鳴子温泉郷|なるこおんせんきょう|宮城県大崎市/JR陸羽東線鳴子温泉駅|9種類の泉質を堪能できる

鳥谷ヶ森(とりやがもり、鳴子火山群)が大爆発し、熱湯が轟音をあげて噴出したことから村人が「鳴郷の湯」と名付けたとされる。その湯を祀って建てられたのが温泉神社で、神社のご神湯を引いているのが共同浴場「滝の湯」(写真上)。総ヒバ造りの浴室に白濁した湯が満ちる光景は歴史の湯にふさわしい。
 また鳴子温泉郷では、掲示用泉質名として日本に11種類ある泉質のうち、9種類もの温泉が湧き出ており、その多彩な泉質も魅力。

発見=承和4年(837)、発見者不明
主な泉質=単純温泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、含アルミニウム泉、含銅-鉄泉、硫黄泉、酸性泉
交通アクセス=JR陸羽東線鳴子温泉駅から徒歩2分~タクシー5分圏内ほか
詳細は「鳴子温泉郷観光協会」