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夏の伊師浜(いしはま)海水浴場は大にぎわい!今年は7月18日から海開き。
伊師浜(いしはま)海水浴場近くにはウミウを捕(つか)まえる場所も。
かみね動物園で一番長く飼育されているアジアゾウ。
動物たちに近づけるエサヤリ体験は、子どもたちにも大人気。
芝生(しばふ)が広がる十王パノラマ公園はピクニックにもおすすめ。
展望台から日立を一望!
道の駅 日立おさかなセンターには、日立沖(おき)で獲(と)れた魚介類が並ぶ。
日立市の歴史を学んだきのぽんが、次に訪れたのは「日本の白砂青松(はくしゃせいしょう)100選」に選ばれた「伊師浜(いしはま)海水浴場」だ。
背中の緑がかった黒い毛が美しい鳥、ウミウ。全長80センチメートルほどの大きさで、首が長く、くちばしのつけ根は黄色い。ウミウを飼い慣らしてアユを獲(と)る漁法を「鵜飼(うか)い」といい、夏に岐阜(ぎふ)県長良(ながら)川や大分県三隈(みくま)川などで見ることができる。
ウミウは渡り鳥で、春は繁殖(はんしょく)のため北海道へ、秋は越冬のため九州へ移動するんだ。日立市の鵜(う)の岬(みさき)はウミウの休けい場として知られ、国内でただ一つ、ウミウを捕(つか)まえられる場所。毎年7~9月と1~3月の間だけ、その捕獲(ほかく)場を一般公開する。ウミウの生態やユニークな捕獲(ほかく)方法について、話を聞くことができるよ。
ここで捕(つか)まえられたウミウは、ウミウを飼い育てる鵜匠(うしょう)のもとで訓練を重ね、全国12カ所の川で行われる鵜飼(うか)いで活躍(やく)しているんだ。
ウミウの捕獲場一般公開 (2015年夏季)
期間:7月1日~9月30日 9:00~14:30
※雨天時に公開中止の場合あり
住所:茨城県日立市十王町伊師640(伊師浜国民休養地内)
問合せ:TEL.0294-22-3111(日立市観光物産課)
●詳しくはコチラ
続いて、海沿いを車で約20分ほど南下して、海が見える「かみね動物園」へ。きのぽんは、エサやり体験にチャレンジ。この動物園では、「おやつ・ごはんタイム」が決まっていて、ペンギン、ゾウ、サイなどのおとなしい動物に、エサをあげることができるんだ。きのぽんが選んだのはキリン。2階テラスに上がると、ちょうどキリンの顔の高さになり、柵(さく)越しに枝や葉っぱをあげた。「牛みたいな長い舌で、クルクルと葉っぱを巻き取って食べちゃった!」ときのぽん。ますます動物たちが好きになったみたい。
ひと足のばした「十王(じゅうおう)パノラマ公園」には、空飛ぶ円盤(えんばん)をイメージした展望台があった。らせん階段を登りつめて、てっぺんから太平洋を一望。水平線を見渡(わた)すと地球が丸いことがよく分かるよ。
寒流と暖流が交わる日立沖(おき)は、おいしい魚の宝庫。「道の駅 日立おさかなセンター」には地元の漁師や魚屋さんが選りすぐった、新鮮(しんせん)な魚介類がズラリと並んでいたよ。日立市の魚・さくらダコ(ミズダコ・ヤナギダコのこと)をはじめ、タイ、カツオ、ホウボウ、マトウダイなど、氷の上に置かれた魚は今にも動き出しそう。グゥ~ときのぽんのお腹の虫も騒ぎ出したところで、センター内の「みなと町横丁商店街」で、名物の「味勝手丼(みがってどん)」を味わってみることに。
から付きの生ウニから、ミズタコ、マグロ、ホタテ、赤エビなどのおさし身、シラスや玉子焼きなど、合計20~30種類の具材(1パック80~500円)が冷凍(れいとう)ケースに並び、好きな物だけを選んで、白飯の上に自分でトッピングするんだ。
あれもこれも食べたいという、うれしい悲鳴をあげながら、きのぽん流の「味勝手丼(みがってどん)」が完成。「おいしい、おいしい」と言いながら、ペロリと完食してしまった。ここではお店で購入した魚介類を海鮮浜焼きにして食べることもできるよ。
新鮮(しんせん)な魚を食べてお腹いっぱいになったきのぽんは、日立駅へ。
「あぁ~、楽しかった。日立の町の歴史を学べて、自然も満喫できて、今回のお出かけ大満足! 次は誰と来ようかなぁ……」
きのぽんは笑顔で特急「ひたち」に乗りこんだ。
白い砂浜と青松のコントラストが美しく人気が高い。この周辺はアカウミガメの産卵場所でもあり、太平洋側では最北の産卵場所として知られる。近くに「国民宿舎(しゅくしゃ)鵜(う)の岬(みさき)」と日帰り温泉「鵜来来(うらら)の湯」がある。
遊泳可能な期間:2015年7月18日(土)~8月16日(日)
住所:茨城県日立市十王町伊師
アクセス:JR常磐線日立駅から車で約25分
TEL. 0294-22-3111(日立市観光物産課)
高さ20mの展望台、長さ43mのアルミ製ローラー滑り台、リスの目線で森林体験できるリスの目木道、木製遊具などがあり、週末は家族連れで大にぎわい。ソメイヨシノをはじめ、ヒガンザクラ、ヤマザクラなど35種類約400本が植えられた桜の名所でもある。
住所:茨城県日立市十王町友部1085-6
アクセス:JR常磐線十王駅から車で10分
TEL. 0294-22-3111(日立市観光物産課) 詳しくはコチラ
遠く太平洋を望む小高い丘に、70種500頭の動物たちが暮らしている。ふれあい広場ではウサギ、モルモットなどに触(さわ)ることができる。入口すぐの掲示版に「おやつ・ごはんタイム」の時間が案内されるので、まずチェックしてから園内をめぐろう。
時間:9:00~17:00(11~2月は~16:15)
休:12月31日・1月1日
料金:大人510円、小人100円
住所:茨城県日立市宮田町5-2-22
アクセス:JR常磐線日立駅から車で10分
TEL. 0294-22-5586 詳しくはコチラ
地元の魚介類や水産加工品が買えるほか、「味勝手丼(みがってどん)」や海鮮浜焼きなどが味わえる「みなと町横丁商店街」、寿司、とんかつ、ラーメン店などを集めた「飲食グルメコーナー」もある。毎月第4日曜日には、グルメ屋台やセリ市などでにぎわうイベント「日立みなとマルシェ」を開催。
時間:9:00~18:00 ※店舗により異なる
休:1月1日(8月に臨時休業あり) ※店舗により異なる
住所:茨城県日立市みなと町5779-24
アクセス:JR常磐線大甕(おおみか)駅からひたちBRT10分のおさかなセンター下車すぐ
TEL. 0294-54-0833 詳しくはコチラ
全国105施設ある国民宿舎(しゅくしゃ)の中で26年連続、宿泊(しゅくはく)利用率1位を誇(ほこ)る。無色透明(とうめい)のナトリウム-硫酸塩(りゅうさんえん)温泉を注ぐ大浴場や客室からは太平洋が一望できる。夕食は旬の魚介類や常陸(ひたち)牛などを使った和洋食を別棟のレストランで。
1泊2食付き:大人ひとり9843円~
時間:チェックイン15:00~、チェックアウト~10:00
住所:茨城県日立市十王町伊師640
アクセス:JR常磐線十王駅から車で10分
TEL. 0294-39-2202 詳しくはコチラ
JR品川駅から常磐線特急「ひたち」で最速1時間42分の日立駅下車
日立市観光物産課 TEL.0294-22-3111
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