016年2月7日で引退となる。
1月16日~2月21日までの土・日曜と2月23日「富士山の日」に開催される「2016河口湖・冬花火」。
20時~20時20分に花火が打ち上げられる。
7つの小島が浮かぶ「クリスタルラグーンリンク」(写真)や、
公式大会も行なわれる「コニファーフォレスト」などがある「フジQのアイススケートリンク」。

 花火は夏の風物詩のようではあるが、実は空気の澄んだ冬の花火は夏とはひと味違う美しさがある。そこで、富士急行線に乗って「河口湖・冬花火」を鑑賞しに行こう。新宿~河口湖直通の「ホリデー快速富士山1号」も便利だが、富士急行線には「富士登山電車」「フジサン特急」「トーマスランド号」といった魅力的な列車が運行されているので、大月から好みの列車に乗り継いで向かうといい。

 河口湖の宿に荷物を預けたら、まずは山中湖へ移動。1台で陸と水上、両方から山中湖周辺の自然や富士山の眺めを楽しめる水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」に乗車。陸と湖上からの富士山の見え方の違いはもちろん、水しぶきを上げる入水時が迫力満点で、なんともおもしろい。

 河口湖に戻り、夕食を済ませたら、いよいよ「河口湖・冬花火」を鑑賞。漆黒の湖面から打ち上がる花火の美しさは特筆もの。20分間の花火ショーを余すところなく満喫したい。

 翌日は地元でも人気の高いレジャースポット「フジQのアイススケートリンク」でスケートを楽しもう。富士山を背景に観覧車やジェットコースターが周りを取り囲むなかでのスケートは新鮮。無料スケート教室も開催されており、入園料と貸し靴代のみで好きなだけ楽しめる。

 思う存分アイススケートを楽しんだら、併設の「ふじやま温泉」で冷えた体を温めたい。

わざわざ列車で行きたい!冬の旅♪

山中湖の湖畔を周遊後、水しぶきを上げて湖面に突入し、湖上を遊覧する水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」。空席があれば当日でも乗車できるが、乗車日の1カ月前から受付の予約が確実だ。

富士急コールセンター
TEL.0555-73-8181

河口湖エリアには天水の湯、麗峰の湯など5つの源泉が湧き、温泉宿が多数ある。日帰り入浴施設としては「野天風呂 天水」がある。写真は富士山を望む「湖南荘」の露天風呂。

富士河口湖町観光課・観光連盟
TEL.0555-72-3168

冬の富士五湖ではワカサギ釣りも楽しみ。山中湖や精進湖などは結氷することもあるが、原則として氷上釣りは不可。河口湖では寒さをしのげるドーム船(写真)でのワカサギ釣りが可能。

河口湖漁業協同組合
TEL.0555-76-6869

河口湖でも、山梨県のおいしい郷土料理「ほうとう」を味わえる。「小作」「ほうとう不動」など県内名店の河口湖店はもちろん、個人経営の店舗も多数。どこも、それぞれにおいしい。

富士河口湖町観光課・観光連盟
TEL.0555-72-3168

1泊2日の旅のスケジュール

★1日目
東京駅→(JR中央本線)→大月駅→(富士急行線)→河口湖駅→(バス)→山中湖旭日丘→(水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」)→山中湖旭日丘→(バス)→河口湖駅
★2日目
河口湖駅→(富士急行線)→富士急ハイランド駅→(富士急行線)→大月駅→(JR中央本線)→東京駅
PLAN 3|特急885系「かもめ」で行くエキゾティックな長崎|博多発(1泊2日)|白く輝く特急「かもめ」でチャイナレッドが印象的な「長崎ランタンフェスティバル」へ

白く美しいフォルムの特急885系「かもめ」。
曲線で構成された壁面を利用した2号車アートギャラリーなど、車内も洗練された空間となっている。
2月8~22日に開催される「長崎ランタンフェスティバル」。
会場は長崎新地中華街をはじめ、湊公園(写真)・中央公園・眼鏡橋周辺など。
入り組んだリアス海岸と208の島々からなる九十九島。
多数の展望スポットがあり、いずれも言葉を失う美しさ。

 颯爽と空を舞うカモメのように白い洗練されたボディに、黒革張りのシートなど、特急「かもめ」の豊かな乗り心地を味わい、佐賀平野や有明海ののどかな車窓を楽しむ。到着した長崎では2月8~22日、中華街を中心に「長崎ランタンフェスティバル」が開催され、町じゅうが中国で幸運とされる赤色で染まっている。

 フェスティバルのメイン会場は正午からランタンの点灯が始まっているが、まずは“長崎さるく”を楽しもう。「さるく」とは、長崎弁で「ぶらぶら歩く」の意。JR長崎駅構内の総合観光案内所などで配布されている地図を見ながら自由に歩いてもいいし、「長崎さるく」ホームページをチェックして好みのコースを事前予約し、ガイドツアーに参加するのもいい。

 ランタンの灯火がより艶やかに感じられる夕刻から、いよいよフェスティバルの熱気の中へ。赤を基調とする町並みがよりきらびやかに浮かび上がり、人物や動物など極彩色のオブジェも絢爛(けんらん)そのもの。中国雑伎や龍踊りなど、期間中毎日開催されるショーも多数あるので、ぜひ見学したい。

 めいっぱい楽しんだら、翌日は佐世保市の九十九島へ移動。「展望台」から見渡せば、自然という偉大なアーティストが作り上げた多島美に息を呑む。魅力は景色だけでなく、特に冬は九十九島かきという最大の楽しみも。九十九島パールシーリゾートの大芝生広場では、4人掛けの焼き台で炭火焼のカキを楽しめる「九十九島かき食うカキ祭り・冬の陣」が開催される。さらに遊覧船のクルーズを楽しめば、九十九島を大満喫だ!

わざわざ列車で行きたい!冬の旅♪

眼鏡橋(写真)やグラバー園など名所を訪ねつつ、まち歩きを楽しむのが長崎を満喫するコツ。そこで、長崎国際観光コンベンション協会が提供するプログラムが「長崎さるく」。好みのコースを見つけて、いざ歩こう!

長崎国際観光コンベンション協会
長崎さるく受付
TEL.095-811-0369

夕方から「長崎ランタンフェスティバル」会場を歩けば、やはり中華街でちゃんぽんや皿うどんが食べたくなる。となると、ランチにはピラフやスパゲッティ、トンカツが一皿に載った長崎名物「トルコライス」が最適!?

長崎国際観光コンベンション協会
TEL.095-823-7423

2月の土・日曜・祝日に九十九島パールシーリゾートの大芝生広場に焼き台400台も並ぶ大会場が出現し、九十九島かきをセルフバーベキューで楽しめる。炭火で焼かれてぷっくりふくらんだプリプリのカキが最高。

九十九島パールシーリゾート
TEL.0956-28-4187

青い海と緑の島々をめぐる九十九島の遊覧船は、日本初の電気推進遊覧船「海賊遊覧船みらい」、その名の通り優雅な「パールクィーン」、大型船が通れない特別コースをめぐる「リラクルーズ」(写真)と、お好み次第。

九十九島パールシーリゾート
遊覧船事務所
TEL.0956-28-1999

1泊2日の旅のスケジュール

★1日目
博多駅→(特急「かもめ」)→長崎駅→(徒歩)→まち歩き、長崎ランタンフェスティバルなど
★2日目
長崎駅→(快速「シーサイドライナー」)→佐世保駅→(バス)→九十九島パールシーリゾート→(バス)→佐世保駅→(特急「みどり」)→博多駅
文=大友康子
写真提供=やまなし観光推進機構、長崎県観光連盟、交通新聞サービス
※掲載されているデータは2016年1月現在のものです。

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