精進湖・本栖湖の新名物として話題を集めている「鹿カレー」。富士河口湖町では野生の鹿による農作物の被害が深刻で、駆除された鹿を有効活用するアイデアとして誕生したご当地グルメだ。鹿肉は町内で食肉加工するため新鮮。精進湖・本栖湖周辺の民宿などで提供中で、カレー以外にも「鹿肉の燻製」や「鹿肉うどん」などがある。
『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
10月末から11月にかけて、富士河口湖町では美しい紅葉が盛りを迎える。その時期に合わせて開催されるのが「富士河口湖紅葉まつり」(10月30日~11月21日)。メイン会場は河口湖畔のもみじ回廊(河口湖美術館通り)で、夜になれば紅葉のライトアップも行なっている。
TEL.0555-72-3168(紅葉まつり運営協議会)。9:00~21:00(ライトアップは~22:00)、10月30日~11月21日の期間中無休
河口湖畔にある道の駅。正面には1.7haの広さの芝生広場「小海公園」と河口湖が広がり、2階には河口湖が眺められる円形展望台やレストランもある。このレストランの名物グルメが「イトリキカレー」。富士吉田市の地酒屋「糸力」の裏メニューとして出され、芸能人のファンも多数。コピーライターの糸井重里氏が“世界一美味しいカレー”と絶賛した逸品だ。種類はココナッツ、インド、ビーフ、キーマンの4種類。お土産にも便利なレトルトタイプもある。道の駅周辺や富士五湖地方の観光情報も提供しており、ここを拠点に富士河口湖町をめぐるのもいい。
TEL.0555-72-5633。9:00~17:00(駐車場、トイレ、公衆電話は24時間利用可)、無休。山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3758-1。富士急行河口湖駅から西湖・青木ヶ原周遊線バス19分の道の駅かつやま下車すぐ
富士山を最も美しく見られる地として、英国人H.S.ホイットウォーズが見つけ出し、世界に紹介した精進湖。周囲約5kmと富士五湖で一番小さい湖だが、その抜群の景色で今も多くの人々を魅了している。
TEL.0555-87-2025(精進湖観光協会)
精進湖・本栖湖の新名物として話題を集めている「鹿カレー」。富士河口湖町では野生の鹿による農作物の被害が深刻で、駆除された鹿を有効活用するアイデアとして誕生したご当地グルメだ。鹿肉は町内で食肉加工するため新鮮。精進湖・本栖湖周辺の民宿などで提供中で、カレー以外にも「鹿肉の燻製」や「鹿肉うどん」などがある。
平成21年8月に運行を開始した「富士登山電車」。JR九州の車両デザインも多数手がけている水戸岡鋭治氏のデザインによる車両は「赤富士」と「青富士」の2両編成からなる。
客室内は木や布など自然素材を多用し、レトロモダンな内装。富士吉田市の特産品「甲斐絹」をモチーフにした飾りも随所に展示され、その色鮮やかな色合いは見ていて楽しい。
シートの種類もソファー席や展望席など多彩で、赤ちゃん連れの方にはうれしいベビーサークルもある。富士山を楽しむための日本一ゆたかな登山電車の名にふさわしく、車窓からは富士の絶景が眺められる。
河口湖の河童伝説から生まれた富士河口湖町のB級グルメ「かっぱめし」。キュウリの浅漬けと長イモのすりおろしが、熱いご飯と絶妙にマッチして、クセになる味。富士河口湖周辺の約50の店舗で出されているので、ノボリとステッカーを目印に、お店を探して味わってみよう。
また今年、河口湖ハーブ館(TEL.0555-72-3082。9:00~18:00[冬季は~17:30]、無休。富士河口湖町船津6713-18)に、かすてら工房が完成。「富士山麓高級かすてら」やカステラを6時間焼き上げた「河口湖かすてらすく」などが人気を集めている。
写真協力=富士河口湖町、富士急行株式会社
※掲載されているデータは平成22年10月現在のものです。