茅葺きの門と朱色の塀に誘われれば、そこは酒田の料亭文化を支え続ける店。明治27(1894)年の庄内大震災後に再建された主屋は、江戸時代築の土蔵を囲むように建てられ、国の登録文化財建造物だ。2階の大広間で艶やかな酒田舞娘の演舞が眺められるほか、竹久夢二などを集めた蔵画廊、中庭を眺めながら抹茶で一服できるくつろぎ処も用意。随所に雅な意匠が施され、ひとつひとつにため息がもれる。前日までに予約すれば、舞娘弁当3500円を頂きながら、酒田舞娘の演舞も鑑賞できる。
相馬樓
入樓料:大人700円、高校・中学生500円、小学生・園児300円、3才未満無料
入樓料付き舞娘演舞鑑賞券:1000円
時間:10:00~17:00
休:水曜(お盆、年末年始は異なる)
交通:JR羽越本線酒田駅から市内循環るんるんバス約25分の寿町下車すぐ
住所:酒田市日吉町1丁目舞子娘
TEL.0234-21-2310