最初、現在の温泉街から4kmほど離れた湯ヶ峰の頂上付近で発見されたが、文永2年(1265)に突然湧出が止まり困っていたところ、白鷺が河原に舞い降りていたことから飛騨川の河原に湧く湯が再発見されたという。白鷺に化身し湧出を知らせた薬師如来を本尊とするのが、温泉街にある温泉寺。
兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉とともに「日本三名泉」の一つに数えられる。共同浴場や足湯が複数あり、飛騨川の河原にある石積みの露天風呂「噴泉池」は野趣満点(写真上)。
発見=天暦年間(947~957)、発見者不明
主な泉質=単純温泉
交通アクセス=JR高山本線下呂駅から徒歩3分~タクシー5分圏内
詳細は「下呂温泉」