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世界遺産も隠れた旅スポットも 2泊3日で!! 瀬戸内でゆるり。夏の広島へ来てみんさい

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コース1|水辺の世界遺産はしごに スパも森林浴も、のよくばり旅

大正4年(1915)に広島県物産陳列館として竣工した原爆ドーム。「広島湾宝しまクルーズ」や「夜の世界遺産航路」など船に乗って川からの観賞もおすすめ(2日目記事参照)。
TEL.082-242-7831(市民局 国際平和推進部 平和推進課)

今や広島市内の30店以上で提供されているご当地グルメの新顔・汁なし担担麺。器の底に濃いめのタレが入っており、食べる前に麺と具とタレをよくかき混ぜ食べる。山椒や花椒(ホアジャオ)の刺激と風味がクセになる! 
TEL.082-247-6738(広島市観光案内所)

市内中心を6本も川が流れる水の都・広島らしい取組み「水辺のオープンカフェ」。川辺の店舗が河岸緑地を一体的に空間利用する「地先利用型」と河岸緑地に店舗そのものを設置する「独立店舗型」の2形態がある。計9軒が参加。
TEL.082-504-2676(水の都ひろしま推進協議会)

1日目|広島・廿日市|水の都の川沿いで涼しげ散歩世界遺産やカフェを満喫

 広島の旅の幕明け、「まずはやっぱり広島市でしょ!」ということで、広島市内を散策。安芸エリアにはふたつの世界遺産が集まるが、最初は原爆ドームへ。あまりにもTVや雑誌で見慣れた建物だが、改めて屋根も壁もボロボロの姿に対峙すると、平和の大切さを考えずにはいられない。なお、広島駅からのアクセスは、原爆ドームほか市街中心部の観光地を巡る循環バス「めいぷる~ぷ」が便利だ。

 お昼はベタにお好み焼きか、最近広島市で市民権を得ている「汁なし担担麺」を堪能したら、京橋川や元安川沿いで展開中の「水辺のオープンカフェ」でひとやすみ。開放的&涼しげな川辺で、路面電車や川面を眺めながら、優雅な午後のひとときを。夜はイルミネーションも美しい。

 なお、広島市へのアクセスはタイミングが合えばラッピング列車の「まんぷく宝しま号」を! 7月6日~9月30日まで、山陽本線の下関~三石間、呉線、可部線を運行し、車両にあしらわれたお好み焼きやスイーツ、ラーメン、酒蔵などが旅への期待を盛り上げる。

 夕方からは、明日の宮島旅に備え、宮浜温泉へ移動。少しスペシャル感を出したいなら(ちょっと高級だけれど)美しい庭園やサロンなど施設充実の「石亭」がおすすめだ。

2日目|宮島・広島|清盛も眺めた!?海に浮かぶ朱色の社殿

 2日目のメインディッシュも世界遺産だ。宮島口駅まで移動したら、フェリーに揺られ10分ほどの宮島へ。なにはともあれ、嚴島神社を参拝しよう。平安時代の寝殿造りの様式を取り入れた貴重な建築様式、海や島と調和した景観は、世界遺産にふさわしい美しさ。特に満潮時は朱塗りの社殿や鳥居が紺碧の海に浮かんでいるようで、唯一無二の光景となる。

 宮島には嚴島神社以外にも見どころがいっぱい。同神社のすぐ北側には、千畳閣で有名な豊国神社が。秀吉が建立を命じた木造の大経堂は857畳ほどの広さがあり、そのスケール感に「さすが、太閤」と唸る。

 境内の五重塔も観賞したら、表参道商店街の紅葉堂でもみじ饅頭を揚げた「揚げもみじ」を立ち食いし、今度は嚴島神社南側の大聖院へ。行基菩薩の作と伝えられる十一面観世音菩薩を安置する観音堂や、四国八十八ヶ所の本尊を安置し、お砂踏みをすると四国霊場巡りと同じご利益があるとされる遍照窟(へんじょうくつ)を参拝しよう。

初日に広島に泊まった場合、広島港と宮島港を約25分で結ぶ「広島湾宝しまクルーズ」がおすすめ(7月6日~9月29日の土・日曜・祝日運行、8月11日休、1,800円)。通年ライトアップされる原爆ドームと嚴島神社を川から観賞できる「夜の世界遺産航路」も(金・土曜、往復4,000円)

海を敷地とした珍しい景観をもつ嚴島神社の創建は、推古元年(593)とされる。平安後期には、平清盛の援助で今のような廻廊で結ばれた海上社殿が造営された。
TEL.0829-44-2020。6:30~18:00(冬季~17:00)、無休。300円

大聖院の土産におすすめなのが、同院で祈祷した砂を詰めたお守り「守り砂」。昔、旅人が道中の無事を願い、宮島の砂をお守りとして持ち歩いたという物語を現代に甦らせた。他にも島内4カ所で販売。紙タイプ(一番右)525円~。
TEL. 082-532-5662(ソアラサービス)

国の特別名勝・三段峡を含むセラピーロードは健脚向き。全長5.8kmで、幅1m程度の遊歩道を整備。途中、往復500円で渡船に乗ることもできる。
TEL.0826-28-1961(安芸太田町商工観光課)

広島の奥座敷・湯来温泉に建つ湯来ロッジ。10~20時は550円で、毎分1,000ℓという湯量豊富な温泉を日帰り入浴できる。7〜9月の毎週土曜18:00〜、毎月第4日曜の14:00~に神楽公演も(開催時間は月により変動)。観賞料500円。
TEL.0829-85-0111

レモンの生産量日本一の広島には、土産に最適の広島スイーツが多数。「パティスリーオクモト」のレモンケーキ「島ごころ」は、しっとりふんわり生地をほおばると、丁寧に処理したレモンの皮の爽やかな香りが口いっぱいに。広島駅周辺では広島三越やそごう広島店で販売。5個1000円~。
TEL.0845-27-0353

3日目|安芸太田・湯来・広島|森林浴&絶景スパ入浴のあとは神楽観賞でシメ

 最終日は広島駅から「トレン太くん」などを利用し、車で安芸太田・湯来をドライブしたい。安芸太田町森林セラピーロードは、森林セラピーの基地として5月25日にオープンし、4つのコースと多彩なセラピーメニューを用意。原生林が待つ「恐羅漢(おそらかん)セラピーロード」や草原散歩を楽しめる「深入山(しんにゅうざん)セラピーロード」など、風景や難易度の違うコースが揃うので、目的にあったコースにチャレンジしてみて。不安な人はガイド付きツアーもあるので、こちらをチェック

 お次はやや南下して、湯来(ゆき)温泉周辺へ。今年4月にオープンした「チョウザメパーク」は、世界各地のチョウザメを観賞可能。6mの巨大水槽で泳ぐ1m超のサメたちはなかなかの迫力。敷地内の「青空館」では要事前予約でチョウザメ料理も味わえる。

 そこから車で10分の「国民宿舎湯来ロッジ」は、「ミシュランガイド広島2013」にも掲載された名宿。加水無しの湯を絶景露天などで楽しんだら、2階ホールへ向かうべし。ここでは7〜9月の毎週土曜18時から神楽が披露されるのだ。間近で見る神楽の美しくも迫力ある所作に感動し、帰路につく。

この期間限定イベントに注目!「いつやるの? 今でしょ!」宮島管絃祭

7月24日開催の同祭は、京で流行った川に船を浮かべての「管絃の遊び」の風習を清盛が宮島に移し、神事としたものが由来。管絃船に灯された提灯の光が瀬戸内海に映るさまは幻想的だ。終盤、船が嚴島神社の客(まろうど)神社前で行う祭典と管絃、さらに狭い枡形に入り御座船を3回廻しながら奉納する管絃で盛り上がりは最高潮に! 
TEL.0829-44-2011(宮島観光協会) 16:00~23:00頃

観光の問合せ

文・構成=鈴木健太
写真協力=JR西日本、広島県、国民宿舎湯来ロッジ、パティスリーオクモト
※掲載されているデータは2013年7月現在のものです。

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