『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
天正10年(1582)、織田信長が安土城で徳川家康をもてなした「安土御献立」から数品を選び、忠実に再現。鱒の塩焼き、宇治丸(うなぎの丸焼き)、小串(焼き鳥)などが味わえます。明智光秀はこの準備で失敗。信長に叱責され、謀反を決心したと伝わります。
“独眼竜政宗”こと奥州の雄・伊達政宗を祖とする仙台藩の古典料理集を現代風にアレンジ。将軍家への贈答品「子籠鮭」に見立てた鮭の仙台味噌焼き、政宗の好物「鳥肉」から鶏つくねなど、9品が盛られています。献立は旬の食材を使うため、年2回、一部変更します。
関ヶ原の合戦では2代将軍・徳川秀忠の軍勢を足止めした真田昌幸。大坂夏の陣では徳川家康に死を覚悟させた真田幸村。そんな真田一族が愛した信州の幸がいっぱいです。ご飯はきのこご飯と白飯。おかずは信州牛のしぐれ煮、山菜天ぷら、地鶏の照り焼きなど。
越後の上杉謙信との名勝負で知られる甲斐の武田信玄にちなんだ駅弁。アワビの笹寿司、生姜風味の炊き込みご飯、味噌おにぎり、栗おこわと4種類のご飯が味わえます。甲州カボチャの茶巾揚げ、鱒の西京焼き、ほうとうの素揚げ、牛肉巻きなど、おかずも充実!
信長、秀吉に仕え、加賀百万石の大大名に出世する前田利家。彼を祖とする加賀藩の歴代藩主が食した宴席料理を現代風に調理しました。2段折詰の上段は、郷土料理の治部煮、レンコン挽き肉挟み揚げ、うなぎ蒲焼きなど。下段は白飯と炊き込みご飯が詰めてあります。
※掲載されているデータは、平成22年3月現在のものです。
次回は、「安うま駅弁(1)」を紹介予定です。