トレたび JRグループ協力

列車で女子旅~新潟編~
海と山と里を縫いながら、
新潟の地酒と食と文化を味わい尽くす
新潟の海と山里を走り行く
ほろ酔い列車

お待ちかねの酒肴は
往路と復路で異なる味わい

日本三大薬湯の一つ
松之山温泉で月見湯を

上越市のご当地つまみ
「するてん」は酒と相性絶妙!

米どころ新潟らしく
コシヒカリを用いた地ビール


越後妻有(えちごつまり)で
里文化とアートに触れる

鳥の声と静寂に包まれる
「美人林(びじんばやし)」で
憩いの散歩を


棚田の美しきこと。
これぞ、日本の原風景
01/08

新潟の海と山里を走り行く
ほろ酔い列車

上越妙高と十日町を結ぶ「越乃(コシノ)Shu*Kura」は酒好きにはたまらないイベント列車。新潟の地酒と車窓をのんびりじっくり味わって。
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02/08

お待ちかねの酒肴は
往路と復路で異なる味わい

「越乃Shu*Kura」びゅう旅行商品で供される料理は、地元食材や郷土料理の肴と新潟の地酒。往路と復路でメニューが異なるところが、心憎い。
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03/08

日本三大薬湯の一つ
松之山温泉で月見湯を

92度の高温で噴出する松之山温泉。濃度の高いカルシウム・ナトリウム塩化物泉を、「ひなの宿ちとせ」の月見の湯でたっぷり肌に吸わせて。
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04/08

上越市のご当地つまみ
「するてん」は酒と相性絶妙!

越後の海で獲れたスルメイカの一夜干しを、天ぷらにした「するてん」。ごはんのおかずにもいいが、やっぱり地酒との相性は文句なし!
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05/08

米どころ新潟らしく
コシヒカリを用いた地ビール

寺泊(てらどまり)のクラフトビール工房「日本海夕陽ブルワリー」は栃尾の湧水と、新潟産コシヒカリを用いて醸造。豊かな旨みが喉をすべりゆく!
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06/08

越後妻有(えちごつまり)で
里文化とアートに触れる

3年に1度の「大地の芸術祭」が今夏、7月26日~9月13日に開催。その期間中に開かれるのが「うぶすなの家」だ。古民家で里の味とアートの融合を楽しんで。
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07/08

鳥の声と静寂に包まれる
「美人林(びじんばやし)」で
憩いの散歩を

一面のブナ林が凛とした姿で魅せる「美人林」。新緑の合間から野鳥の声が響き渡る。
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08/08

棚田の美しきこと。
これぞ、日本の原風景

階段状に幾重にも連なる田んぼ。美しき棚田の田植えは5月下旬頃から。夕焼け空や、霧に包まれる朝には、幻想的な景観に巡りあえることも。
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酒と風景に酔いしれるイベント列車「越乃Shu*Kura」
 


 北陸新幹線「はくたか」が停車する上越妙高駅から乗り込みたいのは、新潟らしいイベント列車「越乃(コシノ)Shu*Kura」だ。なんといっても、地酒王国新潟の「酒」が味わえるのが最大の魅力。3両編成のうち、1・3号車の客車では地酒がふるまわれ、景色とともにゆっくり味わえるのが嬉しい。

 また、2号車はイベントスペース。蔵元と酒談義できたり、バーテンダーが作る日本酒カクテルが飲めたり、長岡に伝わるからくり盃「十分盃」で試飲したりと、めくるめく酒文化を体感し放題。さらに、車内で利用できる呑みくらべクーポンを利用すれば、利き酒コーナーで常時5種の地酒をたしなんだり、地元ならではのつまみ、グッズを購入することだってできるのだ。

 日本一海に近い青海川駅をはじめ、城下町、海、山、田んぼなど、多様な景観が次から次へと彩りを変える車窓も楽しみ。運転日限定ながら、越後湯沢へ向かう「ゆざわShu*Kura」もあるので、目的地を変えて巡るのもいい。


★「越乃Shu*Kura」
運転日:2015年3月14日(土)~6月28日(日)の金・土・日曜・祝日(5月30・31日を除く)
運転区間:北陸新幹線・えちごトキめき鉄道上越妙高駅~JR飯山線十日町駅
運賃・料金:大人7000円(上越妙高駅~十日町駅乗車のびゅう旅行商品)
詳しくはJR東日本 新潟支社
列車を降りても続くにいがた酒王国巡り
温泉宿で地酒を楽しむなら、
「にいがた地酒の宿」をチェック!

 新潟は酒王国だ。なかでも、うまし米、清冽(せいれつ)な水で醸す日本酒の酒蔵は、県内に90蔵余りがひしめき、しのぎを削って渾身の酒を仕込んでいる。蔵見学ができる所も少なくないので、いくつかを巡り歩いて、飲み比べてみるのも愉しみだ。しかも新潟は、日本海に面した魚介の宝庫。酒に合う料理はもちろん、ご当地つまみもあるので、酒と合わせて味わいたい。
 日本酒だけでなく、クラフトビールの工房や、ワイナリーもあり、和洋の酒が揃うのも、新潟の特徴だ。職人たちがていねいに作り上げた生命の水を、ゆったりのんびり味わい尽くして。


上越市のご当地つまみ
「するてん」を味わってみて

明治創業の「岩の原葡萄園」で
日本が誇るワインを堪能

海辺の工房で作り立ての
クラフトビールを味わう贅沢
自然とともに息づく、里カルチャーを十日町で体感!
  • 3年に1度の芸術祭が今夏開催!
    「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」

 棚田やブナ林など、日本の原風景と称される風景が今も息づく十日町。冬は日本有数の豪雪地帯ともなる場所だからこそ、特有の気候と風土と人が織りなす山里文化が受け継がれてきた。思わず見とれてしまう景観や、心とろかす湯、地場の米、野菜などを用いた郷土料理、豪雪地特有の古民家など、存分に味わい尽くしたい。
 また、2000年より3年に1度開催されているのが、「大地の芸術祭」だ。越後妻有(十日町市・津南町)地域に内在する価値を、現代アートを媒体に、世界へ発信。自然の息吹と現代アートの融合は、今夏、催される。


茅葺きの古民家で
伝統の郷土料理を味わう

地元の案内人に誘われる
「美人林」ハイクに出かけよう

緑と水と空の競演!
美しき棚田に見惚れる
文・構成=佐藤さゆり
写真協力=ひなの宿ちとせ、上越観光コンベンション協会、岩の原葡萄園、日本海夕陽ブルワリー、
大地の芸術祭実行委員会 事務局、十日町市観光協会まつだい事務所、松之山温泉合同会社まんま
※掲載されているデータは2015年5月現在のものです。


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