『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
カタカナの「エ」のような 形(かたち) をしているのは、 電車(でんしゃ) が 走(はし) る「レール」です。ホームや 踏切(ふみきり) から 見(み) ると 長(なが) い2 本(ほん) の 棒(ぼう) のように 見(み) えますが、レールを 輪切(わぎ) りにすると、こんな 形(かたち) になっているのです。これは 鉄(てつ) でできています。 このレールは、コンクリートでできた「 枕木(まくらぎ) 」の 上(うえ) に 金具(かなぐ) で 固定(こてい) されています。 昔(むかし) は、コンクリートではなく、“ 木(き) ”で 作(つく) られていたので、 枕木(まくらぎ) と 呼(よ) ばれるのです。 今(いま) でも 一部(いちぶ) の 区間(くかん) で 木(き) の 枕木(まくらぎ) を 使(つか) っています。 また、 枕木(まくらぎ) の 下(した) には 砕(くだ) いた 石(いし) を 敷(し) き 詰(つ) めています。この 石(いし) を「バラスト」と 呼(よ) んでいます。この 石(いし) を 敷(し) いている 地面(じめん) は「道床(どうしょう)」です。 レール、 枕木(まくらぎ) 、バラスト、 道床(どうしょう) などによってできている 電車(でんしゃ) の 走(はし) る 通路(つうろ) を「 線路(せんろ) 」と 呼(よ) びます。