『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
ひつまぶしは細切りのうなぎ蒲焼きを白飯に混ぜ、お櫃に詰めたもの。最初はそのまま、次は薬味をのせて、最後にお茶漬けで味わいます。この名物料理を駅弁化。うなぎは一色町、お茶漬けに使う抹茶は西尾市、米と守口漬は愛知県産と、食材はすべて地元産です。
7~8月の期間限定品。50年ほどの歴史を持ち、ほどよい甘さの特製うなぎダレは販売開始時のレシピを守ります。うなぎは大分県産を使用。同駅の名物「あなご飯」も手がける蒲焼きの名人が、香ばしくほっくりと焼き上げ、香川県産ひのひかりの白飯にのせます。
創業150年の老舗がつくる逸品。秘伝ダレに何度もくぐらせて焼き上げた国内産うなぎの蒲焼き1匹分が、錦糸卵に覆われたご飯の上にのります。箸休めはうなぎの肝(佃煮)、わさび漬け、香の物など。浜松駅近くの浜名湖はうなぎの養殖地として知られます。
あなごの寿司弁当。創業100有余年の調理法(詳細は秘密!)で仕上げた「焼く」「煮る」「蒸す」三つのあなご料理が味わえます。ご飯は兵庫県米を含む数種類のブレンド米を使用。ほどよく甘みが残る酢加減が絶妙で、あなごとの相性も文句なし。箸が止まりません。
あなごは香ばしく、ほっくりと手焼きで。食べ頃の大きさに刻み、タレの浸みた白飯を覆い隠すように、びっしりと敷き詰めます。容器の対角線上にのせた錦糸卵とのコントラストが美しく、味の組み合わせも◎。事前連絡すれば、列車乗車口での受け渡しも可能です。
※掲載されているデータは平成21年7月現在のものです。
次回は、「夏の新作駅弁」を紹介します。