日帰りで“日本最大級の施設が備わる博物館をはしご”する旅は、列車旅にふさわしい「鉄道博物館」からスタート。同館は、大別するとヒストリーゾーンとラーニングゾーンに分かれる。
ヒストリーゾーンは、日本の鉄道が始まった明治時代初期から東北・上越新幹線開業までの歴史や変遷を、全36両の実物車両を交えて紹介。資料、写真をもとに実際に走っていた時代の様子も情景再現されており、当時の姿が想像しやすい。10月21日からは「こだま」や「ひかり」で使われた「初代0系新幹線車両」という新顔も登場したので、こちらもチェックを。
一方、ラーニングゾーンは各種体験学習が可能だ。台車の分解・組立が体験できる「車両工場ラボ」などで、鉄道の原理や仕組みを勉強しよう。
もう一つ、ぜひ見ておきたいのが「エントランスゾーン」2階にある日本最大級の鉄道ジオラマ。軌道総延長約1400mのレール上を車両が走る姿に、子供も大喜び!
さて、お次は群馬県の高崎に移動してランチタイム。高崎は小麦の生産量が多く、かつ新しいもの好きという気風からか、うどんではなくパスタが名物料理に。駅東口から徒歩10分の「スパゲッティー専科はらっぱ本店」で、トマトの酸味と甘さ、そしてニンニクが効いた「赤唐辛子とにんにくのトマトソース」(生パスタで1113円)を平らげる。「ウチのニンニクは青森県天間林産を使っており、匂いが気にならないと評判なんです」とは社長・岩田さんの弁だ。