鉄道車両(てつどうしゃりょう) は、 管理(かんり) などの 必要(ひつよう) があるため、1 両(りょう) ずつすべてに 形式名(けいしきめい) や 番号(ばんごう) が 付(つ) けられています。 鉄道車両(てつどうしゃりょう) の 形式名(けいしきめい) は、カタカナ、アルファベット、 数字(すうじ) などの 組(く) み 合(あ) わせで 表現(ひょうげん) されています。その 組(く) み 合(あ) わせ 方(かた) やアルファベットの 持(も) つ 意味(いみ) などは、 車両(しゃりょう) のグループによって 異(こと) なります。この 表示(ひょうじ) は 車体(しゃたい) の 外側(そとがわ) や 車内(しゃない) の 壁(かべ) などに 表示(ひょうじ) されています。ホームから 確認(かくにん) できるものもあるので、 電車(でんしゃ) に 乗(の) るとき、 探(さが) してみましょう。
● 電車(でんしゃ) の 場合(ばあい) カタカナと 数字(すうじ) の 組(く) み 合(あ) わせ。ただし、JR 東日本車両(ひがしにほんしゃりょう) は 東日本(ひがしにほん) を 示(しめ) す「E」を 追加(ついか) 。
○「クモハ123-1」の 場合(ばあい) ク= 運転台付(うんてんだいつ) き 電車(でんしゃ) を 示(しめ) す モ=モーター 付(つ) き 電車(でんしゃ) を 示(しめ) す ハ= 普通車(ふつうしゃ) を 示(しめ) す 123= 車両(しゃりょう) の 系列(けいれつ) を 示(しめ) す 1=1 番目(ばんめ) の 車両(しゃりょう) であることを 示(しめ) す
○「サハE233-1」の 場合(ばあい) サ=モーターのない 電車(でんしゃ) を 示(しめ) す ハ= 普通車(ふつうしゃ) を 示(しめ) す E=JR 東日本(ひがしにほん) の 車両(しゃりょう) であることを 示(しめ) す 233= 車両(しゃりょう) の 系列(けいれつ) を 示(しめ) す 1=1 番目(ばんめ) の 車両(しゃりょう) であることを 示(しめ) す
● 新幹線(しんかんせん) の 場合(ばあい) 数字(すうじ) の 組(く) み 合(あ) わせ。ただし、JR 東日本車両(ひがしにほんしゃりょう) は 東日本(ひがしにほん) を 示(しめ) す「E」を 追加(ついか) 。
○「783-9001」の 場合(ばあい) 783=7で 車両(しゃりょう) の 系列(けいれつ) (700 系(けい) およびN700 系(けい) )、8でN700 系(けい) の 普通車(ふつうしゃ) 、3で 博多寄(はかたよ) りの 運転台付(うんてんだいつ) きモーターのない 車両(しゃりょう) であることを 示(しめ) す 9001=9000 番代(ばんだい) ( 試作車両(しさくしゃりょう) )の1 番目(ばんめ) の 車両(しゃりょう) であることを 示(しめ) す
○「E515-2」の 場合(ばあい) E=JR 東日本(ひがしにほん) の 車両(しゃりょう) であることを 示(しめ) す 515=5で 車両(しゃりょう) の 系列(けいれつ) (E5 系(けい) )、1でグリーン 車(しゃ) 、5でモーター 付(つ) き 中間車(ちゅうかんしゃ) であることを 示(しめ) す 2=2 番目(ばんめ) の 車両(しゃりょう) であることを 示(しめ) す
● 機関車(きかんしゃ) の 場合(ばあい)
アルファベットと 数字(すうじ) の 組(く) み 合(あ) わせ 蒸気機関車(じょうききかんしゃ) はアルファベットが1つで 動輪(どうりん) の 数(かず) を 示(しめ) す。C= 動輪(どうりん) 3 軸(じく) 、D= 動輪(どうりん) 4 軸(じく) 、E= 動輪(どうりん) 5 軸(じく) など 電気機関車(でんききかんしゃ) とディーゼル 機関車(きかんしゃ) はアルファベット2つを 組(く) み 合(あ) わせ、 先頭(せんとう) はE= 電気機関車(でんききかんしゃ) 、D=ディーゼル 機関車(きかんしゃ) 、2つ 目(め) は 動輪数(どうりんすう) 。 動輪数(どうりんすう) の 数(かぞ) え 方(かた) は 蒸気機関車(じょうききかんしゃ) と 同(おな) じ
● 客車(きゃくしゃ) や 貨車(かしゃ) の 場合(ばあい)
カタカナと 数字(すうじ) の 組(く) み 合(あ) わせ。ただし、JR 東日本車両(ひがしにほんしゃりょう) は 東日本(ひがしにほん) を 示(しめ) す「E」を 追加(ついか) 。