『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
1880(明治13)年に新橋—横浜、神戸—京都などにつづき開通した北海道の鉄道。その起点となった小樽市手宮に建つのが小樽市総合博物館です。博物館の中心には、ともに重要文化財に指定されたレンガ造りの機関庫と転車台が建ち、旧手宮駅構内でもある敷地内には、40以上の車両が揃っています。
構内を往復する蒸機「アイアンホース号」は、開業時の「義経号」「しづか号」と同じ米ポーター社製で乗車も可能。
屋外には現役時代を北海道で過ごした車両が多数展示されており、その姿はなかなか壮観
屋内に展示されている7100形「しづか」は、現役時は幌内鉄道で活躍。準鉄道記念物指定第1号
埼玉県さいたま市の鉄道博物館は、JR東日本の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして2007(平成19)年10月14日の鉄道の日に開館しました。
館内には、35両の実物保存車両や、車輪をはじめとした部品などを展示。運転シミュレータや、鉄道業務の体験学習ができるコーナーもあります。また、歴史年表や様々な資料が展示されているコーナーや、日本最大級のジオラマがあり、20編成にも及ぶ模型列車が走り回る姿は圧巻です。
ヒストリーゾーンは、各々の展示車両が活躍した時代の情景を再現
パノラマデッキは鉄道博物館の屋外でもっとも高い場所に位置し、新幹線などの走行風景を眺めることができます
佐久間レールパークは、飯田線の中部天竜駅に隣接していた機関区の跡地を利用して開設された鉄道車両博物館。
館内には、写真や部品の展示コーナー、運転シミュレータ、鉄道模型ジオラマ、プラレールなど盛りだくさん。子ども向けの制服貸し出しコーナーもあり、制服姿での記念撮影もできます。
佐久間レールパーク内では、クモハ12形、ED62形など、飯田線、東海地区に縁深い車両が展示されています
館内にはスペースをゆったりと使って、鉄道模型ジオラマ、プラレールも設置されています