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本日も、列車で女子旅 vol. 14 福岡編

Day 1

糸島でめぐりあう、神さまのいる風景

壮大な海の風景と雑貨&カフェを求めてシーサイドドライブ

福岡県宗像(むなかた)市の沖ノ島が「神宿る島」として世界文化遺産に登録されたが、九州にはたくさんの神々がいらっしゃり、パワースポットも多く点在する。接し方はいろいろだけれど、神々を祀る心は同じように篤(あつ)い。福岡県糸島では鳥居が立ち、しめ縄のかかる夫婦岩の周辺で散策していても、地元民にはフツーなこと。ここには神さまのいる風景が当たり前にある。そして、手づくりされた器や料理、野菜にも、きっと神さまが宿っている。そう思えるほど個性がある。ワタシもこの旅で神さまと会おう。

10:00 糸島シーサイドドライブ

活気づく博多駅からレンタカーで約40分―海沿いのカフェやおしゃれな雑貨、糸島野菜など、女子注目度が高い糸島へ。「サンセットロード」をドライブすると、桜井二見ヶ浦の夫婦岩が見えてくる。櫻井神社宇良宮(うらのみや)のご神体だ。『魏志倭人伝』に伊都国(いとこく)として登場する糸島は、“自然”と“人”と“神さま”の距離感がほどよい。海の向こうに鎮座する神さまに心の内をそっと語ろう。

11:30 器と暮らしのもの Kurumianくるみあん

糸島にはクリエイターを引き寄せる“引力”があるみたい。そして、糸島に引き寄せされた作家たちの作品を買いたいのなら、ここ。陶器、ガラスの器、漆のお皿、オーガニックコットンのタオル……。こんな雑貨を使って生活したら。そう想うと乙女心がキュンとなる。Kurumianオリジナルのカッティングボードや耐熱鉢などもあり、ここでおみやげを買えば好感度アップ間違いなし!

インフォメーション
時間 12~16時、火~木曜休
アクセス 筑肥(ちくひ)線加布里(かふり)駅からタクシー15分

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13:00 伊都安蔵里いとあぐり

“手間ひま”をかけるのって大切なこと。御膳を食べながらそう実感する。食材だけでなく、タレやドレッシングもすべて自家製で無添加だという。今やブランド化している糸島野菜も、自然農法や無農薬、有機栽培など、地元生産者が手間ひまかけて作ったもの。古くからしょう油や酒造りに携わってきた「旧福寿醤油」の建物でいただけば、感謝もひとしおだ。

インフォメーション
時間

10~18時、第2火曜休

ランチは11時30分~14時30分(土・日曜・祝日は11~15時)
カフェは11時30分~17時

アクセス 筑肥線加布里駅からタクシー約11分

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17:00 もり七種ななくさ

8000坪の敷地にレストランが3つ、海エリアに鮨屋台と食事処。さて、部屋の数は? なんと7室しかないのだ。趣の異なる7つの部屋が緑豊かな敷地に点在している。天蓋(てんがい)のあるアジアンリゾート風のベッド、ジャグジー風呂、プライベート空間が感じられる庭……。もはや部屋ではなく、家。ここは「こんな家に住んでみたい!」がかなう場所なのだ。

インフォメーション
アクセス 鹿児島本線海老津(えびつ)駅から波津方面行きバス15分の手野(ての)下車、徒歩約5分

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