『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
別府市
鉄輪(かんなわ)・亀川などに点在する熱気や熱湯、熱泥などが噴出する温泉噴出口を、昔から人々は地獄と呼んだ。写真の海地獄などを、路線バスや定期観光バスで巡りたい。
別府市
海に面した別府市には、写真の「潮騒の宿 晴海(せいかい)」などオーシャンビューの湯宿も点在。展望露天風呂で手足を伸ばせば、空や海と一体化した気分。
別府市
明礬(みょうばん)温泉にある岡本屋売店が元祖とされる地獄蒸しプリン。硫黄分を多く含んだ高温の温泉噴気で蒸すプリンは、苦味が効いたカラメルととろける舌ざわりが絶妙にマッチ。
中津市
天正16年(1588)に城造りの名手・黒田官兵衛が築城した中津城。築城当初の石垣が広範囲に現存する。金谷町や仲間町など土塀や格子戸が残る城下町散策も楽しんで。
別府市
鶴見岳山麓から標高1375mの山頂を結ぶ別府ロープウェイ。夏季は週末を中心にナイター営業もしているので、別府の夜景を一望するチャンス!
宇佐市
宇佐平野南部に位置する安心院(あじむ)町の、霧深い盆地でワインを醸す安心院葡萄酒工房。ブドウ畑と森に囲まれた醸造場や貯蔵庫は見学でき、カフェや試飲ショップも併設。
別府市
明治12年(1879)創建で、当初は竹屋根葺きの浴場だったことから竹瓦温泉の名に。今の建物は昭和13年(1938)築の豪華な唐破風(からはふ)造り。普通浴場と名物の砂湯でリフレッシュしよう。
国東市ほか
約450年前、キリシタン大名・大友宗麟(そうりん)が治世した豊後。今も県内には、日本人で初めてエルサレムを訪れたペトロ・カスイ・岐部の像が建つ記念公園など、キリシタンに関する史跡が点在。
日出(ひじ)町
日出城址から見渡せる別府湾の海中に湧く清水と、海水が混じる水域で育つマコガレイは、臭みがなくて甘みがあり、身がやわらかい。「城下かれい」の名で知られる高級魚。
杵築(きつき)市
杵築の城下町は南北の高台に武家が屋敷を構え、その谷間に商人街が形成されたサンドイッチ型の城下町。急勾配の酢屋の坂と塩屋の坂(写真)が風情あり。
別府市
自炊場を備える宿も多く、今なお湯治場の風情を残す鉄輪(かんなわ)温泉。毎週土・日曜・祝日の19~21時は湯けむりを幻想的にライトアップ。JR別府駅から車で約30分の湯けむり展望台が特等席。
豊後高田(ぶんごたかだ)市
天台宗や熊野信仰など多くの宗教が共存してきた国東(くにさき)半島。胎蔵寺(たいぞうじ)脇の山道と石段を上ると、そこには巨岩壁に刻まれた高さ約8mの不動明王と約6mの大日如来のお姿が!
姫島村
国東半島北側に浮かぶ姫島には、拍子水(ひょうしみず)といわれる炭酸水素塩冷鉱泉が湧く。それを利用した拍子水温泉では、大海原を眺めながらの入浴が最高!
博多・小倉方面から別府・大分への旅に便利なアーバンライナー。沿線の海をイメージしたブルーメタリックの883系(写真左)は、号車ごとに色が違う座席シートやパノラマキャビンが魅力的。白にブルーのラインが印象的な885系(通称・白いソニック、写真右)は、全席本革張りのハイバックシート、木を基調としたインテリアなど上質な車内空間で旅を盛り上げる。博多~大分間を最速2時間1分で結ぶ。
運転日:毎日
主な停車駅:小倉駅・中津駅・柳ヶ浦駅・宇佐駅・杵築駅・別府駅・大分駅
大分の温泉といえば、やはり別府。市内にある代表的な8つの温泉は別府八湯といわれ、昔から旅行客や地元民に愛されてきた。そのうちのひとつ観海寺(かいかんじ)温泉は、鎌倉時代に発見された古湯。江戸時代に編さんされた『豊後国志』には「景勝は壮観なので浴客が盛んに訪れている」と記された。海抜150m前後に位置するため、写真の杉乃井ホテルをはじめ眺望が自慢のホテルも! 宿の軒数4軒(別府市旅館ホテル組合加盟)。
TEL.0977-24-2828(別府市観光協会)
「杵築の食材にとことんこだわる」など5カ条を守りつつ、涼を感じる料理やスイーツを市内洋食屋からカフェまで23店舗がご提供。スタンプを集めて応募すれば、抽選でペア宿泊券が当たる期間限定のスタンプラリーも開催!
TEL.0978-63-0100(杵築市観光協会)詳細はコチラ
ツーリズムおおいた●TEL.0977-26-6250