『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
JR大曲駅構内(2階)にある観光案内所。インフォメーションカウンターで事前に送られてくる「TABIYORIクーポン」を渡せば受付完了。ホッコリほろ酔い気分ツアーに出発!
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ツアー中は専用の貸切タクシーで移動。地元を熟知した運転手さんの案内で、時間のロスもなく安心!
JR大曲駅前にある昭和10年(1935)創業の老舗菓子店。お菓子だけでなく、「大曲の花火」関連のグッズも店内に並ぶ
ショーケースには、名産のフキを刻んで入れた「ふきようかん」や「フルーツケーキ」「ブランデーケーキ」など和洋菓子が並ぶ
先代が考案したブランデーケーキ『夜空の大輪』。大曲の花火にちなんで、花火筒をモチーフにした大人スイーツ
『夜空の大輪』を店内でちょこっと食べ。大曲の花火や安倍首相が来店したときの話などを話してくれたご主人の後藤さん
5代受け継ぐ伝統の郷土菓子「とうふかまぼこ」。伊達巻を思わせるほのかな甘みとかまぼこの食感がユニーク。トラ皮・のり皮・昆布皮・たまご皮の4種類
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ツアーでは『とうふかまぼこ』のほか、銘菓の「三杯もち」を使った抹茶・桜葉・小豆あんの3色団子『ふふふ団子』もちょこっと食べ
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レンガ造りを思わせるお洒落な外観の和洋菓子店。地元で愛されている名店で、店内には手作りケーキやクッキーなどが所狭しと並ぶ。閉店間際には売れ切れてしまう商品も
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注文は県外からも多いという人気店。ツアーチケットを渡して、銘菓『ふる里再会の森』をゲット! 地元で30年間愛され続ける銘菓をタクシー内でちょこっと食べ
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サクサクのクッキーのまわりにカボチャとヒマワリの種をトッピング。クッキーの間にはホワイトチョコレートをサンド。大輪の花火のような見た目もキレイ
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明治時代の大地主の米蔵を利用したメインの仕込蔵「滄溟海」(そうめいかい)。「蒼く広い海」という意味で、火伏せの願いを込め、漢字全てにさんずいが付けられている
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左から『純米吟醸 六舟』、『吟醸 六舟』、『純米吟醸 KAWASEMI』、『超辛口番外』。全量、酒槽(さかふね)と呼ばれる槽で昔ながらの「しぼり」を行なうこだわりの酒造り
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敷地内には「宝物蔵」があり、秋田藩のお殿様から頂いたさまざまな宝物が展示されている。代々婚礼の際に使われているという贅を尽くした「かんざし」は必見!
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とっても丁寧にガイドをしてくれたスタッフの山崎亜紗美さん。見学後は、10種類近くのお酒を試飲。売店では、ここでしか買えない貴重なお酒を販売していることも
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店内には秋田県内の銘酒がズラリ。写真は、君ちゃんオリジナルの角館四季『大吟醸 春』、『吟醸 夏』、『純米酒 秋』、『原酒 冬』。いずれも酒蔵見学で訪れた『秀よし』製
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きりたんぽ、稲庭うどんなどの“美食”にはじまり、見目麗しき“秋田美人”にいたるまで、“美の国”として知られる秋田。県内東部中央に位置する仙北市では、東北有数の観光地 田沢湖・角館を満喫できる着地型観光プラン「あきたTABIYORI」が、手軽でお洒落なツアーとして人気を集めている。今春新たに、現地スタッフがこだわり抜いた“美酒&銘菓”を味わうツアーが発売されるとの情報をキャッチ! ちょっとどころか、かなり気になるそのツアーをいち早く体験してみることにした。
JR大曲駅構内にある大仙市観光情報センター「グランポール」。インフォメーションカウンターでは、スタッフさんが温かく出迎えてくれた。“笑顔がステキ☆さすが秋田”。そんな思いを胸に、事前に送られてきた「TABIYORIクーポン」を見せたら受付終了。わずらわしい手続きがないのがイイ!! ツアーの簡単な説明を受け、早速“ホッコリほろ酔い気分ツアー”に出発だ!
このツアーのステキなところは、貸切タクシーで移動できるところ。目的地まで迷うことがないし、お酒にほろ酔っても、お土産をいっぱい買っても心配ない。運転手さんと味のある秋田弁に愛着を感じながら会話を弾ませ、地元で愛されているお菓子店と酒蔵へ向かった。
ツアー前半は、「お菓子と民芸 豊月」「菓子司つじや」「ふるさと再会の森本舗 正貢堂」での“お菓子ちょこっと食べ”。クーポンを見せると、各店自慢のお菓子を出してくれる。お菓子の歴史を説明してくれたり、あったかいお茶を振る舞ってくれたり。銘菓を口に含むと、その美味しさがじんわりやさしく広がって、思わず笑顔がこぼれてしまった。
地元の銘菓に“ニッコリ、ホッコリ”したら、旅の後半は「美酒王国」の酒蔵廻りへ。『刈穂』の秋田清酒、『秀よし』の鈴木酒造店では、ガイドの方の案内で酒蔵見学と試飲を楽しむ。凛とした蔵の中に広がる馥郁とした酒香。それぞれの酒蔵で香りがまったく違うのが面白い。この日は、大きな樽の中でプツプツと音を立てながら、酵母が生み出す気泡が絶え間なく湧き上がっていた。“お酒って生きてるんだ……”。お酒の息吹を間近に感じた瞬間だった。
旅の締めくくりは、鼻歌交じりのほろ酔い気分で、角館武家屋敷通りにある「地酒処 君ちゃん」へ。県内各酒蔵の利き酒が楽しめるこの店では、“看板娘”の君ちゃんが待っていた。滋味あふれる手作りのいぶりがっこ。そして、心からの“お・も・て・な・し”。初めて訪れたのに故郷のようなカンジ。君ちゃんの話術にすっかり引き込まれていた。笑いすぎておなか痛い。ずっとココにいたい……、また君ちゃんに会いたい。定刻となり、後ろ髪を引かれる思いで、角館を後にした。
地元で愛されている酒とお菓子を味わった今回のツアー。絶えず感じたのは、“地元から愛されている自分”がいたこと。“明日からまたがんばろう! 私には愛してくれる故郷がある”。「また来るね」。秋田の夜空に再訪を誓った感動の穴場旅だった。
日時●2014年4月4日(金)~11月8日(土)の毎週金・土曜、
13:30~16:35(約3時間) ※設定除外日:8月15・16・23日
定員●1グループ(2~4名)~
集合場所●13:30 大仙市観光情報センター「グランポール」
(JR大曲駅構内)
食事●なし(お菓子など3カ所)
添乗員●同行しません
料金●2名の場合6,000円/1人、3名の場合4,700円/1人、
4名の場合3,500円/1人(大人・小学生同額)
※1 | 天候等により、催行中止もしくは行程通りにならない場合もございます。 |
※2 | 食べ歩きのため、お菓子店でのお席など準備しておりません。 |
※3 | お酒の試飲がございますので、未成年者の試飲及び自家用車でのご参加はご遠慮願います。 |
※4 | 酒蔵見学時は、他のお客様と行動を共にする場合がございます。 |
※5 | タクシーは、観光ガイドを主としたものではありませんのでご了承願います。 |
※6 | 料金に含まれるものは、タクシー代、お菓子代、体験代、その他諸経費です。 |
※7 | 料金に含まれないものは、個人的な諸費用です。 |