『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
鉄道で世界最長の青函トンネル。福島町青函トンネル記念館は、この北海道側に位置する記念施設です。
館内に入ってまず目に入るのが、トンネル工事の先端で活躍したトンネルボウリングマシーン。館内を進んでいくと、トンネル建設の工事記録や土木技術が収められた建設技術集積施設、重機などが展示されています。吉岡海底駅と知内側出入口を通過する列車の様子を上映する「トンネル映像ステーション」も楽しめます。
建物は近未来的な洒落たデザイン
長野新幹線の開業とともに、惜しまれながらも廃止されてしまった信越本線横川?軽井沢間。“碓氷峠越え”の区間として幾多のドラマをつくった横川機関区の跡地を利用して、碓氷峠鉄道文化むらが造られました。
講習を受けた後に構内を運転できる「EF63体験運転(要予約)」は、ここだけでしか体験できない貴重なプログラム。信越本線の廃線路(片道2.6km)を往復するトロッコ列車にも乗車することができます。
広い敷地内には数多くの車両がゆったりと並べられており、公園を散策する感覚で車両の見学ができる
トロッコ列車、蒸気機関車や電気機関車などの様々な展示車両、610mmゲージ鉄道など、見どころは満載
鉄道90周年を記念して、1962(昭和37)年に開園した青梅鉄道公園。屋外には鉄道記念物に指定されている110形、国鉄最後の新製蒸気E10形、青梅線に縁が深かったED16形がずらりと並び、資料的価値の高い存在になっています。
公園内に建つ記念館の館内には、HOスケールのレイアウトや、大型模型、写真の展示などがあり、こちらも来館者から高い人気を得ています。
E10形蒸気機関車は、国鉄最後の新製蒸機
ぶどう色の塗装が懐かしいクモハ40形