『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
群馬県の高崎おかみさん会が監修する「おかみさん駅弁」の第4弾。外箱は慈眼院の白衣大観音が飾り、同寺のおみくじ入りです。おかずは榛名豚の梅カツや角煮、下仁田のこんにゃくなど、県産食材20品目を使用。白飯、ウコン飯、赤飯は「勇気・やる気・元気」を表します。
北海道の冬の味覚が満載。一度煮た棒ダラを手作業でほぐし、北海道米で炊く生姜飯、柔らかくなるよう大根で叩いた活タコの煮物、自家製かつお酒盗に漬け込んだ知床鶏の焼き物、一匹仕入れの天然ブリのちり蒸しなど、一手間も二手間もかけた料理が味わえます。
奥出雲の本醸造醤油や地伝酒で炊いた、境港水揚げの紅ズワイガニがたっぷりと味わえます。カニの棒肉やほぐし身に覆われたご飯は、島根県産コシヒカリ、赤貝、地元産ゴボウの炊き込みご飯で、カニとの相性は抜群です。副菜は西浜芋の揚げ物、津田かぶ漬など。
ブリのかま(エラの後ろ側)を骨まで柔らかく煮込んだ後、秘伝のタレをつけ、香ばしく焼き上げます。ご飯は富山県産米の酢飯にワサビ菜を混ぜてあり、脂ののったぶりかまの旨さを一層引き立てます。箸休めの白エビの浜焼き、三陸産わかめの含め煮も美味。
フグのエキスたっぷりのスープに針生姜を加え、さっぱりと炊き上げたふくめしが自慢です。おかずは真河豚の一夜干しをメインに、3種類のフグ唐揚げ(青海苔風味・明太子風味・独自のタレつけ揚げ)、風味のよい粒ウニなどがぎっしりと詰めてあります。
※掲載されているデータは平成21年12月現在のものです。
次回は、「高級駅弁(2)」を紹介予定です。