2015年に全線開業40周年を迎えた山陽新幹線。これを記念して、「新幹線:エヴァンゲリオンプロジェクト」が始動。新幹線車両は『エヴァンゲリオン』でメカニックデザインを担当した山下いくと氏がデザイン。監修はアニメ総監督の庵野秀明氏という豪華さで、1号車には「エヴァンゲリオン」の実物大コックピットやフォトスポットパネル、ジオラマを設置。ファンならずも盛り上がりそう。
注目の山陽新幹線に乗って訪れたいのが、冬の京都。平成28年1月から始まるキャンペーン「京の冬の旅」では、平成28年が臨済禅師の1150年遠諱(おんき)にあたることにちなんで、非公開文化財が続々と公開される。いつにも増して、ディープな一面に触れれば、もっと京都が好きになる。
※山陽新幹線500 TYPE EVAの1号車に入室するには、特設サイトで事前にきっぷを予約購入するか、主な旅行会社が販売する入場確約と特典付き専用旅行商品の購入が必要です。
乗車方法について、詳しくはコチラ
運行期間:2015年11月7日~2017年3月
(※一部運転しない日あり)
運転区間:博多~新大阪間(1日1往復)
凛とした静けさを迎える冬の京都。毎年この時期に開催される京都デスティネーションキャンペーン「京の冬の旅」キャンペーン(2016年1月1日~3月21日)では、普段は見ることができない非公開文化財が特別に公開される。例えば、妙心寺では狩野派の巨匠、山楽や山雪の代表作がお披露目。往時の豪華絢爛さを想像させる作品から、時を超えた美のパワーを感じてみて。
また妙心寺から少し行けば、時代劇のロケ地として知られる東映太秦映画村がある。江戸時代の町並みが広がる村内で、町娘の衣装に着替えて時代劇の登場人物になった気分を味わってみては。歴史を感じさせる古都の魅力を、きっと肌で感じられるはず。
伊根湾に沿って約230軒ある舟屋は、それぞれ1階が船のガレージ、2階が居間となっているユニークな建物。海辺ぎりぎりに建ち並んでいるので、まるで海に浮かんでいるかのように見える。なかには宿やカフェとして営業している舟屋も。波の音をBGMに一晩過ごしたり、伊根湾で捕れた新鮮な魚介類に舌鼓を打ったりして、ゆったりとした時の流れを感じられそう。
また遊覧船に乗って海側から舟屋群を見るのもおすすめ。目の前に広がる舟屋群は、まるで映画のワンシーンのように心に焼き付くはず。
文・構成=前田真紀
写真協力=京都市観光協会、聖護院八ッ橋総本店、東映太秦映画村、御室さのわ、
伊根町観光協会、奥伊根温泉 油屋、道の駅「舟屋の里公園」レストラン舟屋
※掲載されているデータは2015年12月現在のものです。