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普段は見学できない庭園、建築、襖絵、仏像に加え、大河ドラマ『軍師官兵衛』の放映にちなみ、戦国時代に活躍した 武将ゆかりの文化財などを期間限定で特別公開!
期間 ●2014年1月10日(金)~3月18日(火) 公開時間●10:00~16:00(受付終了) 料金●1カ所600円
*寺社により拝観期間・時間・料金が異なります。また、法要等によって拝観期間・時間が変更の場合もあります。
最新情報はHPまで。http://www.kyokanko.or.jp/huyu2013/

 

 

JR嵯峨野線花園駅から徒歩約10分の妙心寺 大法院。客殿からは、四畳半の茶室・有隣軒(ゆうりんけん)に至る外露地、中露地、内露地に分かれた露地庭園を望める。
10:00~16:00(受付終了)、特別公開期間中は無休。600円。右京区花園大藪町20

妙心寺 大法院では、江戸初期の有名絵師・渡邊了慶(りょうけい)の障壁画も特別公開


妙顕寺の「光琳曲水の庭」は、絵師・尾形光琳の屏風絵を元にして作られたとされる。樹齢約400年の赤松や白砂で表された川の流れが、光琳の華やかな作風を彷彿とさせる。
10:00~16:00 (受付終了)、2月28日~3月9日休。600円。上京区妙顕寺前町514

天井には信徒の家紋が張られ、須弥壇(しゅみだん)には釈迦如来像などを安置する妙顕寺の本堂
建仁寺開山の栄西(ようさい)禅師の墓所・開山堂。妙心寺の塔頭寺院から移築した客殿は江戸期の障壁画が数多く残り、特に力強い筆致の「龍虎図(写真)」は必見。
10:00~16:00 (受付終了)、特別公開は2月28日まで。600円。東山区大和大路四条下ル小松町584

 洛西から洛中、洛北、洛東の順で美しい庭園と建築の寺院を巡る旅。最初に訪ねたのは真田幸村の兄・信之の菩提寺・妙心寺 大法院。「京の冬の旅」としては初公開の露地庭園は、苔の深い緑と静かな雰囲気が心和ませてくれる。幕末ファンは、境内にある佐久間象山の墓もお参りしよう。

 妙心寺御用達の「阿じろ」で京料理を味わったら、京都における日蓮宗初の道場として鎌倉時代に日像(にちぞう)上人が創建した洛中の妙顕寺まで北上。日蓮宗大本山の一つで、尾形光琳が描いた掛け軸「寿老松竹梅三幅対」や「光琳曲水(こうりんきょくすい)の庭」、荘厳な本堂が見どころだ。

 3つ目に訪ねたのは、洛北の大徳寺 興臨院。能登の守護・畠山義総(よしふさ)によって創建され、加賀藩主・前田利家(タイトル写真中)によって屋根の葺き替えが行われて以降、前田家の菩提寺となった寺で、両者の肖像画も客殿で特別公開されている。その客殿前庭の枯山水庭園は、豪放な石組みに目を奪われる。

 続いては洛東へ移動し、京都最古の禅寺である建仁寺へ。開山堂では、室中の間を飾る加藤文麗(ぶんれい)の水墨画「龍虎図」や、原在中(ざいちゅう)の筆になる襖絵など、江戸時代の障壁画の美を堪能しよう。

 3月以降であれば、同じ建仁寺塔頭(たっちゅう)の両足院を拝観(公開は3月1~18日)。300坪もの広大な庭園が有名だが、今回は、関ヶ原の合戦時に黒田長政が兜(かぶと)に納めていた開運勝利の秘仏で、特別公開となる「毘沙門天像」もぜひ拝んでおきたい。

京冬 注目TOPICS 1“グルメ”編|食遊菜都 非公開文化財特別公開と京野菜ランチ

妙心寺塔頭・聖澤院(しょうたくいん)と大法院という二院の拝観と併せ、妙心寺花園会館内「花ごころ」でランチを堪能できる。聖澤院では絵師・片山尚景の襖絵「獅子図」、大法院では客殿から望む露地庭にうっとり。ランチは京野菜を盛り込んだ「京の冬の旅」プランの限定メニュー! 
1月10日~3月18日(拝観不可日を除く)、9:30~13:00。3,400円。 
詳細はコチラ

妙心寺花園会館内にあり、京会席や精進料理が人気の「花ごころ」でランチ

京冬 注目TOPICS 2“便利な「定期観光バス」おすすめコース”編|ショートコース

半日を有意義に使える短時間コース2本をご紹介。
(A)は狩野典信筆の「麒麟図」などが残る妙心寺聖澤院と、室町時代の禅宗建築の代表作とされる客殿が必見の大徳寺興臨院(写真左)へ。
2月1日~28日。JR京都駅烏丸口 9:20 発(約3時間)。2,980円。
詳細はコチラ
(B)は世界最大級の木造門・知恩院三門と、日本最大級の木造塔・東寺の五重塔(写真右)を巡る“おいしいとこどり”プラン。
2月1~28日。JR京都駅烏丸口13:40発(約2時間30分)。2,980円。
詳細はコチラ

京冬 注目TOPICS 3“イベント”編|京都西陣千両ヶ辻ウォーキングと北野天満宮「梅苑」

西陣の「千両ヶ辻」は、かつて糸屋や織物問屋が多数並び、一日に千両もの絹を動かしたことが地名の由来。細い路地やべんがら格子が残るこの「千両ヶ辻」周辺を、ガイドとともに巡る。冨田屋(とんだや)での京町家見学に加え、町家での湯葉をメインとしたランチや北野天満宮の梅の観賞も! 
2月22日~3月16日の土・日曜と2月25日、11:00~15:30頃。受付場所:冨田屋。6,000円。詳細はコチラ

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■観光の問い合わせ

  京都市観光協会●TEL.075-752-7070

文・構成=鈴木健太
写真協力=京都市観光協会
※掲載されているデータは2014年2月現在のものです。

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