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家族で行こう!鉄道ミュージアムガイド

北海道鉄道発祥の地に建つ総合博物館
小樽市総合博物館

1880(明治13)年に新橋—横浜、神戸—京都などにつづき開通した北海道の鉄道。その起点となった小樽市手宮に建つのが小樽市総合博物館です。博物館の中心には、ともに重要文化財に指定されたレンガ造りの機関庫と転車台が建ち、旧手宮駅構内でもある敷地内には、40以上の車両が揃っています。
構内を往復する蒸機「アイアンホース号」は、開業時の「義経号」「しづか号」と同じ米ポーター社製で乗車も可能。

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住所

北海道小樽市手宮1‐3‐6

電話

0134‐33‐2523

アクセス

函館本線小樽駅下車バス10分「総合博物館」下車

開館時間

9:30〜17:00

休館日

火曜日(休日の場合は翌日)、年末年始

入館料

おとな400円(冬季は300円)
高校生200円(同150円)
こども(中学生以下)無料

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屋外には現役時代を北海道で過ごした車両が多数展示されており、その姿はなかなか壮観

屋内に展示されている7100形「しづか」は、現役時は幌内鉄道で活躍。準鉄道記念物指定第1号


日本を代表する鉄道ミュージアムはいまや有名観光スポットに
鉄道博物館

埼玉県さいたま市の鉄道博物館は、JR東日本の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして2007(平成19)年10月14日の鉄道の日に開館しました。
館内には、35両の実物保存車両や、車輪をはじめとした部品などを展示。運転シミュレータや、鉄道業務の体験学習ができるコーナーもあります。また、歴史年表や様々な資料が展示されているコーナーや、日本最大級のジオラマがあり、20編成にも及ぶ模型列車が走り回る姿は圧巻です。

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住所

埼玉県さいたま市大宮区大成町3‐47

電話

048‐651‐0088

アクセス

埼玉新都市交通(ニューシャトル)鉄道博物館駅下車すぐ

開館時間

10:00〜18:00(入館は17:30まで)

休館日

火曜日(休日の場合は翌日)、年末年始

入館料

おとな1000円
小学生・中学生・高校生500円
3歳以上の未就学児200円

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ヒストリーゾーンは、各々の展示車両が活躍した時代の情景を再現

パノラマデッキは鉄道博物館の屋外でもっとも高い場所に位置し、新幹線などの走行風景を眺めることができます


昭和の光景を再現。中部地方で活躍した懐かしの車両が大集合
佐久間レールパーク

佐久間レールパークは、飯田線の中部天竜駅に隣接していた機関区の跡地を利用して開設された鉄道車両博物館。
館内には、写真や部品の展示コーナー、運転シミュレータ、鉄道模型ジオラマ、プラレールなど盛りだくさん。子ども向けの制服貸し出しコーナーもあり、制服姿での記念撮影もできます。

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住所

静岡県浜松市天竜区佐久間町半場15‐3

電話

050‐3772‐3910(JR東海テレフォンセンター)

アクセス

飯田線中部天竜駅構内

開館日

2008年3月1日〜11月30日の土曜・休日
4月26日〜5月6日と8月9日〜17日は毎日開館
(都合により休館の日あり)

開館時間

10:00〜16:00(入館は15:30まで)

入館料

中部天竜駅発着、または通過する乗車券類をお持ちの方は無料。
それ以外の方は入場料(おとな140円、こども70円)が必要になります。

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佐久間レールパーク内では、クモハ12形、ED62形など、飯田線、東海地区に縁深い車両が展示されています

館内にはスペースをゆったりと使って、鉄道模型ジオラマ、プラレールも設置されています

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