『トレたび』は、交通新聞社が企画・制作・運営する鉄道・旅行情報満載のウェブマガジンです。
山梨リニア実験線に隣接するリニアの見学施設。館内では、現在進められているリニア実験の様子や、リニアの歴史、リニア中央新幹線の計画などが紹介されています。
3階は展望室になっていて、リニアを目の前で見ることができ、走行表示モニターでその速さを確かめることができます。1階には売店があり、リニア関連のお土産も豊富。入口にあるリニアの実物大模型は、中に入って車内の雰囲気を楽しむことができます。
展望室からリニアの走行を眺めることができる
鉄道100年を記念する事業の一環として、1972(昭和47)年にオープンした蒸気機関車専門の博物館。博物館の中心をなすターンテーブルと扇形庫は、蒸気機関車が集った往年の機関区を思わせます。7両ある動態保存機のうち、1両には必ず火が入れられ、開館日には敷地内の線路を往復します。
博物館入口に建っているのが、扇形車庫とともに準鉄道記念物に指定されている旧二条駅舎。その優雅なスタイルは昔と変わりません。
扇形車庫に勢揃いする蒸気機関車と、蒸機がダイナミックに向きを変える転車台は梅小路蒸気機関車館最大の魅力
山陰本線の旧二条駅舎をエントランスおよび資料展示館として活用
現存する最古の駅舎があることで知られる長浜。長浜鉄道スクエアは、この旧長浜駅舎を中心に、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館を加えた保存展示施設です。
北陸線電化記念館では、この地に働いた2両の機関車を保存展示。旧長浜駅舎と長浜鉄道文化館では、この地が、わが国の鉄道が発展を遂げてゆくなかで、どのような役割を果たしてきたかを解説しています。家族で楽しめるよう、模型、プラレールなども展示されています。
北陸線電化記念館で展示されているED70形とD51形
※この記事は、「鉄道ダイヤ情報」2008年10月号別冊附録を再構成したものです。
交通新聞社:鉄道ダイヤ情報
※掲載されているデータは平成20年10月現在のものです。