『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。

  • mixiチェック
新幹線で冬の雅に会いに行こ♪ 今しか見られない! 京都・秘密の美 2
普段は見学できない庭園、建築、襖絵、仏像に加え、大河ドラマ『八重の桜』の放映を機に主人公・新島八重(にいじまやえ)ゆかりの地や、優美で高雅な文化財を秘めた門跡寺院や尼門跡寺院などを、期間限定で特別公開!
期間 ●平成25年1月10日(木)~3月18日(月) 公開時間●10:00~16:00(受付終了) 料金●1カ所600円
*寺社により拝観期間・時間・料金が異なります。また、法要等によって拝観期間・時間が変更の場合もあります。
最新情報は下記HPまで。
http://www.kyokanko.or.jp/
今回のモデルコース|「相国寺(しょうこくじ) 慈照院」→「阿じろ」→「妙心寺 大庫裏(おおぐり)・経蔵(きょうぞう)」→「妙心寺 東海庵」→「仁和寺(にんなじ) 金堂(こんどう)・五重塔」

相国寺慈照院。(左)苔むした頤神室露地が美しい。(右)頤神室内部。床の間には宗旦に化けた狐の伝説を伝える「宗旦狐」の軸が掛かるほか、茶席内の持仏堂には千利休の首像とすげ替えられる布袋像も!
10:00~16:00受付終了、特別公開期間は無休。600円

寛文13年(1673)に豪商・淀屋辰五郎が寄進した妙心寺の経蔵。輪蔵を一回転させるだけで、納められた経典全巻を読んだのと同じ功徳が得られるという(現在、回転の体験は不可)。10:00~16:00受付終了、特別公開期間は無休。600円

「精進料理 阿じろ」。創業者が妙心寺の庫裡で修業をし、料理の心得と儀礼、調理法を習得。だしに上質な昆布やどんこ椎茸、干瓢、煎り大豆を使うなど、その技と心を活かした料理を縁高弁当3,465円や精進会席で味わえる。TEL.075-463-0221。11:00~入店19:00、水曜休(祝日は営業)

中央の心柱を囲むように天柱四本が塔を支え、心柱を背に胎蔵界(たいぞうかい)五仏が並ぶ、仁和寺五重塔初層の内部。10:00~16:00受付終了、特別公開期間は無休(2月2・3・14・15日、3月3・4日は五重塔のみの特別公開、300円)。600円

五重塔に枯山水。これぞ京都の風情なり 特別公開の名刹で建築美や庭園美にジーンとくる旅

  美しき名刹や庭園を巡る旅、最初に訪れた特別公開文化財は相国寺の塔頭(たっちゅう)・慈照院。まずは、書院の棲碧軒(せいへきけん)を観賞しよう。寛永6年(1629)に桂宮の御学問所として建てられた後に下賜されたため、繊細な格子の欄間などが、あの桂離宮の「古書院」と同じ材や建築法! 

 慈照院でもうひとつ見逃せないのが、千利休の孫・宗旦(そうたん)と同院七世の仏性本源(ぶっしょうほんげん)国師との共作茶室「頤神室(いしんしつ)」。客殿前の「陸船松(りくせんしょう)」と石組の枯山水庭園に心和む。

 続いては、「京の冬の旅」初公開で、京都最大の禅寺・妙心寺の大庫裏・経蔵へGO! 寺の台所や食堂である大庫裏には、数百人分の食事にも対応する5つの大きな竈が並ぶ。一方、6,500巻を超える経典が納められた経蔵は、八角形の輪蔵や傅大士(ふだいし)の像が迫力満点。

 妙心寺御用達の「精進料理 阿じろ」でランチを堪能したら、午後は妙心寺の東海庵へ。「東海一連の庭」と呼ばれる枯山水庭園など特別公開中の3つの名庭を眺め、しばしボーッとする(2月1〜3・15・16日は拝観休止)。

 最後のお楽しみは、真言宗御室派の総本山で世界文化遺産(!)である仁和寺の金堂&五重塔。同寺本堂にあたる金堂には、本尊・阿弥陀三尊像や四天王像、帝釈天像などが安置されており、そのまばゆさに思わず合掌。寛永21年(1644)に建立され、高さ約36mを誇る五重塔内部の見どころは極彩色の仏画だ。天井や壁一面に描かれた緻密な牡丹唐草や菊花文様に、寛永文化の美意識を知る。

参加しなきゃもったいない!期間限定イベント|京都西陣 千両ヶ辻ウォーキングと北野天満宮「梅苑」

国登録有形文化財の冨田屋(とんだや)では雛人形を展示

かつて多くの糸屋や織物問屋が建ち並んでいた「千両ヶ辻」は、一日に千両もの絹を動かしたという当時の旺盛が地名の由来。石畳の路地や目にも鮮やかなべんがら格子の風情ある町並みを、ガイドの案内付きで散歩する。町家での湯葉を中心とした食事や雛人形の観賞、北野天満宮の梅の観賞などとともに楽しもう。
2月23日~3月17日の土・日曜と2月25日、11:00~15:30頃開催。6000円

体験で感じる京都「千年の心得」|冬の京都、“笑い”狂言へのいざない

京町家で、大蔵流狂言方能楽師四世である茂山忠三郎の長男・茂山良暢さん(写真左)から、まずは狂言についての話を拝聴。続いて、狂言の特徴的な所作「笑い方」「泣き方」の発声を学び実践する。狂言の演者が着る装束を、特別に着用も可能!
2月17日、3月17日、14:00~16:00頃開催。8800円(定員になり次第締切)

京都 千年の心得

体験で感じる京都「京のたしなみ」|彫季節の和菓子作り体験

和菓子店「青洋」の和菓子職人・青山洋子さん(写真右)指導のもと、季節の和菓子を手作り体験。作った和菓子4個のうち、1個はお抹茶で試食、3個はお持ち帰りできる(3月は試食・お持ち帰り各2個)。2月はきんとん、3月はさくら餅と草餅を手作り。2月9日、3月2日、10:00~と14:00~の1日2回開催(約2時間)。4500円(定員になり次第締切)

京の体験キャンペーン
京のたしなみ

京都の旅 関連サイト

■ 紹介の厳選スポットをまわるならこれが便利!

第47回 京の冬の旅 定期観光バス特別コース

■ 観光の問い合わせ

京都市観光協会●TEL.075-752-7070

文:鈴木健太
写真協力:京都市観光協会、精進料理 阿じろ
※掲載されているデータは平成25年2月現在のものです。

バックナンバー

このページのトップへ