『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
仙台藩主・伊達政宗も好んだと伝わる宮城県亘理(わたり)町の郷土料理を駅弁化。おかずは特製醤油に漬け込んだ三陸産イクラと石巻産銀ザケの煮魚。宮城県産・ひとめぼれを特製味ご飯として炊き上げた茶飯は、深い味わいが印象的です。
手作りの高級棒寿司。鮮度抜群のマスを酢飯の中に詰め、さらに表面をマスで覆います。酢飯は福井県産米の華越前とコシヒカリのブレンドを炊き、疲労回復を促すと言われる酢酸で味付けします。職人技が光る白板昆布(バッテラ昆布)にも注目です。
富士山の湧水で育ったマスを使用。頭付きのマスは下拵え後、最高級の日高昆布ではさみ、じっくりと寝かせます。作りたてはもちろん、より味が馴染んだ翌日も美味。経木折詰を包む掛け紙は風流なマスのイラスト入りで、人気があります。
色鮮やかな紅ザケと酢飯を笹の葉で包んだ押し寿司。新潟県産コシヒカリを使った酢飯には、シソの葉の粉が混ぜてあり、爽やかな香りが食欲をそそります。新潟駅のほか、新津駅では昔懐かしい立ち売りさんがホームで販売します。
昭和57年11月の上越新幹線開通と同時に発売された駅弁。木製の容器に笹の葉を敷き、新潟県産コシヒカリの酢飯と特製の甘酢に漬けた紅鮭を詰めて、押し寿司にします。香りの良い笹の葉には保存効果もあり、お土産にも重宝します。
※掲載されているデータは平成21年9月現在のものです。
次回は、「秋の味覚駅弁」を紹介します。