トレたび JRグループ協力

列車で女子旅~山形編~
日本の原風景を体感しにリゾート新幹線「とれいゆ つばさ」で山形へ
月に1度執り行われる
ご縁を結ぶ祈願祭

巨大原石に満ちる
歴史ある赤湯でいきかえる

つきたてのお餅を
たらふく食べる贅沢な朝

日本やフランス、郷土美術が
一堂に会する「山形美術館」


幻想的な景色にうっとり
闇にうかぶ、緑光と水


黒壁と欅並木が織りなす
米どころ庄内のシンボル

酒田舞娘の艶やかな舞に
うっとり見惚れる

潮風とともに満喫する
夏の名物クルーズ
01/08

月に1度執り行われる
ご縁を結ぶ祈願祭

むすひの神様を祀る「熊野大社」。満月の夜の「月結び」に参列して、特別な、たまゆら守をいただこう。
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02/08

巨大原石に満ちる
歴史ある赤湯でいきかえる

赤湯温泉に佇む温泉宿「瀧波(たきなみ)」の大石露天風呂は、赤湯の山の巨石をくりぬいたもの。ストーンパワーを浴びて。
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03/08

つきたてのお餅を
たらふく食べる贅沢な朝

温泉宿「瀧波」の朝ごはんはお餅。ずんだ、あんこ、納豆、きなこなど、7種の味が食べ放題! 豪快な餅つきにも参加でき、朝から楽しみ満載だ。
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04/08

日本やフランス、郷土美術が
一堂に会する「山形美術館」

多層民家風にモダンが融合した美術館には、東西の珠玉アートが集結。心ゆくまで鑑賞したい。
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05/08

幻想的な景色にうっとり
闇にうかぶ、緑光と水

山形県随一の名瀑と誉高き「玉簾(たますだれ)の滝」で、真夏の8日間、ライトアップされる。昼とは違う趣は必見!
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06/08

黒壁と欅並木が織りなす
米どころ庄内のシンボル

NHK連続テレビ小説『おしん』の舞台となった「山居(さんきょ)倉庫」。傍らは樹齢150年以上のケヤキ並木で、散歩にうってつけ。
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07/08

酒田舞娘の艶やかな舞に
うっとり見惚れる

江戸時代の料亭文化を今に受け継ぐ「相馬樓(そうまろう)」で、酒田舞娘の舞を観賞したい。記念撮影もできる。
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08/08

潮風とともに満喫する
夏の名物クルーズ

酒田と小さな離島・飛島(とびしま)を結ぶ定期航路船が、夏だけの特別クルーズを運航。サンセットの時間、刻々と色を変える空と海の競演は、ずっと眺めていたくなる。
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足湯に地酒、畳座敷。和情緒漂う
リゾート新幹線「とれいゆ つばさ」
 


 福島から出発し、米沢、山形を経て、新庄へ。豊かな緑の景色を縦走する山形新幹線に、土・日曜・祝日(※お盆を除く)だけお目見えするのが、新幹線初のリゾート列車「とれいゆ つばさ」。乗ること自体が楽しみになるようなアイデアが満載なのだ。

 まず、お座敷指定席。ボックス席が畳敷きとなっているうえ、天井や座席背板には山形の果実をモチーフにしたレリーフが色香を放つ。それだけでもテンションが上がるが、湯上りラウンジにあるバーカウンターでは、地酒やワイン、フルーツジュース、おつまみなど、山形の味が勢揃い。民芸品や工芸品も展示され、山形の魅力を伝えている。

 そして、最大のお楽しみが足湯だ。湯守アテンダントに案内されて回廊を抜けると、石張りの小上がりに紅花色の浴槽が。オリジナルタオルが用意されているので、手ぶらで足湯が楽しめる。新幹線とは思えぬ極上の時間を、存分に味わいたい。

 さらに、9月12日には快速「SL山形日和ファイナル」が運転。村上駅12時26分発、SL C57-180号機がばんえつ物語客車7両を牽(けん)引して酒田まで走行し、山形の夏の最後を盛り上げる。

「とれいゆ つばさ」
運転日:~9月27日(日)の土・日曜・祝日 ※8月8日(土)~16日(日)は除く
運転区間:福島~新庄
運賃・料金:大人6900円~(福島~新庄間乗車のびゅう旅行商品現地発着プラン)
※片道乗車券および特急券、「とれいゆ つばさ」オリジナル弁当と飲みものセットが付いたプランです。
※16号車足湯のご利用には、追加料金350円(1名、おとな・こども同額)が必要です。びゅう旅行商品でお申込みできます。
詳しくはJR東日本仙台支社

★快速「SL山形日和ファイナル」
運転日:2015年9月12日(土)
運転区間:村上~酒田
運賃・料金:
大人 普通車指定席2460円(村上~酒田、片道乗車券1940円+指定席券520円)
大人 グリーン車指定席3610円(村上~酒田、片道乗車券1940円+グリーン券1940円)
※全車指定席です。

伝統とモダンが息づく「とれいゆ つばさ」沿線の旅
むすひの神様とうさぎに祈る
満月の夜の特別な祈願祭

 山形には、連なる山々のふもとに母なる川・最上川がゆったり流れ、日本の原風景と呼ばれる緑豊かな情景が広がる。
 点在する里には今もしっかり伝統が受け継がれている。満月の夜に催される祈りや、田んぼの恵をたらふく味わえる餅の朝ごはんなどなど、山形の魅力を全身で味わいたい。
 伝統文化だけではない。山形は、桃やラ・フランスなどの果樹王国であり、地酒・ワインの酒王国でもある。豊かな実りや情景を、現代的なエッセンスで味わえるスポットも充実。女子同士、ゆっくりと巡り歩けば、山形の奥深さを一緒に体感できるはず。


週末ごとに異なる農園で
ランチを味わう贅沢

赤湯温泉「瀧波」では
大石露天風呂で湯あみを

山形の三大美術館を巡って
和洋のアートを堪能したい
日本海に面した港町でハイカラ酒田さんぽ
  • 玉簾(たますだれ)の滝は
    真夏の夜のクールスポット

 北に鳥海山を望み、南には最上川がゆったり蛇行し、美しき田園が広がっている酒田の町。江戸時代、北前船で栄えた港町は、「西の堺、東の酒田」と呼ばれ、羽州屈指の栄華を誇ったという。積荷とともに上方との文化交流も盛んとなり、あでやかな花柳界は昭和の初めまで全国にその名を轟かせていた。
 豊かな風土に馴染んだ、酒田ならではの文化は今も健在。連なる棟がどっしりと立ち並ぶ山居倉庫や、日本一の大地主として知られた本間家旧本邸、相馬樓など、往時の華やかな様子が見られるスポットが点在。そぞろ巡れば、伝統文化の中に、新たな息吹も感じられるはず。


明治建築の農業倉庫で
お買い物も楽しんで

酒田の花柳界を今に伝える
美しき料亭&茶屋

船上から眺める夕陽に
心奪われるひととき
文・構成=佐藤さゆり
写真協力=東根市観光物産協会、熊野大社、いきかえりの宿 瀧波、山形美術館、酒田観光物産協会、相馬樓、酒田市定期航路事業所、酒田市八幡総合支所
※掲載されているデータは2015年8月現在のものです。


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