年の初めに豊年満作を祈って行なわれる民俗芸能「えんぶり」。約800年の歴史を誇る国の重要無形民俗文化財で、夏の「八戸三社大祭」と並ぶ一大風物詩。烏帽子を被った太夫がお囃子にあわせて稲作ができるまでを摺る(舞う)。えんぶり組が一斉に摺る「一斉摺り」は圧巻! 国の東麓有形文化財「更上閣(こうじょうかく)」で開催される「お庭えんぶり」(有料)では、せんべい汁と甘酒を楽しみながら、お座敷でえんぶりを楽しめる。
『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
みなさん、今話題の「B-1グランプリ」をご存じですか?
安くて、美味しくて、地元の人に愛されている地域の名物料理や郷土料理を
「B級ご当地グルメ」と定義し、その日本一を決めようというご当地グルメの祭典です。
来場者の方々に全国のB級ご当地グルメを楽しんでいただくとともに、
現地に足を運んでいただくための、
食のまちおこし活動のお披露目の場でもあります。
B級ご当地グルメを通じて自分たちのまちを知ってもらうための活動です。
昨年、神奈川県厚木市で第5回目の開催となったB-1グランプリ、
その発祥の地は、なんと青森県八戸市なんです!
「八戸せんべい汁研究所(通称:汁研)」のメンバーが、八戸せんべい汁を通して
食で八戸を盛り上げたいと2005年の夏に市内の八食センターで開催したのが始まりです。
今や来場者数が毎年20万人以上を超える大イベントとなりましたが、
そのB-1グランプリで「八戸せんべい汁」は、第2回目から第4回目まで連続3回2位を獲得し、
今年の第5回目では、3位を獲得しました!
入れ替わりの激しい順位ですが、毎年ベスト3に入っています。
これぞまさに、真のB級グルメだと私は思います。
みんなに愛されている「八戸せんべい汁」が私は大好きです!
県外からお客様がいらっしゃると、
いつも「八戸せんべい汁」が食べられるお店にご案内するんです。
これからの寒い季節にぴったりの料理です。
お野菜やお肉に混ざった「おつゆせんべい」は、せんべいの固さからは想像がつかないような
モチモチ感が絶妙な歯ごたえでアルデンテなんです!
ぜひ、みなさまも、本場八戸へ「八戸せんべい汁」を食べにお越しください。
年の初めに豊年満作を祈って行なわれる民俗芸能「えんぶり」。約800年の歴史を誇る国の重要無形民俗文化財で、夏の「八戸三社大祭」と並ぶ一大風物詩。烏帽子を被った太夫がお囃子にあわせて稲作ができるまでを摺る(舞う)。えんぶり組が一斉に摺る「一斉摺り」は圧巻! 国の東麓有形文化財「更上閣(こうじょうかく)」で開催される「お庭えんぶり」(有料)では、せんべい汁と甘酒を楽しみながら、お座敷でえんぶりを楽しめる。