『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
昭和29年(1954)に誕生して以来、絶大な人気を誇る「崎陽軒」のシウマイ弁当。干しホタテ貝柱の入ったシウマイはまさに天下一品の味。それ以外のおかずも決して脇役にはならず、味のよく染み込んだタケノコ煮やマグロの照り焼きなど、どれをとっても主役級の美味しさです。
明治22年(1889)に日本で初めて幕の内駅弁を販売した「まねき食品」のこだわり弁当。揚げ物はなく、全体的にさっぱりとしたおかずが並んでいます。特製の田楽味噌を塗ってあぶったタケノコは、香ばしく上品な味わい。赤魚の西京焼やイカナゴのくぎ煮、海老の煮物など海の幸も充実しています。
平成20年の仙台・宮城デスティネーションキャンペーンを記念して作られた駅弁。4種のご飯と8種のおかず。まばゆいばかりの品々につい目移りしてしまいます。気仙沼名産フカヒレのあんかけチンゲン菜添えをはじめ、宮城名産の食材が結集しています。
越後の郷土料理「焼漬」がメインの幕の内弁当。秘伝のタレに一晩漬けて焼いた銀鮭は味がしっかり染みてほんのり甘い新潟コシヒカリとベストマッチ。玉子焼き、カニコロッケ、筋子、竹の子の煮物など多彩なおかずも魅力です。
肥後国の藩主だった細川家の第18代当主、細川護熙(もりひろ)氏が首相に就任した際に発売された駅弁。その名の通り、丁寧に調理された熊本の郷土料理がぜいたくに詰められています。辛子レンコンや阿蘇の田楽、一文字(ひともじ)のぐるぐるなど熊本ならではのおかずが盛りだくさんです。
※掲載されているデータは平成21年2月現在のものです。
次回は、「ちらし寿司」を紹介します。