三陸の中心部に位置する宮古市。2019年3月にJRから三陸鉄道に移管されて、久慈駅から盛駅まで三陸鉄道リアス線がつなぐ岩手県沿岸の中心地へ。
息を呑むような美しい浄土ヶ浜の絶景や、サケ、アワビ、サンマ、ウニ、毛ガニと海の幸をテーマにしたいくつものイベントを開催できる水産業の実力、そして街を盛り上げ、訪れる人をよろこばせようという人々の底力が、宮古をたまらなく魅力的な街にしている。
今度の休みには友達と旅をしてリフレッシュしたり、みんなでわいわいとアクティブに過ごしたり、母娘でのんびりと癒しを求めたり、ときにはひとり旅で自分探しの旅をしてみたり、と週末の過ごし方はさまざま。女子旅におすすめのご当地グルメや観光スポットなどを編集部が厳選して紹介。週末のおでかけ先を見つけてみて。
三陸の中心部に位置する宮古市。2019年3月にJRから三陸鉄道に移管されて、久慈駅から盛駅まで三陸鉄道リアス線がつなぐ岩手県沿岸の中心地へ。
息を呑むような美しい浄土ヶ浜の絶景や、サケ、アワビ、サンマ、ウニ、毛ガニと海の幸をテーマにしたいくつものイベントを開催できる水産業の実力、そして街を盛り上げ、訪れる人をよろこばせようという人々の底力が、宮古をたまらなく魅力的な街にしている。
2019年3月にオープンした、宮古駅舎内にあるショップ。三鉄社員、関係者などがアイデアを出し合って開発した各種オリジナルグッズやコラボ商品のほか、沿線のみやげ品、ファンのココロをくすぐる三鉄のDVDなども販売。赤字解消の願いを込めた「赤字せんべい」「クロジカせんべい」に、つい応援したくなる。
日本有数の漁場として知られる三陸沖で水揚げされた海産物がずらりと並ぶ。新鮮さはもちろん、珍しい魚も多く、見ているだけでも楽しい。地元生産者が持ち寄る農産物、精肉、餅などさまざまな品を販売。2019年にバーベキュースペース『魚菜広場』が新設。購入した食材をすぐに焼いて味わうことができる。
浄土ヶ浜に面し、レストランと売店を営業していて、窓から絶景を眺めながら食事が楽しめる。売店では、地元海産物を使った加工品、グッズなどを販売。3階の展望台からは岩越しに外洋も望める。
レストランでは、ユニークな浄土ヶ浜カレー750円のほか、海鮮丼や魚介のラーメンなど、三陸を味わうメニューを用意。
たくさん水揚げされるイカでお菓子をと明治14年(1881)に初代が始めて以来、試行錯誤を続けながら、いかせんべいを作り続けてきた老舗。仕入れたスルメイカから自社で作る煮汁と粉末がほどよくイカを感じさせ、素朴ながらやめられないおいしさだ。花輪工場では鉄の型を使って手焼き体験ができ、焼きたてのアツアツが食べられる。
生ウニを牛乳瓶に詰めて保存する岩手県沿岸の習慣をヒントに誕生したご当地丼。瓶に詰められた具を自分でご飯にかけて味わう。
瓶ドンを提供するお店は、1日30食限定で提供している「魚彩亭すみよし」(写真左)ほか、宮古駅前で創業80年を超える老舗寿司店「蛇の目本店」(写真中)や、絶景を望む「浄土ヶ浜レストハウス」(写真右)のほかで食べられる。