『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
三方にベランダを設けた、木造二階建ての新島旧邸。見学はHPやFAXで要事前予約。10:00~16:00(入館受付~15:30)、特別公開期間は火曜休。東日本大震災復興協力金として1口300円~(任意)。〔写真提供:同志社大学〕
知恩院の参道の和順会館にある「和食 花水庵」会席の一例。精進料理、京野菜を使った料理、自慢の蒸し料理などが器を彩る。予算の目安は昼食1,470円~。京都の地酒も用意。7:00~10:30、11:30~14:30、17:30~21:30(LO)、無休
中央に宝冠釈迦牟尼(ほうかんしゃかむに)仏像、脇壇には十六羅漢像を安置する知恩院三門。門の高さは約24mを誇り、楼上からは市内を一望! 10:00~15:40受付終了、特別公開期間は無休。800円
「霊山歴史館」特別展では、八重に「グッバイ、また逢わん」という言葉を残した新島襄の鶏卵紙写真の展示や、会津の武士道精神を紹介する映像作品を上映。1月3日~5月6日10:00~17:30(時期により変動)、4月15・22日休。700円。〔写真提供:霊山歴史館〕
戊辰戦争では銃を持って戦い、当時には珍しい男勝りな性格から、ときに「幕末のジャンヌ・ダルク」、ときに「烈婦」とも呼ばれた新島八重。興味深い八重ゆかりの地をメインに訪ねる旅、スタートは上京区寺町通の新島旧邸から。外観はコロニアルスタイルの洋風だが、造りの基本は和風寄棟というのが当時の時代背景を偲ばせる。邸宅内には八重愛用のオルガンや茶室も残り、八重が鍵盤を叩いている姿などを想像すると面白い。
ランチは、京都らしく浄土宗総本山知恩院(ちおんいん)の「和順会館」内のレストラン「和食 花水庵」で。京野菜などを織り交ぜた会席料理を堪能したら、「カフェ かりん」の知恩院ブレンド500円でティータイムが粋だ。 食後は、参道を東へ歩き、知恩院三門へ向かおう。現在、三門は楼上を特別公開中。楼上内部は仏堂となっており、天井や壁などに描かれた天女、飛龍など極彩色の世界にうっとり。
お次は、会津藩戦死者の墓地がある金戒(こんかい)光明寺へ。特別公開される大方丈では、八重が鶴ヶ城落城の際に城壁に刻んだという和歌を写した直筆の軸や、昭和初期に八重と各界著名人を会津藩墓地で撮影した写真などを特別公開!
最後は幕末ファンの聖地、「幕末維新ミュージアム 霊山(りょうぜん)歴史館」を見学。2013年5月6日まで開催の「会津の武士道 第1期 八重の時代」では、幕末・戊辰戦争や新島八重ゆかりの貴重な資料をドドッと公開。展示された幕末当時の連発式スペンサー銃を見て、八重の戦う姿を思い浮かべながら一言……やっぱり八重はかっこいい!
京都祇園の甲部歌舞練場(こうぶかぶれんじょう)に隣接する弥栄(やさか)会館では、能楽の系統をひくため少ない動きの中で豊かな表現をみせる優雅な京舞をはじめ、狂言、茶道、華道、琴など日本の伝統芸能を間近で鑑賞可能!
キャンペーン期間中は、「京の冬の旅パンフレット」持参で、大人3,150円が2,800円に割引きとなる。2013年3月3日までは金~日曜・祝日のみ、3月8日以降は毎日開催。18:00~、19:00~の2回公演。
明治の画家・川村曼舟(まんしゅう)が画室を構えた「旧曼舟邸」で、大日本茶道学会教授・三宅悦子先生監修のもとお茶会! その後は、手打ちそばや豆腐料理を盛り込んだ懐石をゆるりと味わえる。別途9,800円で着物レンタルも可能だ。
2013年2月1~3日、9日~11日、15~17日、23~24日、3月1~3日。11:00~13:30頃。3日前までに要予約(参加者4名未満の場合は不催行)。7,500円
200年以上の歴史を誇る金属工芸工房「竹影堂(ちくえいどう)」。同工房にて、現代の感性に合う金属工芸品を手掛ける古川雅恵さん(写真左)指導のもと、オリジナル根付作りにチャレンジ!
3cm角の銀の板を糸ノコで自分好みのデザインに切り抜き、携帯ストラップなどで使える自分だけの根付を作ろう。
2013年1月19日、2月23日、3月23日。10:00~12:30頃。4,800円
■ 紹介の厳選スポットをまわるならこれが便利!
■ 観光の問い合わせ
京都市観光協会●TEL.075-752-7070