市内8カ所に湧き出す「別府八湯」のなかでも、別府温泉は駅周囲に広がり交通至便で、しかも神話時代からの歴史をもつ。大国主命(おおくにのぬしのみこと)が少彦名命(すくなひこなのみこと)の病を癒すために用いた、鶴見山麓から湧く「速見の湯」とされる。鶴見岳山頂にある火男火売(ほのおほのめ)神社は温泉郷の守り神として信仰を集めている。別府温泉のシンボルは共同浴場「竹瓦温泉」(写真上下)。昭和13年(1938)築の唐破風造りの建物は重厚で、砂湯も名物。
発見=神話時代、大国主命
主な泉質=単純温泉・炭酸水素塩泉・塩化物泉・硫酸塩泉
交通アクセス=JR日豊本線別府駅から徒歩1分~タクシー5分圏内
詳細は「別府なび」