今年で49回目を迎える「種差海岸観光まつり」が平成24年7月8日、種差天然芝生地(雨天の場合は南浜公民館)で開催される。国の名勝に指定されている種差海岸は多彩な植物の宝庫で、ハマナスやハマヒルガオ、ニッコウキスゲなど、美しい花々を楽しめる。
この祭りでは、児童たこ揚げ大会やよさこいソーラン、種差音頭踊りほか、海産物の販売を実施。八戸出身の歌手・前川原チカ子さんの歌謡ショーも行なわれる予定。
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八戸の朝にはたくさんの魅力があります。
凛とした空気の中の島守地区の幻想的な朝もや、子供のころ楽しみだった長者山の森のおとぎ会、
朝5時くらいからはじまる銭湯でのご近所さんとの何気ない会話。
そして、何をおいてもみなさんにお伝えしたいのが、八戸が誇る日本一の「朝市」です。
八戸では毎日どこかしらで朝市が開催されています。
平日だったり、毎週日曜日だったり、中心街であったり、海であったり、住宅街であったり。
それぞれの朝市には歴史や背景、売っているものに個性があり、みんなに愛されています。
今回ご紹介するのは、日本一の朝市と呼ばれる「館鼻岸壁日曜朝市」。
普段は漁船が停泊する岸壁で、漁業関係者以外は人もまばらですが、
日曜の朝になるとまったく違う光景が現れます。
約400店舗が軒を連ね、日の出から9時の数時間で多いときには3万人を超える人々が訪れます。
その数時間、ただの岸壁が原宿の竹下通りに負けないくらいの人口密度と、
浅草のお祭りに負けないくらいの活気に満ち溢れます。
そして、朝市が終わると、何事もなかったかのように元の姿に戻ります。
お店に並ぶのは、とれたての海産物や地物の野菜、作りたてのお惣菜に、
骨とう品、衣類、中古車やトラクター、日曜大工品まで。
売っていないものは、人と土地と言われるくらいなんでも売っています。
お店の人はとてもきさくに話しかけてくれます。「どこから来たの?」と聞かれ、話に花が咲いたり、
「どうやって食べるのがおいしい?」と聞けば、詳しい作り方や食べ方を嬉しそうに教えてくれたり。
運がよければ、おまけしてもらえることもあるんですよ。
最近のマイブームは、お惣菜の詰め放題。焼きそばや春巻き、炊き込みごはん。
両親や友達、知らない人とはしゃぎながら、パックにお惣菜を詰めて、
その場で意気投合、オススメのお店を教えてもらって……という流れが定番です。
また、国際色も豊かで、ロシア料理やインド料理、中華・韓国料理など
本場の味を楽しませてくれる海外出身の方のお店もあります。
もちろん、あの有名なB級グルメ「八戸せんべい汁」をいただくこともできますよ。
行列の途切れないお蕎麦屋さん、私の大好きな生ジュース屋さん(八戸は果樹栽培でも有名です)、
雑穀ごはんに焼きたてのイワシをのせて食べさせてくれるお店。
皆さんにもお気に入りのお店を見つけていただけたら嬉しいです。
夏になると、イカをはじめ、八戸が誇るグルメが本格的なシーズンを迎えます。
北国八戸の夏をぜひ堪能してくださいね。
今年で49回目を迎える「種差海岸観光まつり」が平成24年7月8日、種差天然芝生地(雨天の場合は南浜公民館)で開催される。国の名勝に指定されている種差海岸は多彩な植物の宝庫で、ハマナスやハマヒルガオ、ニッコウキスゲなど、美しい花々を楽しめる。
この祭りでは、児童たこ揚げ大会やよさこいソーラン、種差音頭踊りほか、海産物の販売を実施。八戸出身の歌手・前川原チカ子さんの歌謡ショーも行なわれる予定。