1 雲上の「五大堂」(写真右上)は山寺随一の展望台。豊かな里を眼下に望む
2 山上に点在する伽藍
3 嘉永元年(1848)再建の仁王門。左右には運慶の弟子の作と伝わる仁王尊像が安置されている
宝珠山 立石寺(山寺)
 屹立(きつりつ)する崖に張り付くように大小30もの堂塔が点在する様は壮観。山寺の名で親しまれ、俳人の松尾芭蕉もこの地を訪れ、名句「閑さや岩にしみいる蝉の声」を詠んだという。貞観2年(860)創建の多々ある見どころをめぐり登って山上へ行けば、眼下の景観に心奪われる。また山門前の参道では、手打ちそば、玉こんにゃくなどの名物が参拝客の疲れを癒してくれる。
宝珠山 立石寺(山寺)
入山料:300円、中学生200円、4歳以上100円
交通:JR仙山線山寺駅下車
住所:山形市山寺4456-1
TEL.023-695-2816(山寺観光協会)