『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

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本日も、列車で女子旅
福島編
  • 鶴ケ城
  • 料理旅館 田事
  • 鈴善漆器店
  • 末廣酒造 嘉永蔵館
  • 会津東山温泉 原瀧
  • 会津東山温泉 原瀧
  • 高清水自然公園(ヒメサユリ群生地)
  • SUEZO CAFE
  • S-PAL郡山
旅の行程
Day1
なでしこ流で、いきましょう
会津の城下町を歩き、会津人の想いに触れる

会津の城下町・会津若松は懐が深くてアツイ。再建された漆喰の白壁に赤瓦の鶴ケ城。城を守るべく戦った白虎隊(びゃっこたい)。大正浪漫の雰囲気漂う七日町(なぬかまち)通りで伝統を守り続ける人々。どこに行っても会津人の想いがビンビン伝わってくる。だから、城を見上げ、町を歩いているだけで、自分までホットになってくる。旅が始まる前に悩んでいたちっぽけな悩み。バカらしくなって、笑い転げる。老舗の暖簾をくぐり、美酒に酔いしれる。会津東山温泉でサラサラの湯に浸かるころには、心も身体もポッカポカ。 これぞ、なでしこ流道楽!

11:30 鶴ケ城

鶴ケ城天守閣の威風堂々とした姿にうっとり。これが戊辰(ぼしん)戦争の際に1カ月もの籠城に耐え、難攻不落の城として知られる名城の威厳!? もちろん往時のままの姿ではないが、白虎隊も見上げた赤瓦がよみがえり、歴女でなくとも思わず幕末に想いをはせてしまう。園内には千利休の子・少庵(しょうあん)が建てたといわれる茶室「麟閣(りんかく)」があり、抹茶も楽しめる。

○8時30分~16時30分、無休

○磐越西線会津若松駅からまちなか周遊バス「ハイカラさん」約20分の鶴ケ城入口下車、徒歩5分

徒歩30分、または まちなか周遊バス「あかべぇ」11分の七日町中央下車、徒歩5分
13:00 料理旅館 田事

七日町の旅籠として古くから親しまれてきた料理旅館。館内に入ると、会津の民芸品や古美術品が陳列され、華やかさと郷土感が同居した空間が妙に落ち着く。お目当ての郷土料理「めっぱめし」は四季で具が変わり、夏ならぎっちり詰まった枝豆だ。小鉢とこづゆがセットになった「会津おもてなし膳」1944円(写真右)もおススメ。

○11時30分~13時45分L.O.、17時30分~20時30分L.O.、不定休

○只見線七日町駅から徒歩7分

徒歩10分
14:15 鈴善漆器店

趣ある会津若松の建造物のなかでも美しく、第一回福島県建築文化賞を受賞したのが、創業180年以上続く老舗の鈴善漆器店。ここでは日本独自の技法「蒔絵(まきえ)」の絵付け体験ができる。まずは下書きで絵柄を決め、細い筆で漆器に描いていく。集中しないと、筆が思わぬ方向に。プロのようにはいかないが、世界でたったひとつの器はワタシのお気に入り。

○9~17時、元日休

○蒔絵体験(要予約)は所要約1時間30分、料金1500円~

○只見線七日町駅から徒歩15分

徒歩10分
16:00末廣酒造 嘉永蔵

美酒なくして女子旅なし。会津の水、会津の米、会津の人々が造りあげた正真正銘の地酒をいただこう。木造3階建て、鬼瓦の末廣酒造。エントランスを入ると開放感のある吹き抜けで、ここからぐるりと酒蔵見学できる。見学の後は試飲ができる酒蔵ショップ(写真左)や大吟醸のシフォンケーキ(写真右)が食べられる酒蔵カフェ「杏(きょう)」があり、旅の初日の最後にエネルギーチャージ!

○9時~16時30分、無休

○只見線七日町駅から徒歩8分

まちなか周遊バス「ハイカラさん」25分の東山温泉入口下車   徒歩8分
17:30 会津東山温泉 原瀧

風に当たりながら川の流れに、耳を傾ける。夕暮れ時の心地よいひとときを一層盛り上げてくれるのが、春から秋にかけて湯川沿いに設けられる「川どこ」
(写真右上)。薄暮に浮かぶ幽玄の空間での食事は格別だ。自家源泉かけ流しの湯でお肌を整え、宿のおしゃれ浴衣を着て季節限定の野外ダイニングで福島の味覚に舌鼓――これこそ女子旅のゼイタク。

○磐越西線会津若松駅からタクシー15分

Day2
初夏、花の香りに包まれて
ヒメサユリ群生地を求めて、高清水自然公園へ

暮らす人々が温かい心でもてなしてくれた会津若松。旅の2日目は、只見線から直通の会津鉄道で約1時間、南会津へ。目の前に広がる自然がワタシを優しく包んでくれる。新緑のような青々とした草原にピンクの花々が顔をのぞかせ、可憐に風になびくヒメサユリ――別名オトメユリ。その艶やかな名前が示す通り、濃厚で甘い花の香りがする。自然だけが与えてくれる開放感たっぷりの空気を胸いっぱいに吸い込んで、明日へのエネルギーを充電していこう。

10:00 高清水自然公園(ヒメサユリ群生地)

ヒメサユリが自生する高清水自然公園。例年6月中旬から7月上旬(平成28年は6月末まで)、標高850メートルの山の上7ヘクタールに100万本の花が咲く。日本特有のユリで、野生種は環境省のレッドリストにあがる貴重な花だ。散策しながら香りに包まれるシアワセ。花言葉は「飾らぬ美」「純潔」「私の心の姿」など。今のワタシの心は、ヒメサユリのおかげでピュア。

○8~16時(ヒメサユリ群生地は平成28年は6月末まで開園、入園料300円)

○会津鉄道会津田島駅からひめさゆりシャトルタクシー約50分(2500円、要予約)

シャトルタクシー約50分の会津田島駅下車  徒歩8分
12:30 SUEZO CAFE

会津デザイン工房の設計事務所でもあるカフェ。築60年の古民家をリノベーションした空間は心地よく、有機栽培にこだわった挽きたてコーヒーやピザ、パスタを食べながらのんびりできる。幻のバンドのリードボーカルであるマスターがつくるこだわりのカレーも気になる存在。隠し味に味噌を使った味も試してみたい。

○11~16時、水・木・日曜休

○会津鉄道会津田島駅から徒歩8分

会津鉄道1時間6分
15:06 会津若松駅発 → 16:20郡山駅着「フルーティアふくしま」
「フルーティアふくしま」
16:30 S-PAL郡山

郡山駅のエキナカで旅の思い出をカタチに。観光列車「フルーティアふくしま」で味わった旬のフルーツタルトをプロデュースしている「フルーツピークス」に立ち寄ってみる。フルーツマイスターが厳選したフルーツをふんだんに使ったタルトを旅の思い出と一緒に持って帰ろう。初夏なら佐藤錦、7月以降は桃やイチジクなどのタルトが並ぶ。

○8~20時、不定休

○東北新幹線郡山駅1階


まち歩きスイーツ

協力店のスイーツをワンコインでお得に楽しめるイベント。さらに協力店2店舗をめぐると、日帰り温泉を500円で利用できる。キャンペーン終了後にはお楽しみ抽選会もあり、嬉しい!平成29年3月31日まで実施中。

まちなかライトアップ&
まちなか周遊バス夜間運行

「福島県観光キャンペーン2016」に合わせ、4月1日から11月30日まで会津若松市内の鶴ケ城や酒蔵、歴史的建築物などがライトアップされる。まちなか周遊バスも夜間運行されるので夜の城下町を楽しもう。ライトアップは日没~21時。



バックナンバー
文:崎谷未央
写真協力:うつくしま観光プロモーション推進機構、南会津町観光物産協会南郷支局、各掲載施設
※掲載されているデータは平成28年6月現在のものです。

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