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『途中下車! 青春18きっぷの旅 ~格安ワンダフル☆トリップ~』JR全線の快速&普通列車が普通車自由席に乗り放題の「青春18きっぷ」。ローカル線のワンダフル・トリップに、さあ、出かけましょう!

  • 高知発1泊2日 これぞ龍馬“電”? いろんな龍馬に出会う旅
  • 札幌発1泊2日 おっきな北海道で小さな春を見つけよう
  • 名古屋発1泊2日 イチゴやシイタケ、アサリなど春の食材を山盛りハンティング♪

『雪解け間近!おっきな北海道で小さな春を見つけよう』3月に入っても、まだまだ雪の残る北海道。でも、渡り鳥や動物たちは少しずつ春の訪れを感じている。雪原の中を走る電車に乗って、季節の移ろいを感じる旅へ。もちろん、北海道グルメも楽しみのひとつ!

雪原を抜けて氷の世界へ!大自然を満喫する1泊2日

 札幌を出発して最初の目的地「旭山動物園」へは、旭川駅からバスで40分。四季の変化がはっきりしている旭川では、その季節ごとに動物たちがさまざまな表情を見せてくれる。雪の深い寒い季節にこそ元気な、エゾシカやホッキョクグマはぜひ観察しておきたい。

 冬の動物たちを見た後は、特別快速「きたみ」に乗って、一路上川へ。層雲峡温泉街を流れる石狩川の河川敷では、1万㎡の敷地を利用して「層雲峡氷瀑まつり」を開催している。渓谷の自然を生かした会場内では、巨大な氷の造形物がお出迎え。昼は太陽の光で輝き、夜には七色のライティングが施され幻想的な空間を作り出す。アイヌに伝わる火まつり太鼓の演奏などのイベントも見どころのひとつだ。

 氷の中で遊んだ後は、旅館「湯元 銀泉閣」でゆっくり体を温めよう。温度の違う7種の源泉を使用して温度調節を行なうため、加温や加水なしの源泉かけ流しを堪能できるのだ。

 2日目は室蘭本線で、苫小牧を目指す。途中乗り換えの旭川駅で、駅弁を購入して朝食にしよう。旭川の立ち売り弁当にはウニなどの海の幸をふんだんに散らしたわっぱ飯や、ビーフシチューなど美味な駅弁がいっぱい!

 苫小牧駅からはバスで「ウトナイ湖野生鳥獣保護センター」へ。バス停から徒歩6分のこちらには、ウトナイ湖の生態に関する壁面・映像展示が見どころだ。望遠鏡を覗けば、湖に訪れる本物の渡り鳥や小動物の愛らしい姿が!

 渡り鳥たちに春の訪れを教えてもらったら、次に向かうはサッポロビール庭園駅からすぐの工場内レストラン「ヴァルハラ」。出来立ての味わいが楽しめる黒ラベルやエビスビールと生ジンギスカンでお腹を満たそう。ほろ酔い気分で電車に乗ってしばらくいけば、札幌の夜景がやさしく旅の疲れをねぎらってくれる。

旅のスケジュール

  駅名 時間 旅のひとことアドバイス
1日目 札幌発 6:01  
旭川着 8:55 バスで旭山動物園へ。開園前に近くのレストランで腹ごしらえしたら、雪解けまでしか見られないペンギンの散歩など、冬の旭山ならではの動物とのふれあいを
旭川発 15:05 特別快速「きたみ」に乗車。豪雪地を通る石北本線の車窓からは、一面の雪原が見渡せる
上川着 15:49 層雲峡温泉街までバスで。「層雲峡氷瀑まつり」はイルミネーションが輝き、土・日曜には花火打ち上げも! 源泉かけ流しの温泉旅館「湯元 銀泉閣」で冷えた体を温めて
2日目 上川発 8:28  
旭川着 9:47 待ち時間があるので駅弁を購入して朝食に。「浜ゆでかにめし」1100円などが人気
旭川発 10:24  
苫小牧着 14:15 バスで「ウトナイ湖野生鳥獣保護センター」へ。展示物のほか、ウトナイ湖に訪れている渡り鳥の観察もできる
苫小牧発 17:35 駅で購入できる「ハスカップジャム」や銘菓「よいとまけ」をお土産に
サッポロビール
庭園着
18:05 サッポロビール工場内のレストラン「ヴァルハラ」でジンギスカンとできたてビールを堪能
サッポロビール
庭園発
20:08  
札幌着 20:50 札幌までは約40分、近づく夜景が旅の終わりを知らせる
pick up! 大興奮間違いなし 旭川市旭山動物園
ペンギンの散歩といえば、冬の旭山動物園1番の風物詩。雪の積もった園内約500mを、ジェンツーペンギンやキングペンギンたちが約30分かけて歩く。ペンギンの背丈はおよそ80cm、しゃがめば目が合うこともあるほどの距離に大興奮間違いなし!


旭山動物園のホッキョクグマも雪の中で嬉しそう。ホッキョクギツネの冬衣が見られるのも寒いこのシーズンだけ! TEL.0166-36-1104。10:30~15:30、年末年始休(休園期間あり)。大人800円


川の水を吹きつけて作った層雲峡氷瀑まつりのオブジェの数々。冬の空に浮かぶ花火は大迫力! TEL.01658-2-1811(層雲峡観光協会)。1月23日~3月28日の8:30~22:00。入場無料


湯元 銀泉閣の露天風呂。敷地内にある「足つぼの湯」は宿泊客以外も無料で利用可能。大雪山を見ながらの入浴に癒される。TEL.0120-493-800。チェックイン15:00/アウト10:00、1泊2食10,650円


昨年10月から発売の、カニの脚4本とほぐし身がたっぷりのった「浜ゆでかにめし」1100円(要予約)。TEL.0166-31-1515(旭川駅立売株式会社)。10:00~18:00(旭川駅待合室前引取り可)、無休


湿地帯が広がるウトナイ湖には3月になるとマガンやヒシクイなど、春を知らせる多くの渡り鳥が集まる。TEL.0144-58-2231。9:00~17:00、月曜・年末年始休。無料


ラム肉と北海道産野菜がたっぷり入ったレストラン「ヴァルハラ」の生ジンギスカン。TEL.0123-33-1740。11:00~19:00(5~10月は~21:00)、年末年始休。野菜盛込 生ラムジンギスカン1300円(1人前)


サッポロ生ビールやエーデルピルス、エビス<ザ・ブラック>などといったビールは、ジンギスカンと好相性! すぐ隣の工場から運ばれたビールは、瑞々しい香りが弾ける!

旅のMEMO
観光の問合せ
層雲峡観光協会●TEL.01658-2-1811

文:泉佳那
写真協力:旭川市旭山動物園、層雲峡観光協会、上川町産業経済課商工観光グループ、湯元 銀泉閣、旭川駅立売株式会社
ウトナイ湖野生鳥獣保護センター、サッポロビール工場内レストラン「ヴァルハラ」
※掲載されているデータは平成22年2月現在のものです。

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『イチゴやシイタケ アサリなど春の食材を山盛りハンティング♪』春の匂いに誘われて、旬の食材の宝庫へ!中央本線、東海道本線を使った愛知・岐阜・静岡のグルメ旅へご案内します。イチゴ、シイタケ、アサリを狩るだけ狩ってクライマックスは夜の桜狩りを!

採る楽しさ&食べる楽しさ2倍楽しめる春狩りツアーへご案内

 中央本線・東海道本線で東海地方をぐるりと周遊する味覚狩りツアー。まずは、春と秋に旬を迎えるシイタケ狩りに「しいたけブラザーズ」へ。昔ながらの原木栽培にこだわった、肉厚でプリプリの歯ごたえが楽しめるシイタケを持ち帰りたい分だけ収穫しよう。

 お次は、古い町並みがたたずむ馬籠(まごめ)宿へ移動。中津川でバスを待っている間、中津川の銘菓・栗きんとんを「栗菓匠 七福」で購入。一つ一つ丁寧に茶巾でしぼった季節限定の和菓子は、甘党をメロメロに!

 今宵の自分用土産をゲットしたところで、いよいよ馬籠へ。到着後は「馬籠館 そば処 まごめや」で開田高原でじっくり育まれた国産そばが付いた「里おろし定食」を味わおう。

 完食後、馬籠の町並みを散策したら中央本線に戻り、本日の宿である下部温泉を目指す。道中は、倉本~上松間で見られる荒削りの花崗岩「寝覚(ねざめ)の床(とこ)」に圧倒されたり、上諏訪駅構内にある足湯ではホッと一息入れたり。

 2日目は、早めに宿を出発し「はままつフルーツパーク」でイチゴ狩りに挑戦だ。実が全体的に赤くヘタが上にカールし、種子が果肉にめり込んでいるものを選ぶと、甘くて果汁の多いイチゴとの遭遇率がUP!

 イチゴ狩りでオードブル気分を堪能したら、メインディッシュのアサリを収穫しに蒲郡へ。三河湾の中でも岩場に囲まれた西浦海岸のアサリは身が大きく、味がよいと評判だ。

 幼少の時分に戻ったかのように潮干狩りを満喫後、この旅の最終目的地・中岡崎へ。まずは空腹を満たすため、大正時代創業の「大正庵釜春本店」で夕食をいただく。釜揚げうどんの元祖として知られる同店の麺は、もちもちとした食感が特徴的で、カツオ風味が香り立つコクのあるツユと絡めて食べると◎。

 ホカホカの釜揚げうどんで体を芯から温めたら、約1700本のソメイヨシノが咲き誇る「岡崎公園」で夜桜見学。ボンボリに照らされた白亜の岡崎城と夜桜に酔いしれ、これにて旅は終了。収穫した食材を両手に帰路に着こう。

旅のスケジュール

  駅名 時間 旅のひとことアドバイス
1日目 名古屋発 8:45  
中川辺着 10:02 徒歩30分(タクシーで5分)の「しいたけブラザーズ」でシイタケ狩りに挑戦。帰りはタクシーで15分の美濃太田駅から乗車
美濃太田発 12:07  
中津川着 13:18 バス待ちの間、徒歩20分の「七福」で中津川の銘菓・栗きんとんを購入。バスで25分の馬籠宿に移動し、「まごめや」で春季メニューの里おろし定食を食べる。昼食後は馬籠宿を散策
中津川発 16:54 倉本駅を過ぎると、木曽川水流の浸食でできた自然地形で国指定の名勝「寝覚の床」が車窓に登場!
上諏訪着 19:13 散策で冷えた体を温めるため、駅構内にある足湯で一休み
上諏訪発 20:17  
下部温泉着 22:51 下部温泉で宿を取り、温泉に浸かって1日目を終了
2日目 下部温泉発 6:25 掛川駅で天竜浜名湖鉄道に乗換え
フルーツパーク着 11:05 徒歩8分の「フルーツパーク」にて30分間食べ放題のイチゴ狩りを楽しむ
フルーツパーク発 12:00 新所原駅でJR東海道本線に、蒲郡駅で名鉄蒲郡線に乗り換え
西浦着 13:50 徒歩で西浦海岸に向かい、潮干狩りを堪能する
西浦発 15:20 岡崎駅で乗り換えて、愛知環状鉄道で中岡崎へ
中岡崎着 16:10 徒歩1分の「大正庵釜春 本店」にて釜揚げうどんを食し、お腹を満たしたら、駅から徒歩10分の桜の名所「岡崎公園」で桜狩り(お花見)。18時~22時までライトアップされるので夜桜を観賞して帰路に着く
中岡崎発 19:23 岡崎駅で乗り換えて、JR東海道本線で終着地・名古屋を目指す
名古屋着 20:12  


しいたけブラザーズのシイタケ狩り。網焼きにして食べれば、肉汁ならぬしいたけ汁の旨味が溢れ出し美味。収穫時期9~6月。TEL.0574-53-4663。11:00から一斉スタート、前日までに要予約。100gあたり300円


日本銘菓大賞にも輝いた「栗きんとん」(6個入1323円)は、しっとりとした甘い地元産と厳選された国産の栗をブレンド。発売時期9~3月。TEL.0573-66-7311。8:30~19:30、水曜休。


木曽檜をふんだんに使ったまごめやでは地産地消の料理が食べられる。TEL.0573-69-1111。11:00~15:00、無休。※写真は団体用(要予約)。個人用はご飯が白飯になり、天ぷらの代わりに季節小鉢付きで1250円。


はままつフルーツパークのイチゴの収穫時期は5月頃まで。TEL.053-428-5211。9:00~赤いイチゴがなくなるまで(最長16:30)、制限時間30分。4月4日まで1400円、4月5日以降1100円。※別途入園料(700円)が必要


潮干狩りには長靴や熊手、持ち帰り容器の準備はお忘れなく。採貝期間3月1日~5月30日(採貝日時等は要確認)。TEL.0533-57-6155(蒲郡漁業協同組合西浦支所)。料金1200円(4kgまで)


釜揚げうどんや味噌煮込みうどんなど麺類中心の「大正庵釜春本店」。特注の粉で作る手打ち麺と門外不出の秘伝のつゆが自慢。TEL.0564-21-0517。11:00~21:30、水曜休。


岡崎城天守閣を中心に多くの桜が咲き競う桜の名所「岡崎公園」。園内には約1700本のソメイヨシノが咲き誇り、18:00~22:00の間は夜桜が観賞できる。開花時期3月下旬~4月中旬頃予定

旅のMEMO
観光の問合せ
岡崎市観光協会●TEL.0564-23-6217

文:宮原宏 写真協力:しいたけブラザーズ、栗菓匠 七福、馬籠館 そば処 まごめや、はままつフルーツパーク
蒲郡漁業協同組合、大正庵釜春本店、岡崎市観光協会
※掲載されているデータは平成22年2月現在のものです。



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