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のんびりって 素晴らしい!青春18きっぷで行く 新しい私と出会う旅

  • 東京駅発着/日帰り 春の海とご当地グルメ、心もお腹も満たす旅
  • 大阪駅発着/日帰り 心のふるさと伊勢神宮参拝と食べ歩き春の旅

東京駅発着/日帰り|房総半島へ 内房線と外房線に乗って房総半島ぐるり一周|春の海とご当地グルメ、心もお腹も満たす旅|安房鴨川(千葉県鴨川市)、勝浦(千葉県勝浦市)

鉄道でぐるり一周の旅をしてみたい房総半島。青春18きっぷなら途中下車も自在に楽しめる。東京より一足早く春がやってくる房総半島でご当地グルメを味わい、のんびりと海を眺め、寄せては返す波に気分を一新、リフレッシュ!


内房線や外房線など房総半島を走る電車としてもすっかり馴染んできた209系。編成中には新たにトイレも設置され、先頭車両にはクロスシート部分もできた。往路、千葉からは内房線の電車に乗って行こう!


内房線を走る209系電車から眺めた東京湾の風景。209系は窓が大きく、まるで額縁のように景色が楽しめる。君津駅を過ぎれば次第に東京湾が迫り、天気に恵まれれば、対岸の三浦半島や富士山まで遠望できる


南国リゾートを思わせるたたずまいの安房鴨川駅。内房線と外房線の境界駅であり、南房総エリアへの観光の拠点にもなっている。明るい太陽に誘われ、ご当地グルメとして知られる「おらが丼」をランチに


安房鴨川で食べた地元産サザエがたっぷりのった「おらが丼」。このサザエ、注文後に水槽から取り出してさばいた鮮度抜群のもの。さっと卵でとじたお味も抜群、新鮮だからサザエの肝まで堪能できる


房総の海辺で日向ぼっこをしていた猫さんにしばし遊んでもらう。猫は、しがらみにとらわれずに生きる人間以上の“自由人”。ゴロンと寝ころびながら「自然体で行こう」と笑っているようだった


漁師さんたちの冷えた身体を温めてきたという「勝タン」こと「勝浦タンタンメン」。タマネギやひき肉を炒め、ラー油を合わせた醤油ベースのスープでいただく。一般的な芝麻醤(チーマージャン)は使用しないのが勝浦流

旅のMEMO

観光の問合せ
安房鴨川:鴨川市観光協会 ● TEL.04-7092-0086
勝浦:勝浦市観光協会 ● TEL.0470-73-7442
行きは内房線の電車に乗って房総半島を南下し、安房鴨川へ

 鉄道の旅。なかでも普通列車には特別の魅力が満ちている。それは、レールの響きも心地よい時間の流れだろう。車窓に広がる風景を眺め、時には旅の主人公さながら窓に自分が映る。こののんびりゆったりとした旅の時間はまさに自分と向き合う絶好の機会。季節は折しも出会いの春、新しい自分と出会う旅、自分再発見の旅に出かけませんか。

 『JR時刻表』巻頭の地図ページ、関東地方をふと開くと千葉県の房総半島が「おいで、おいで」と呼んでいる。東京よりも一足早く春がやってくる房総半島、ここは内房線と外房線でぐるっと一周でき、ぶらり途中下車の日帰り旅行にも最適だ。せっかくなので、行きは内房線、帰りは外房線の房総半島ぐるり一周の旅としよう。ただ、今季は青春18きっぷの利用期間中の3月14日にダイヤ改正がある。列車の時刻は旅行日に有効となる『JR時刻表』で再確認をお忘れなく。

 東京から総武本線の快速で千葉へ、そして、内房線のホームへ行けば電車はどこか見覚えが。現在、内房線や外房線で主役として活躍する電車、209系は以前、京浜東北線を走っていたもの。4人掛けのボックスシートの導入(先頭車両)や、トイレ設置といった改造が施され、広々とした窓とあいまって、京浜東北線時代以上に颯爽と房総の地を走っている。

 東京湾に沿うように走る内房線。やがて見えてくる東京湾は天気に恵まれれば対岸の三浦半島はおろか富士山までも見える。浜金谷あたりの海の色は東京湾とは思えないほど美しい。

ご当地グルメを味わい海を眺め、帰りは外房線経由で東京へ

 千葉発の内房線電車を館山で降り、安房鴨川行きに乗り換える。館山が内房線と外房線の境界駅かと思いきや、館山から先も内房線。千倉を過ぎ、太平洋が見えてきてもまだまだ内房線。この電車の終点、安房鴨川が内房線と外房線の境界駅になっている。

 さて、安房鴨川といえば、ご当地グルメの「おらが丼」をランチに食べてみたい。房州弁で「我が家」を意味する「おらが」、地元・鴨川産の食材を用いた丼で、店ごとにメニューはさまざま。海が間近な土地だけに、やはり海鮮系がおすすめ。駅近くでも地元産の活サザエを用いた「おらが丼」が味わえる。

 お腹を満たした午後、外房線の電車に乗って、海景色を眺めつつ次なる目的地、勝浦へ行ってみよう。漁業基地として知られる勝浦は、日本三大朝市の一つに数えられるほど有名。ただ、朝市の賑わいが去り、まったりとした午後の時間を海辺でのんびり過ごすのもいい。春本番が感じられる日差しの中、さざ波が新しい自分を呼び覚ましてくれるかもしれない。

 浜辺を歩き、日向ぼっこする猫にも遊んでもらい、気分を一新。締めくくりにパワフルなご当地グルメ「勝浦タンタンメン」を食べて東京へ帰ろう。漁師さんたちの冷えた身体を温めてきた通称「勝タン」。ラー油で真っ赤なスープとタマネギの風味が絶妙な辛さを生み、これまた気分一新の味。汗をかきかき食べれば本当に身体がポカポカしてくる。

 海ありグルメありの房総半島日帰りぐるり旅。青春18きっぷでぜひどうぞ!

旅のスケジュール

  駅名 時間 旅のひとことアドバイス


東京 発 8:23 総武線 快速(土休日は8:22発)
千葉 着 9:07 乗り換え(土休日は9:06着)
千葉 発 9:13 内房線 普通
館山 着 11:00 乗り換え
館山 発 11:11 内房線 普通
安房鴨川 着 11:51 ランチに「おらが丼」を味わう
安房鴨川 発 12:52 外房線 普通
勝浦 着 13:20 海辺でのんびり癒しのひと時
勝浦 発 17:27 外房線 普通
上総一ノ宮 着 18:00 乗り換え
上総一ノ宮 発 18:06 外房線・総武線 快速
東京 着 19:30 旅の終わり
※3月14日ダイヤ改正前の時刻です。
※ダイヤ改正により時刻が変更となる場合があります。

2015.3.14ダイヤ改正と青春18きっぷ|路線について

 3月14日の北陸新幹線(長野~金沢間)開業に伴い青春18きっぷの取り扱いも変更に。
 信越本線の長野~直江津間、北陸本線の直江津~金沢間は、3月13日まではJR線であり青春18きっぷで利用可能だが、3月14日からは同区間は、「しなの鉄道」「えちごトキめき鉄道」「あいの風とやま鉄道」「IRいしかわ鉄道」に経営移管。JR線ではなくなるため、青春18きっぷは利用できなくなる。ただし、3月14日以降もJR氷見線・城端線・七尾線方面への旅では、特例(次ページでご案内)が設けられ、通過利用が可能になる。


信濃国こと、長野県を地盤とする「しなの鉄道」。3月14日の北陸新幹線(長野~金沢間)開業に伴い、長野~妙高高原間がJRから「しなの鉄道」に移管、「北しなの線」として新たにスタートする

文・写真:相澤秀仁&京子
※掲載されているデータは2015年3月6日現在のものです。



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