『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
「ヘッドマーク」は、 列車(れっしゃ) の 名前(なまえ) をかかげたシンボルマークで、「トレインマーク」と 呼(よ) ぶこともあります。 以前(いぜん) はほとんどの 特急(とっきゅう) や 急行(きゅうこう) に 付(つ) いていましたが、 最近(さいきん) では 新幹線(しんかんせん) のようにヘッドマークを 付(つ) けない 列車(れっしゃ) も 増(ふ) えています。 そんななか、ブルートレインのように 機関車(きかんしゃ) を 使(つか) う 列車(れっしゃ) では、 今(いま) でも 伝統的(でんとうてき) な 形(かたち) のヘッドマークが 使(つか) われています。 多(おお) くは 円形(えんけい) で、そこに 列車名(れっしゃめい) や 名前(なまえ) に 関連(かんれん) したイラストなどをあしらってデザインされています。 大(おお) きさは 直径(ちょっけい) 60センチ 程度(ていど) のものが 多(おお) いです。 重(おも) さはさまざまですが、 頑丈(がんじょう) につくられているので、 重(おも) いものは 数(すう) キロあります。 なお、 今(いま) は 走(はし) らなくなってしまいましたが、ブルートレインの「 富士(ふじ) 」では 富士山型(ふじさんがた) のヘッドマークが 使(つか) われたこともあり、 珍(めずら) しい 形(かたち) として 人気(にんき) がありました。 このような 形(かたち) のヘッドマークが 使(つか) われるようになったのは、JRの 前身(ぜんしん) となる 国鉄時代(こくてつじだい) 、 今(いま) から70 年(ねん) ほど 前(まえ) のことです。
交通新聞社(こうつうしんぶんしゃ) では、「JR 時刻表(じこくひょう) 」50 周年(しゅうねん) を 記念(きねん) して 特製(とくせい) ヘッドマークを 作成(さくせい) しました。 写真(しゃしん) は 由利高原鉄道(ゆりこうげんてつどう) ( 左(ひだり) )と 秩父鉄道(ちちぶてつどう) ( 右(みぎ) )に50 周年(しゅうねん) ヘッドマークを 装着(そうちゃく) して 頂(いただ) き、 走行(そうこう) した 様子(ようす) です。
「50 周年記念企画(しゅうねんきねんきかく) の 最新情報(さいしんじょうほう) は コチラ」