『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
製造・販売元の大友楼は、天保元年(1830)の創業以来180年近くの歴史を誇る名料亭。車エビのうま煮やドジョウの蒲焼、鴨肉を使った加賀名物の冶部(じぶ)など豪華なおかずで彩られます。おかずの一つひとつにこだわりが感じられ、その格調高い味は、もはや芸術の域。要予約。
松阪牛一頭からほんのわずかしか取れない最上級のヒレ肉を使用。独自の製法で網焼きにしたヒレ肉の上には、なんと金ぱく! 肉を口の中に入れれば舌の上でとろり。秘伝のタレがジュワ~っと味覚に染み渡ります。付け合わせには、伊勢湾産の車エビの煮付けをはじめとした三重県の名産品がずらり。要予約。
主役はなんといっても、職人が一つひとつ丹念に編み上げる但馬(たじま)の伝統工芸品「柳行李(やなぎごうり)」。中には、焼鮭と但馬産コシヒカリを使用したおにぎり。趣のある容器でいただけば、その味わいも格別です。軽くて丈夫な柳行李は、ずっと大切に使いたい一品です。要予約。
すみれ色の風呂敷に包まれた豪華駅弁。おかずは、甘鯛の若狭焼き、黒豚の味噌漬け、カキの旨煮、日向地鶏の柚香焼きなど、どれをとっても絶品。ご飯には、全国米食味分析鑑定コンクールで金賞に輝いた宮城産「ひとめぼれ」を使用するなど徹底して美味しさを追求しています。1日30個限定。
鯛を伝統の技法で調理した熟成寿司。歯ごたえの良い肉厚の鯛に、寿司飯に最も適しているといわれる鳥取米ヤマヒカリ。それを香りの良い北海道の真昆布が包み込みます。シンプルだからこそ、素材の旨みが引き立つ至高の一品。老舗ならではのこだわりと自信が感じられます。日本酒との相性も抜群です。
※掲載されているデータは平成21年6月現在のものです。
次回は、「うなぎ&あなご駅弁」を紹介します。