2代目津山藩主・森長継(ながつぐ)が明暦年間(1655~1657)に造営した大名庭園で、京都御苑にある仙洞(せんとう)御所を模したものといわれる。幕末まで使者に謁見する対面所や、藩主の隠居所の庭園として使われた。小堀遠州流の作庭師を京都から招いて造った庭は、島の配置や植え込みなどに洗練された風雅な趣が漂う。
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