新宿から日光へは約2時間。JR新宿駅から東武鉄道東武日光駅まで乗り換えなしの直通で行けるから便利。毎日運転されているJR・東武線直通の特急「スペーシアきぬがわ号」、特急「日光号」「きぬがわ号」は、おしゃべりしたい女子の列車旅にぴったり!
特急「スペーシアきぬがわ号」のオススメは、4人掛けボックスタイプの個室(コンパートメント)がある6号車。ワイドなソファと大理石テーブルが配置され、広々とした空間でトークも楽しめる。
特急「日光号」として運転される253系も美しい車両として有名で、1992年には鉄道友の会からローレル賞も受賞したほど。日光の紅葉や湖などをイメージした色鮮やかな座席で、とても明るい雰囲気。どちらの列車に乗り込んでも、旅の始まりを盛り上げてくれそう。駅や車内販売でお弁当を買って、のどかな田園風景を眺めながら頬張ってみて。
世界遺産の日光東照宮をはじめ、風情溢れる日光を散策するなら、女子同士で着物に着替えて出かけてみては? おしゃれな美容室の1日着物レンタルプランを利用して、着物姿で繰り出したら楽しそう。JR日光駅から程近い鉢石宿(はついししゅく)界隈では3月3日まで雛人形が飾られ、晴れやかなおまつりムード。そぞろ歩きできるのも楽しい。
ランチは明治末期に建てられた石造りの洋館、明治の館で。アメリカ人貿易商の別荘だったという建物で優雅な時間を。宿泊は、女子会プランも充実の鬼怒川温泉ホテルへ。デザイン浴衣に着替えてくつろげば、すっかり大和なでしこ気分。
栃木の女子旅なら、JR日光線の鹿沼駅または特急「スペーシア」や「日光号」も停車する新鹿沼駅で下車して、“木工のまち” に出合ってみて。特産の木材や麻を扱う商人や、大工、建具師など、木材加工に携わる職人が多かったため、 “木工のまち”として栄えた鹿沼。
「木のふるさと伝統工芸館」では、市有形文化財の「石橋町屋台」など、鹿沼の伝統工芸品がずらり。「屋台のまち中央公園」では、歴史的遺産でもある彫刻屋台の見事な総彫りに思わず息を呑む。歩き疲れたら、鹿沼市役所に程近い根古屋路地へ。味わい深いこの路地は、月に1回若手作家や料理人が出店する「ネコヤド商店街」で人気のエリア。民家を改装したカフェで自家焙煎コーヒーを頼んだら、あとはゆっくりと流れる時間に身を任せるだけ。