湯の川温泉|ゆのかわおんせん|島根県出雲市/JR山陰本線荘原駅|悲恋の姫が発見した“美人の湯”

大国主命と恋に落ちた稲羽国(いなばのくに、現在の鳥取県東部)の八上(やかみ)姫が出雲国に向かう途中、温泉を発見して浸かり、よりいっそう美人神になったと伝わる。しかし、命には本妻がおり、再び帰路に温泉に立ち寄った姫は「火の山のふもとの湯こそ恋しけれ 身をこがしても妻とならめや」と詠んだという。群馬県川中温泉・和歌山県龍神温泉とともに、「日本三美人の湯」の一つに数えられている。宿泊施設は6軒あり、写真上は「湯元 湯の川」の貸切風呂。

発見=神話時代、八上姫
主な泉質=塩化物泉
交通アクセス=JR山陰本線荘原駅から徒歩8~20分圏内
詳細は「湯の川温泉」